2017/11/27

エクアドルの蘭 日照り続きが、蘭の開花にも影響?&この国でも盗掘が・・・・

ヤフーブログから移行して、最初の投稿になります。 

エクアドル特集、最終回

エクアドルは世界最高峰の蘭の宝庫で、コスタリカを軽く凌駕します。現在まで4,200種以上が記録されていて、学者の推定では最終的に5,000種に及ぶとされています。

高地とは思えない日照り続きだったせいか、前回訪問時のように多くの開花した種を見つけることができませんでした。

友人が経営するロッジ近くの村落では、見栄えする蘭があちこちで飾られていました。ツアーの運転手は「エクアドル人は蘭の盗掘はしない」と話していましたが、コスタリカと同じだと分かりました。悲しい現状を目の当たりにして、落胆しました。

15aa cyrtochilum ionodon

ラテン名: Cyrtochilum ionodon?

15b.jpg

こんな感じで、咲いていました。

シルトキルム属は、アンデス地方に150種ほど記録されているようです。オンシジューム属の派生で、コスタリカには存在しない属です。このような蘭が手の届く範囲にあれば、同国では直ぐに盗掘されます。エクアドルでは、コスタリカほど盗掘が酷くないことを祈ります。

参考にしているデータベースではペルーの固有種となっているのですが、後に隣国エクアドルでも記録されたようです。在住している研究者(?)が全く同じ種を、同エリアで撮影しています。花の大きさは五センチほどあります。

16a Cyrtochilum trifurcatum endemic 55cm

ラテン名: Cyrtochilum trifurcatum(固有種)

16b.jpg

こんな感じで、咲いていました。

こちらもシルトキルム属で、前回訪問した時も別種を撮影していました。この属はアンデス地方を代表する蘭なのかもしれません。花の大きさは五センチ半ほどあります。

22a Maxillaria acuminata

ラテン名: Maxillaria acuminate

22bb.jpg

こんな感じで、咲いていました。

切り株に着生しているようでした。道端の低木でも何度か見かけたので、開花のピークだったようです。

32a Telipogon hausmannianus

ラテン名: Telipogon hausmannianus

32bb.jpg

こんな感じで、咲いていました。

標高2,800メートルくらいのエリアで見つけました。コスタリカでは、三千メートルを超えるエリアでも同属別種を見かけます。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。

    

コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/