2018/09/16

蘭を探していると、嫌な思いばかりします!

先週の日曜日、私有保護区に出掛けました。去年ここで大きな花を付ける蘭を撮影したのですが、少し色褪せていました。

そこで今年は、少し早めの時期に訪問しました。綺麗に咲いていることを期待し、頑張って上り道を歩きました。そして目的地に到着、愕然としました。株がなくなっていたからです。

過去にも見守っていた二株が盗まれており、これで三度目となりました。三つの全く異なる場所で、短期間のうちに同じ種が消えているのですから、いかに盗掘者が多いことか!

落胆の一日となりましたが、これで終わりではありませんでした。帰路の途中、道端で違法販売人を見かけ、なんと同じ蘭が売られていました!

このことを知り合いの蘭学者に伝えたのですが、なんと同日に彼も嫌な思いをしていました。彼の仕事場がある町で、違法販売人を見かけたそうなのですが、過去に「商品」を押収され、逮捕された同人物だったそうです。

コスタリカは「犯罪者に優しい国」と言われています。罰金が大した額ではないので、改心せずに罪を犯し続けるのだとか・・・・。これが「環境保全国」、「エコツーリズム先進国」と謳われている、この国の現状です。

嫌な思いばかりするので、蘭探しをやめたくなります。ただ知り合いの蘭学者のプロジェクト(野生蘭の分布調査)に貢献したいこともあって、やめられない自分がいます。

今回は同保護区内で見つけた、蘭の一部を紹介します。

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ラテン名: Camaridium campanulatum

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こんな感じで、咲いていました。

この日、最初に見つけた蘭でした。花自体は三センチ未満で、それほど大きくはありません。ただし花は美しく、低い場所に着生していたので、いずれは盗掘されてしまいそうです。

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ラテン名: Ornithidium adendrobium

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こんな感じで、咲いていました。

この保護区は最も高いエリアでも、千メートルありません。なのに最上部へ行くと、樹木が矮小化しています。森林限界地点(約三千メートル)で見られる現象なだけに、いつも不思議な感じがします。ですから、蘭も見つけやすくなります。この株も目線以下で着生していました。

11a Maxillaria cryptobulbon

ラテン名: Maxillaria cryptobulbon

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こんな感じで、咲いていました。

倒木に着生していました。同じ木に少なくとも五種は着生していましたが、開花はこの株だけでした。類似種が多いので、知り合いの蘭学者に同定してもらいました。

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ラテン名: Dichaea hystricina

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こんな感じで、咲いていました。

水辺近くの薄暗い場所に、ひっそり咲いていました。この保護区は蚊が多いのですが、このエリアは特に酷く、妻や息子は同行を嫌がります。撮影していると、周りは蚊だらけになります。(^▽^;)

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


    

コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

12歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/