セアオノスリ 小雨の中、傘を持ちながら撮りました!
普段、団体ツアーでは参加者全員が一緒に行動するのですが、この日は数時間のみ別れて行動しました。私がお客さんと戻って来た時に、別行動をされていたお客さんにセアオノスリがいると、教えていただきました。
そこで小雨の中、橋の近くの林縁に向かいました。いました、いました!普段は樹冠にいることが多いのですが、橋の上からほぼ目線で観察できました。ただ、片手で傘を持ちながらの撮影でしたので、少しピントが甘くなってしまいました。
このお客さんは私の知り合いのガイドに、この鳥を見せてもらったそうです。この保護区では日本人顔=私が連れて来たお客さん=鳥を探しているという方程式になるので、彼が親切に教えてくれたようです。
普段からコスタリカ人ガイドとの交流、情報交換などをしているので、こういった幸運に恵まれることもあります。しかし、その逆も然りです。同保護区でコノハズクのねぐらを一人のガイドに教えた後、その場が荒らされ、姿を消したことがあります。
ですから、情報交換も一長一短です。特に、最近ではガイドが案内した後に、カメラマンがその場に行き、営巣放棄などに繋がるケースがあります。
より良い写真を撮ろうと、周囲の灌木を引っこ抜き、谷底に捨てたお客さんが過去にいます。私がトイレに行っている最中に、起きた事件でした。
たまたま同じ場所にいた、アメリカ人女性に教えてもらったのです。「あなたが居なくなった後、そこの方が立入禁止エリアに入って、木を引っこ抜いて捨てたわよ」と。その後、ロッジのオーナーに平謝りしましたが、恥ずかったです。
大勢でケツァール(世界一美しいといわれている野鳥)を観察している最中に、堂々と有刺鉄線をくぐり抜け、より近くで撮影しようとしたヨーロッパ人もいました。ハチドリの餌台の前で、一日中フラッシュをたいているカメラマンも急増しました。
コスタリカでも、撮影マナーが問われる時代になりました・・・・。
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影