日本に同属が存在する蘭です!
ラテン名: Calanthe calanthoides
こんな感じで、咲いていました。
蘭に詳しい方であれば、カランセ属をご存知かもしれません。カランセの別名はエビネです。熱帯地方で自生しているエビネの仲間は、カランセと呼ばれているようです。
もっとも、見た目は日本のエビネと似ていませんよね?エビネの花は人型が多く、むしろエピデンドルムの仲間を彷彿させます。コスタリカ唯一のカランセで、花茎がストライプでオシャレに見えます。
ラテン名: Epidendrum piliferum
こんな感じで、咲いていました。
着生でも地生でもあり得る、エピデンドルムの仲間です。花が人型で、エビネみたいな印象を受けるかもしれません。撮影しようと思った途端に小雨が降り出し、傘を差しての撮影でした。
この属は地味な種が多く、そういった種は普通に見かけます。ただし大型で見栄えする種は、自然界からほぼ根絶やしになってるのが現状です。
ラテン名: Lepanthes hermansii(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
レパンセス属の花は、唇弁部の赤いアクセントが定番です。しかしLepanthes hermansiiは橙色でほとんど統一され、個性を感じます。偶然かもしれませんが、二輪で仲良く咲いている株を頻繁に見かけます。花の大きさは五ミリほどあります。
ラテン名: Trichosalpinx dura
こんな感じで、咲いていました。
国立公園の川辺で息子を遊ばせていた時に、偶然見つけました。二年近く前のことで定かではありませんが、風で撮影に苦労したと記憶しています。
七、八枚目のみキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
知り合いの蘭学者からの依頼で、撮影した際にGPSの記録を付けるようになりました。自然界に現存する蘭の分布を把握することが、保護に繋がるからだそうです。希少種であればあるほど大切なデータになるので、頑張って彼の研究に貢献したいと思っています。
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。