コスタリカの長い冬休み、貿易風、アクシデント(ダディが遭難?)、息子の浮き輪なしでの泳ぎと家族旅行
家族旅行特集、その一
コスタリカの学校は夏休みより、冬休みの方が長かったりします。公立だと二ヶ月ほどあります。息子は妻が勤める私立の小学校ですが、冬休みは四十日以上も続きます。
前半、妻と息子はアメリカに里帰りしていましたが、後半は全員で貴重な時間を過ごすことができました(例年だと私はツアーで忙しい)。この時期は乾季に入っていて、東からの貿易風の影響を強く受けます。
ですから、首都圏を含む多くのエリアでは毎日が強風で、快適とは思えません。特に蘭撮影をしている私には、受難の時期と言えます。
先ずは風の影響を受けないであろう、太平洋側の低地に向かいました。観光シーズンなので、有名で綺麗なビーチは訪問客でウジャウジャ状態です。
人混みを避けるため、今回もマイナーなビーチを訪問しました。絵に描いたような美しさはないですが、人がまばらなので、リラックスできます。
お気に入りのホテルが近くにあって、プール、テニス、ビリヤード、ダーツ、ミニゴルフなどが楽しめます。今回で四度目の宿泊になりました。
観光シーズンになると、ホテルの宿泊料金が一気に高騰します。ここは通年リーズナブルな料金で、現地組の我々には有り難い存在です。
ホテルの直ぐ外に川が流れていて、野鳥だけでなく蘭も観察できます。
夕食前に河口で撮影しました。刻一刻と姿を変えるので、撮影が難しいですね。
新しくオープンしていたタイ料理の野外レストランです。キッチンはスクールバスの再利用だそうです。ここで食べたパットタイやグリーンカレーが美味しくて、再訪問を誓いました。
次に低地から、標高二千メートルほどの高地へ移動しました。有名なアレナル火山や湖が一望できましたが、予想通り風が強くて、蘭撮影に苦労しました。
世界的に有名なモンテベルデ保護区が近くにあるのですが、やはり観光客がウジャウジャいるので、マイナーなエリアで蘭を探しました。散策路ではほとんど人を見かけないので、純粋に自然を楽しめます。
保護区のお土産コーナーで、ケツァールを買いました。
ここでアクシデントがありました。昼食時に妻や息子と合流し、午後は四時頃に戻ると伝えました。それを妻は一時間後と勘違いして、二人はあてもなく森の中で私を探したそうです。妻いわく、息子は号泣して、常に「ダデイ~、ダディ~」と叫んでいたそうです。
その話を聞いて、胸が痛みました。そこで、予定を変更して、妻や息子が喜ぶ場所に移動することにしました。事前にホテル予約をしていなかったので、訪問先の変更は容易でした。
罪滅ぼしのため、有名な温泉リゾートのエリアに向かいます。強風が絶えず吹いているので、ウィンドサーフィンなどをしている人が結構いました。
元々、風がよく吹くエリアですが、今回は特に勢い良く回っている感じでした。
このエリアでもお気に入りのホテルがあって、温泉プールで楽しみました。ここも観光シーズンに伴う宿泊料金の変化がないので、有り難いホテルです。
ここで嬉しいことがありました。息子が初めて浮き輪なしで泳いだのです!水の中に顔を浸けることもできたので、ビックリでした。あれだけ水を怖がっていたのに・・・・。
ちなみに、同じエリアで有名なリゾートホテルとなると、一泊朝食付きで四、五万円します。しかもスタンダード・ルームの話しで、もっと高価な部屋もたくさん存在します。現地組の我々には高嶺の花です。もっとも、そんな場所に泊まってみたいとも思いませんけど・・・・。
旅行も最終日となり、ホテルでの朝食シーンです。早朝なので、テーブルもガラガラ状態です。朝食は定番の「コスタリカのお赤飯」、ガイジョ・ピント、エッグ、ベーコン、ハム、チーズ、フルーツ、ホットケーキ、甘い菓子パンなどでした。
チェックアウト後、妻と息子は豪華な温泉リゾートに日帰り訪問しました。昼は敷地内でバイキング料理を楽しんだそうです。私は国立公園で蘭探し、昼は手作りサンドイッチでした。この差は虚しい・・・・。(T△T)
二、六、十一、十二枚目はキャノン・パワーショットSX710HSで撮影
残りはキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
次回は旅行中に撮影した、野鳥の一部を紹介します。