2019/12/19

疲労がピークに達した時に、この蘭を見つけました!

1a Scaphyglottis sigmoidea

ラテン名: Scaphyglottis sigmoidea

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こんな感じで、咲いていました。

四年ほど前に撮影しました。四駆でも入り込めない悪路で、途中から長靴を履いて歩きました。道は泥々、長靴で歩くのも容易でありませんでした。ヘトヘトになり、引き返そうかと思った時に見つけたのが、この蘭でした。

コスタリカでは橙色の蘭は希少で、嬉しい出会いとなりました。グアリアンセ属(旧カトレア属)に同色の種が存在するのですが、自然界で見ることは非常に困難とされています。国花蘭と同じく、ほぼ根絶やしにされてしまったからです。


知り合いの蘭学者でさえ、自然の状態で咲いている株を見たことないそうです。ホテルの庭や植物園では、よく見かけるのですが・・・・。

2a Octomeria valerioi

ラテン名: Octomeria valerioi

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こんな感じで、咲いていました。

田舎道の低木に、咲いていました。葉の形状がユニークだと思ったのですが、オクトメリアという初見の属でした。Octomeria costaricensisという別名もあり、最初に発見されたのがコスタリカだったようです。現在では隣国でも記録があり、固有種ではありません。

3a Lepanthes kleinii endemic

ラテン名: Lepanthes kleinii(固有種) 

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こんな感じで、咲いていました。

特別許可を得て、国立公園の立ち入り禁止エリアを歩いている時に見つけました。参考にしているデータベースから、園内で自生していることを知っていたので、ようやく見つけたという安堵感がありました。花の大きさは四ミリほどあります。

4a Telipogon gracilipes endemic

ラテン名: Telipogon gracilipes(固有種)?

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こんな感じで、咲いていました。

テリポゴン属は識別が難しい種が多く、知り合いの蘭学者に依頼しました。この属の研究はあまり進んでいないようで、たぶんTelipogon gracilipesだろうとのことでした。DNAレベルで調べないと、正確に同定できないのかもしれません。

一、二枚目はリコーCX5で撮影
三~六枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
七、八枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


    

コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/