2018/11/03

嫌な体験が続いていたので、この蘭の撮影は本当に嬉しかったです!

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ラテン名: Ada chlorops

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こんな感じで、咲いていました。

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見た目が個性的で、大好きな蘭です。

この蘭を初めて見つけたのは、三年前でした。残念ながら花が部分的に損傷していて、ブログに掲載できるようなレベルではありませんでした。一年後に再訪問したときには、既に盗掘されていました。

二度目の出会いは、たまたま立ち寄った食堂前の低木でした。ただし、木に植え付けられた株でした。「どうして、どいつも、こいつも盗掘ばかりするんだ!」本当に嫌な気分になりました。

三度目の正直で、ようやく願いが叶いました。見つけた時は小さな蕾を付けた状態で、開花するまでの三週間、何事もないことを祈り続けました。

アダ属は「スパイダー・オーキッド」の通称で知られるブラッシア属の派生で、コスタリカでは一種しか記録されていません。


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ラテン名: Masdevallia nidifica

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こんな感じで、咲いていました。

蘭探しを始めた頃から何度も観察しているので、マスデバリア属の中では最も平凡な種かもしれません。初めての出会いは雨中で、傘をさしながら頑張って撮影したのを記憶しています。

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Stelis属の一種

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こんな感じで、咲いていました。

ステリス属は識別がほぼ不可能なので、いつも諦めています。知り合いの蘭学者に画像を送っても、種名を限定できないケースがほとんどです(この属の研究が、十分に行われていない)。

ネット検索しても、「ステリス属の一種、あるいは仲間」と記載されてる画像が圧倒的多数です。その中には名無しの新種が存在するかもしれません。

557a Trigonidium riopalenquense

ラテン名: Trigonidium riopalenquense

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こんな感じで、咲いていました。

先月の家族旅行中に撮影しました。既に撮影済みだと思っていたら、類似種でした。知り合いの蘭学者に見分け方を教わり、識別の難しさを痛感しました。

トリゴニディウム属の花は個性的で、株を見なければ蘭と分からないかもしれません。海抜ゼロメートルでも観察できる、低地の代表的な蘭です。

ラテン名から初めて観察されたのは、メキシコのパレンケ地方(マヤの遺跡で有名)の川沿いかと思いました。ところがメキシコでは記録がなく、エクアドルのリオ・パレンケ保護区内で発見されたと分かりました。

ツアーの案内で数十回は訪問した保護区ですが、蘭を見た記憶すらありません。(^▽^;)今の私なら、同保護区で色々な蘭を見つけられるだろうな~。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


皆さん、良い週末を!\(^▽^)/

    

コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/