2020/03/14

バリエーションだって?別種の蘭に見えちゃいます!

1a Epidendrum wercklei endemic

ラテン名: Epidendrum wercklei(固有種) 

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こんな感じで、咲いていました。

地味系が多いエピデンドラム属ですが、Epidendrum werckleiは魅力的だと思います。花の大きさは一センチほどしかありませんが、とにかく多くの花を咲かせます。これで大きな花を付ける種であれば、直ぐに盗掘されることでしょう。

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逆さまに咲いていたので、画像を180度回転させています(別株)。

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こちらは斑紋が少なく、未見種だと思いました。それでデータベースで調べたのですが、該当する種が見つかりませんでした。そこで知り合いの蘭学者に聞いたところ、Epidendrum  werckleiのバリエーションだと判明しました。

最初に撮影した株が、逆さまに花を付けていたこともあって、印象も異なりました。唇弁の形も違うような?見た目がソックリでも別種だったり、異なっても同種だったり、奥が深い世界です。

2a Pleurothallis angusta

ラテン名: Pleurothallis angusta

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こんな感じで、咲いていました。

頻繁に訪問する、国立公園のピクニック広場で見つけました。週末はバーベキューを楽しむ家族で賑わうので、そういう場所で撮影するのには勇気が要ります。撮影対象が小さいので、第三者には何を撮影しているかも分からないでしょうから・・・・。(^○^)

3a Systeloglossum acuminatum endemic or costaricense

ラテン名: Systeloglossum costaricense?

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こんな感じで、咲いていました。

類似種、Systeloglossum acuminatum(固有種)かもしれません。システログロッスム属は五種しか存在しません。にもかかわらず二種が良く似ており、識別に悩みました。結局、データベースを参照して、花の大きさで判断しました。 

4a Stelis argentata

ラテン名: Stelis argentata

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こんな感じで、咲いていました。

識別が最も難解なステリス属ですが、この種は図鑑やネット上の画像を頼りに同定しました。ただしカラー・バリエーション、類似種が多いので、知り合いの蘭学者に確認してもらいました。「ステリス属の一種」として掲載することが一般的なので、種レベルで分かって嬉しかったです。

一~四枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
五、六枚目はリコーCX5で撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


コスタリカでもコロナ・ウィルス感染者が急増しています。皆さんも不安な日々を送っているかと思いますが、負けないで下さい。良い週末を!\(^▽^)/

    

コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/