2016/09/14

野生蘭の違法販売は、やめてくれ~!!!



道端で平然と行われる、野生蘭の違法販売

長文ですが、できるだけ読んで下さい。私からのお願いです!m(._.)m

コスタリカでは蘭の盗掘が当たり前のように行われている、と何度か書きました。特に見栄えのする大型種が対象で、滅多に大型種を見かけない理由の一因だとも述べました。そして最も許せないのが、違法販売です。

野生蘭の販売が許可されている植物園などがあるそうなのですが、それ以外は違法とされています。知り合いのガイドいわく、見つかれば三年以下の懲役、または罰金が課せられるそうです。しかし、地方に行けば、当たり前のように売られています。

都心部ではなく、田舎で販売しているのが共通点です。このような場所では、警察の取り締まりが滅多にないと分かっているからなのでしょう。つまり、販売人は違法行為だと理解している、と私は考えます。

幹や枝から剥がされ、それこそ野菜でも売っているかの如く、箱に積まれた「商品」も見かけます。株は完全に乾き、既に衰弱しているケースも珍しくありません。

販売価格は園芸種の半額か、それ以下が一般的みたいです。ですから、ついつい買ってしまう人が、後を絶たないのでしょう(画像の赤い服を着た女性は、買いそうな感じでした)。

多くの民家の庭で野生蘭が飾られていることからも、自生地の個体数が減少していることは明白です。野にあるものは、野にあってこそ美しい。そう考える地元民は、私が願うほどは存在しないようです。

ちなみに、画像の違法販売人は、いつも息子らしき子供と商売をしています。まだ十歳くらいでしょうか。以前に野鳥の密猟を目撃した時も、親子でした。自分の子供を違法行為に巻き込むなんて、親として最低だと思います。



ラテン名: Prosthechea brassavolea



こんな感じで、咲いていました。

花の大きさが十センチ近くあるので、盗掘、違法販売の代表例です。掲載した露店でも売られていましたが、撮影時には売り切れになっていました。

ツアーで使用するロッジの庭にも見事な株が飾られているのですが、やはり森で見つけたのを持って来た、と所有者に聞いたことがあります。

そういった背景があったので、自然の中で見た時は感動しました。三十数メートルの高さに着生していたので、手付かずの状態だったのでしょう。この木が倒れたら、直ぐに姿を消すと思います(全部で五株が着生していた)。



ラテン名: Masdevallia chasei



こんな感じで、咲いていました。

いかにもダニがいそうな草地に入り込んでの撮影でした。早めに撮影を済ませたかったのですが、小雨や風で思うようにことが進みませんでした。

同日の午後、別株をもっと良い場所(状況)で見つけました「あの苦労は何だったの・・・・」と思わずにはいられませんでした。ガ━━(゚Д゚;)━━ン!



ラテン名: Pleurothallis pantasmi



こんな感じで、咲いていました。

家族旅行で宿泊した、ロッジの散策路で見つけました。全く別の場所ですが、半年以上も開花を待っていた株が存在していただけに、ようやく念願が叶った感じでした。ちなみに、低地に自生する着生蘭です。



ラテン名: Maxillariella foliosa



こんな感じで、咲いていました。

半開きのままで終わってしまうことが多い種で、満足の行く画像が撮れていませんでした。今までで見た中で、一番「開き具合」が良い感じでした。牧草地の杭や、散在する低木に着生しているのを見かけます。

一枚目~五枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
六枚目~九枚目はリコーCX5で撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。

EPIDENDRA-Global Orchid Taxonomic Network
Internet Orchid Species Photo Encyclopedia

    

コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/