2015/12/19

盗掘者に負けずに、これからも蘭探しを頑張ります!

長文ですが、できるだけ読んで下さい。私からのお願いです!m(._.)m
 
最近になって、コスタリカでも蘭の盗掘が、深刻と思うようになりました。自生地近くの民家を注意して見ると、当たり前のように野生種が飾られています。酷いエリアだと、あちこちの家で目に付きます。
 
十月末に、親子による野鳥の密猟シーンを目撃した、という記事を書きました。先日、別の二人組が蘭の盗掘をしている場面を、同じエリアで見かけました。大きなポリ袋を四つ持ち、幹に着生している無数の蘭を根こそぎ盗っていました!
 
 
ここには数百株の蘭が着生している、大きな倒木がありました。訪問ごとに何か開花していないかチェックしていたのですが、あらゆる着生植物がなくなっていたので、おかしいと思いました。
 
また、開花を楽しみにしていたアダ属の株も、同エリアから消えていました。そして、この二人組の行動を見て、直ぐにピンと来ました。どんな花が咲くか分からないので、取り敢えず、全て盗って行くつもりだったのでしょう。
 
帰宅途中には、道端で野生蘭を売っている馬鹿者も見かけました(勿論、違法行為です!)。このような路上販売は地方では珍しくなく、何度も目撃しています。地元民のモラルの低さには、ウンザリしています。

野生蘭を探すようになり、一年が過ぎました。大型種を滅多に目にしない理由は、盗掘だと痛感しています。私の憧れの種が、民家の庭で咲いていたこともあります。ただ、そういった場所で咲いている個体は、一切撮る気がしませんし、ブログで紹介するつもりもありません。
 
これからも自分の足で歩き、自分で見つけた「本当の意味での野生蘭」を紹介していきたいと思います。そういった現状を踏まえて見ていただけると、私としては嬉しいです。
 
数十年前は国花を含めた大型種が、当たり前のように咲いていたはずです。そんな光景を一度でもいいから、見たかったです。来年も盗掘なんかに負けないぞ~。
 


ラテン名: Cyrtochiloides ochmatochila
 


こんな感じで、咲いていました。
 
蘭ならではの造形美だと思いました。現在はシルトキロイデス属ですが、以前は皆さんにもお馴染みのオンシジューム属でした。このタイプとしては、コスタリカで最も美しい種かもしれません。
 
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
 


ラテン名: Lankesteriana cuspidata
 


こんな感じで、咲いていました。
 
去年に属名が変更されたようで、以前はスペクリニア属でした。高速道路脇の小道にヒッソリ咲いていて、人目に付くこともないと思いました。
 
リコーCX5で撮影

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ラテン名: Epidendrum rigidiflorum
 


こんな感じで、咲いていました。
 
エピデンドラムの仲間には、逆さまに咲く種が結構あります。画像を反転させて掲載することも可能ですが、微妙に違和感を覚えます。なんで、逆さまに咲くのでしょう?
 
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
 


ラテン名: Elleanthus glaucophyllus
 


こんな感じで、咲いていました。
 
「熟した花」は徐々に赤紫になります。全体的には大きくて見立ちますが、小さな花が密集して咲くためか、盗掘の対象外なのかもしれません。適切な標高であれば、あちこちで見かけます。着生している時もあれば、地生の場合もあります。

キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
 
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
 

皆さん、良い週末を!\(^▽^)/

    

コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/