コスタリカの蘭は、固有種がてんこ盛りです!
コスタリカは地続きということもあり、野鳥の固有種はわずか6種しかいません(3種は本土から約550km離れたココ島にのみ生息)。一方、蘭は毎年のように新種が発見されていて、固有種の宝庫となっています。
しかし、これらの固有種も、将来的には隣国パナマや南米で記録されるかもしれません。発見されていないだけだと推測しています。私みたいに蘭探しに夢中という人間は、ごく少数だと思うので・・・・。
今回は固有種のみを紹介します。
2枚目の画像で分かるように、大木に群生していました。過去に何度も見ているので、開花時期が長いようです。花の大きさは、5mmほどあります。
この日、国立公園で目新しい種に出会えませんでした。ところが国立公園外の道端で、スカフィグロティス属を3種見つけることができ、一気にホクホク顔になりました。(*^-゚)vィェィ♪
斜面に咲いていて、接写には高い位置でした。パワーショットの超望遠でも、極小類では大きく写せません。結局、斜面に登って撮りました。不格好な姿勢で撮ったので、筋肉痛になりました。(^▽^;)花の大きさは、5mmほどあります。
類似種のStelis tintinnabula(固有種)かもしれません。とにかく撮影に苦労しました。小雨が降っていて、風も吹いていました。画像では明るく見えると思いますが、林床は真っ暗でした。
低感度で撮影するとSSが1秒とかなので、三脚使用は必須でした。蘭撮影において、雨、風、不十分な光量の三重苦は、珍しくありません。←霧もあるので、四重苦でした。
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。