2016/05/21

昨年の十一月に見つけた蘭は、果たして新種なの?



新種の可能性がある、Epidendrum属の一種
 


こんな感じで、咲いていました。
 
昨年の11月に、人の出入りがない僻地で見つけました。エピデンドラムの仲間だとは、直ぐに分かりました。自宅に戻り色々と検索しましたが、似たような種が見つかりませんでした。

そこで知り合いの地元の蘭学者に、同定を依頼しました。過去に見たことがない。分からない。」と翌日に届いたメールに書かれていました。
 
彼はコスタリカの蘭だけでなく、南米種にも精通しています。その彼が見たことがないということは、新種の可能性があります。ただし、断定するためにはサンプルが必要だと言われました。サンプルと言われても、どこで見つけたかもハッキリと覚えていませんでした。

↓ 数ヶ月が経過

株が巨大で、花茎が二メートルを超える種だったので、運良く再発見できました。ただ、花が咲いておらず、仕方なしに葉と茎の一部を採集しました。そして、同日に蘭学者が働いているランケスター植物園に、サンプルを届けました。
 
 
結果はと言うと、花がないので同定には至りませんでした。11月には開花していると思うので、その頃に再訪問する予定です。ただ、とにかくシンドイ上り坂が続くので、そのことを考えると憂鬱になります。C= (-。- ) フゥー
 


ラテン名: Pleurothallis homalantha
 


こんな感じで、咲いていました。
 
巨木にはPleurothallis homalanthaがビッシリ着生していました(画像に写っている株は、ごく一部)。極小類でこれほどの群生を見たことは、過去にありません。
 


ラテン名: Lepanthes glicensteinii(固有種)
 


こんな感じで、咲いていました。
 
初めて見つけた時は薄暗い場所に咲いていて、綺麗に撮れませんでした。数カ月後に同じエリアで別株を見つけ、ようやく満足の行く画像が撮れました。
 
レパンセス属は固有種が多いので、見つける度にドキドキします。花の大きさは五ミリほどあります。
 


ラテン名: Ionopsis utricularioides
 


こんな感じで、咲いていました。
 
主に低地で咲いている蘭です。ツアーの宿泊先である保護区で見つけました。ラテン名からタヌキモの仲間である、Utricularia属と関連性があるのかもしれません
 
 
一~四枚目はリコーCX5で撮影
五~八枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
 
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
 
 
いつも沢山のコメント&ナイス!ありがとうございます。皆さん、良い週末を!\(^▽^)/

    

コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/