2015/04/01

対決!女王VS.偽女王


 

 
マダラチョウ属、ラテン名: Danaus gilippus thersippus 英名: Queen
 
牧草地の多いコスタリカでは、ジョウオウマダラは普通種です。都心部の空き地や、近所にある「バグ・パーク」でも姿を見かけます。英名は「女王」ですが、画像の個体はオスです。メスには後翅の黒い斑点がありません。
 

 

 
トラフマダラ属、ラテン名: Lycorea halia atergatis 英名: Tiger Mimic-Queen
 
ラテン名がLycorea cleobaea atergatisから変更されたようです。
 
トラフマダラは英名を直訳すると、「トラ模様のジョウオウマダラに擬態した蝶」になります。どちらかと言えば、ジョウオウマダラの擬態ではなく、トラ模様のトンボマダラの仲間に近い外見です。

ジョウオウマダラの擬態としては中途半端かもしれませんが、この模様は警戒色になります。アゲラタムから、アルカロイドという有毒な化学物質を取り込むそうです。ただ実験によると、一部の鳥には食べられてしまったとか。
 
トラフマダラは森林性が強く、普通は林内で出会いがあります(画像のように林縁に出ることもある)。もし擬態のモデルがジョウオウマダラであれば、生息する環境が異なるのは、不思議に思います。
 

 
オオカバマダラ属、ラテン名: Danaus plexippus plexippus 英名: Monarch
 
こちらは以前に息子が撮影したオオカバマダラです。北米では渡る蝶として有名ですが、コスタリカには厳しい冬が存在しないので、渡りません。ジョウオウマダラと同じく開けた場所を好むので、都心部でも普通種です。我が家のランタナにも飛来します。
 
リコーCX5で撮影
息子が撮影した画像のみソニーDSC-W1で撮影

    

コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/