大勢の観光客が訪問する保護区で、見たかった蘭を発見しました!
ラテン名: Ponthieva maculata
こんな感じで、咲いていました。
地生種でもあり、以前から見たかった蘭でした(初見は三年ほど前)。カラー・バリエーションが存在し、毛に覆われた花、茎が個性的です。花の大きさは三センチほどあります。
私の散策スタイルは、「とにかく人がいる場所を避ける」です。特に観光客が大挙するような人気エリアは、滅多に訪問しません。静かな森林を一人で歩くことが、最高の贅沢だと思っています。
この蘭を撮影したのは、世界的にも有名な保護区でした。人の往来が激しい場所だと、撮影に集中できません。「何を撮影しているのですか?」と何度も聞かれることがあります。
蘭は逃げませんが、野鳥とかだと撮影チャンスを逃しかねません。この時も観光客が幾度も通過し、落ち着いて撮影できませんでした。
ラテン名: Pleurothallis quadrifida
こんな感じで、咲いていました。
初見の蘭とは縁がない状況が続いていましたが、ようやく見つけました。\(^▽^)/極小蘭は接写できないと厳しいですが、ズームでなんとかなりました。
この時、ちょっとイラッとする出来事がありました。撮影していたら、家族連れが近づいて来ました。
地方のマイナーなエリアですが、サイクリングに来る地元民が結構います。お父さんがサイクリングに来たようなのですが、我々の横に来て休憩するのです。迷惑なことに、家族全員がマスクを着用していません。
「周りに誰もいないし、そこら中に休憩できるスペースがある。なのに、なんで近くに来るんだよ!」←独り言
息子も迷惑そうに、顔をしかめていました。
ちなみに、サイクリングに来る地元民ですが、誰一人としてマスクを着用していません!配慮に欠けていると思うのは、私が日本人だから?
ラテン名: Scaphyglottis bilineata
こんな感じで、咲いていました。
こちらも先月に初見でした。過去に撮影したと思っていたのですが、類似種と混同していました。取り敢えず、撮影しておく。大事なことですね。
ラテン名: Masdevallia rolfeana(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
撮影場所は、牧草地へ続く小道でした。周囲に大きな緑地もありません。ただし伐採後にも残された木があり、貴重な蘭を発見できることがあります。「こんな場所に、固有種のマスデバリアが!」花の大きさは七センチ近くあります。
意外な場所で、予期せぬ発見があります。ですから森林伐採、乱獲にも屈せず、蘭探しを続ける自分がいます。
全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。