2017/12/15

花鳥風月(第3回)息子にとって、不運な日となりました!

蘭探しで高地に出掛けることが圧倒的に多い私ですが、久しぶりに低地を訪問しました(十月のお話です)。

十月から十一月の初旬にかけて咲く、小型の花があります(科も不明)。開花中はシジミタテハチョウ、シジミチョウの仲間が吸蜜に来ます。普段は樹冠部にいることが多い種も存在し、貴重な撮影ポイントになっています。

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こういう場所に、なかなかお目にかかれないシジミタテハチョウの仲間が、潜んでいたりします。葉裏に隠れていることが多く、林内は薄暗いので撮影は困難です。

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種数こそ少ないですが、低地にも蘭は存在します。樹冠部に着生していました。密林での散策に不慣れな観光客は、絶対に気が付かないと思います。花が咲いていなければ、なおさらのことです。私のようなガイドであっても、興味がなければ視界に入って来ないでしょう。

3 Dichaea acroblephara endemic

Dichaea acroblepharaという固有種の蘭です。赤ワイン色の花を咲かせます。中央に小さな蕾が見えるでしょうか?過去に開花状態で、撮影済みです。いずれ「野生蘭を求めて」の記事にて、紹介したいと思います。

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蝶が飛来する花の前に、到着しました。忙しく働いているハキリアリの姿が、目に付きました。動きが速いので、コンデジ撮影では上手く撮れません。次回は一眼で撮ってみたいですね。

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蝶の飛来を待っていると、ズアカエボシゲラの声が聞こえました。振り返ると、後方の木を登っていました。息子は車に何かを取りに行ってました。この画像を見せると、非常に残念そうでした。

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低地の林縁で見かける、赤いバナナです。サルやハナグマが食べているのを見かけますが、私は未体験です。

7a ニシキシジミタテハ属Sarota chrysusStolls Sarota

ニシキシジミタテハ属、ラテン名: Sarota chrysus 英名: Stoll's Sarota

今年が初見だったのですが、嬉しい再会となりました。前回の個体は、青い部分が擦れていたからです。これが本来の見た目です。この時も息子は別の場所にいて、撮影チャンスを逃しました。

注: シジミタテハチョウの仲間は、日本には存在しません。タテハチョウと、シジミチョウの中間に位置する存在だそうです。


7b Lamasina draudti Draudts Hairstreakヒメクジャクシジミ属

ヒメクジャクシジミ属、ラテン名: Lamasina draudti 英名: Draudt's Hairstreak

三年前にも、ほぼ同じ場所で吸蜜していました。撮影チャンスを逃し続けていたので、息子に撮らせたいと思いました。不運なことに、撮影する直前に飛ばれてしまいました。非常に美しいシジミチョウだけに、息子は悔しそうでした。

注: 三年前、私が撮影した画像です。


天候が悪化して、早めに帰宅しました。この日、息子は収穫ゼロでした。途中で機嫌を損ねて、アイパッドで遊んでいました。私同様、根気が足りないようです。(^○^)

仕事などで忙しくなり、今年は一度しか訪問できませんでした。来年は少なくとも二、三回は訪問したいと思いました。息子のリベンジを兼ねて・・・・?

最後の一枚のみキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

次回(クリスマス?)が、今年最後の投稿になります。

    

コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/