2016/03/30

こ、これは怪しい蘭です!



ラテン名: Scaphosepalum anchoriferum
 


こんな感じで、咲いていました。
 
花だけ見ると、蘭と認識できないほど妖艶な印象でした。ユニークな形だったので、色々なアングルから撮影すれば良かった、と後悔しています。

以前に紹介した猿顔の蘭、Dracula erythrochaeteも、同じ木に着生していました。珍しい蘭を二種も観察できたので、嬉しい一日となりました。
 
 


ラテン名: Epidendrum ramonianum(固有種)?
 


こんな感じで、咲いていました。
 
ネット検索で外見が良く似たイラストを、ようやく見つけました。ただ、その一枚しか存在しないので、同定は間違っているかもしれません。下位群Platystigmaまでは分かったのですが・・・・。

蝶もそうですが、蘭はそれ以上に画像資料が少ないので、同定は大変な作業です。牧草地の灌木に着生していました。
 


Stelis属の一種 
 


こんな感じで、咲いていました。
 
この属はよほどの特徴がない限り、種の同定ができません。たびたび知り合いの蘭学者に質問するのも気が引けるので、属名だけで「我慢する」ことにしました。
 
風が吹いていたので、撮影には苦労しました。この属としては比較的大きな花で、七ミリほどあります(通常は三~五ミリ)。
 


ラテン名: Sobralia chrysostoma
 


こんな感じで、咲いていました。
 
手持ちの図鑑には固有種と書かれていますが、隣国パナマでも記録されたようです。花の大きさは十二センチ以上、と参考資料に書かれています。
 
コスタリカの大型種は、盗掘されるのが当たり前です。しかし、以前にも書きましたが、この属は対象外と思われます。理由は単純で、「一日花」だからです。種によっては一日どころか、数時間で枯れてしまうそうです。
 
道端で撮影していると、一台の車が停まりました。若いヨーロッパ人の観光客が出て来て、何を撮影しているのかと聞かれました。そこで、この花が一日開花しただけで枯れてしまう蘭であると、説明しました。
 
以前に紹介したEpidendrum radicansも周囲に咲いていたので、それらも蘭であることを話しました。すると、奥さん(恋人?)と思われる女性を連れて来て、二人で嬉しそうに撮影し始めました。
 
盗掘がなければ、こうして誰もが楽しむことができます。やはり、そういった行為は許されないと思いました。
 
 
一枚目~四枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
五枚目~八枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
 
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
 

次回は息子が撮影した野鳥画像を紹介します。「プレッシャーもあったけれど、皆さんのために頑張って撮影しました」←本人談。見て下さいね~。ヨロシク(^○^)/

    

コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/