コスタリカの珍鳥と家族旅行
家族旅行特集、その一
冬休みも終わりに近づいたので、旅行に出掛けました。コロナにもかかわらず、ビーチに行きたいという妻の要望があり、不安を感じながらの旅でした。幸いなことに観光客は少なく、十分な距離を保つことができました。
今回の旅行では、ビーチ以外に、もう一つ目的がありました。
ある日、息子が野鳥図鑑のページをパラパラとめくっていました。
息子「ダディ、この野鳥を撮影したい」
私 「どれ?この鳥か~。コスタリカには百羽も存在しないんだよ。しかも乾季の今より、雨季の方が見つけやすい。どうしても見たいなら、この鳥が生息するエリアに旅行してみる?」
息子「うん」
こうして旅が始まりました。
今回の宿泊先は、「古き良きコスタリカ」的な雰囲気があるHacienda(ハシエンダ、スペイン語で荘園)でした。チェック・インが遅かったので、部屋の撮影などを忘れてしまいました。
部屋の前で撮影した、ズアカムクドリモドキです。編集ソフトで明るくできましたが、実際は薄暗い時間帯です。
私は三脚を使用しましたが、息子は手持ちです。シャッター・スピードが1/10なのに、なんとか撮れていました。私なら1/50でもブレてたかも・・・・?
早朝からホエザルがやかましく、目覚まし時計要らずでした。
早朝、夕方にはオジロジカが茂みから出て来ました。このエリアは熱帯乾燥林ですが、熱帯雨林でも稀に見かけます。ただし鬱蒼とした熱帯雨林での撮影は、非常に困難です。
げっ歯類のマダラアグーチです。カピバラと間違える観光客がいますが、カピバラはコスタリカには生息していません。
臆病なのですが、この個体は妙に人馴れしていました。野外レストランでの朝食時、目の前まで近寄って来ました(野生動物なので、餌を与えてはいけません)。
アカエリサボテンミソサザイです。全長18センチほどあり、ミソサザイとしては大型種です。互いに羽繕いをして、微笑ましいシーンを見せてくれました。
部屋の近くで、息子が巣を見つけたようです。
息子「ダディ、ダディ!巣を見つけたよ!カム・ヒア~」←息子は日本語が話せません。妻が米人ということもあり、家庭では英語を使用
敷地内で六種のインコ類を確認(声のみも含む)しましたが、撮影できたのはキエリボウシインコのみでした。(T_T)
スノーケリングを楽しみにしていた妻は、予想外の高い波にガッカリしていました。過去の訪問時は常に穏やかだったのに・・・・。乾季なのに、水の透明度もいまいちでした。
誰かが残していったウミガメです。後に波にのまれてしまいました。息子は横でコガメを作っていましたが・・・・。
砂浜で休んでいたら、目の前まで近寄って来たカンムリサンジャクです。雑食性が強いので、訪問客が残した食べ物などを期待しているのでしょう。
四~七、十枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
息子が撮りたい(見たい)と思った珍鳥とは?
次回に続きます。