2021/01/30

ズグロハゲコウ 息子が目的を達成し、安堵感に包まれました!

家族旅行特集、最終回

前回の続きです。

注: 息子が見たい(撮りたい)鳥は某国の国鳥と書きましたが、私の勘違いです。σ(^_^;)

営巣木でも観察できず、再び車で移動しながら探すことになりました。


三十分くらい経ったでしょうか。ようやく安堵の胸をなでおろす、瞬間が来ました!

1_20210130020534b3a.jpg

ズグロハゲコウです。コスタリカには80~90羽しか残存しないと記述があります。五年前の調査になりますが、国内で記録された四十の巣のうち、確認された雛は六羽のみとか・・・・。

息子は興奮気味に撮影を始めました。ビーチ帰りなので、海パンにサンダル姿です。w(゚o゚)w

私 「コスタリカでズグロハゲコウを撮影した11歳児も珍しいと思うけど、海パンにサンダル姿での撮影は世界初かもね~
息子「ダディ、静かに!飛んじゃったら、どうするの!」
私 「あっ、すみません・・・・」

こういう状況での息子の集中力は、あなどれないものがあります。

被写体が大きいので、撮影は容易だと思われるかもしれません。ところが、三脚が倒れるのではないかと心配になるほどの強風が、絶えず吹いています。

このエリアは乾季になると、毎日強い風が吹き荒れます。三脚を使用しても、微妙に振動しています。←そのせいか鮮明な撮影はできていません。

おまけに、黒い顔に白い体の配色は、露出が難しい!サンサンと降り注ぐ太陽の下、適正露出も分からず撮り続けました。強風でなければ、目一杯ズームして、顔だけ撮影とか面白かったかも?

2_202101300355493e1.jpg

3_202101300205532b4.jpg

水鳥としては大型のアメリカトキコウ、ダイサギが小さく見えます。

4_20210130020553756.jpg

野鳥というより、ジュラ紀の怪鳥?

5_2021013002060087a.jpg

6_20210130020600990.jpg

羽繕い後、羽が嘴に付着したままです。鬱陶しくないのかな~。

7_20210130020600468.jpg

とにかく、目が写っているかが心配でした。

8_20210130020600c0f.jpg

やはり営巣木のペアなのかな~。

9_20210130020600e4c.jpg

10_202101300206006eb.jpg

上の二枚は息子が撮影しました。これらの画像はオンライン授業を通じて、担任の先生や生徒さんに見てもらったようです。

私 「撮影できて良かったね。家族三人だけでジックリ観察&撮影できたし、幸運だった」
息子「ダディ、ありがとう!目的を達成できたよ!」「アー・ユー・ハッピー?」
私 「ダディもハッピーだよ。綺麗に撮影できたかは、微妙だけどね」

営巣木での観察&撮影は実現しませんでしたが、息子の願いが叶ってホッとしました。

ズグロハゲコウは国内で最も背が高い鳥(最大種)で、図鑑に132センチと表記されています。息子とどちらが高いのか?そう思って計測したところ、153センチありました。「えっ、もう150センチ超え!?」息子の成長を感じた瞬間でした。

その夜、海パン姿で撮影していた息子は、ゆでダコのようになっていました。(゚∀゚)

最後の二枚はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

皆さん、良い週末を!\(^▽^)/

関連記事
    
2021/01/26

アメリカトキコウ、タニシトビなど 息子の願いは叶うのか!?

家族旅行特集、第二回

前回の続きです。

息子が見たい(撮りたい)鳥は、某国の国鳥です。そこでは容易に観察できると思いますが、コスタリカでは事情が異なります。

追記: 私の勘違いで、国鳥ではありません。

コスタリカ国内の残存数は80~90羽と言われているからです。いくら生息エリアにいるとはいえ、その数では運の要素が強く影響します。

1a_20210126010049232.jpg

ホテル近くの草地で、アメリカトキコウ(ダイサギのおまけ付き)の群れを見つけました。

私「ここなら一羽くらいいるかも・・・・」

1b_20210126010049531.jpg

草地に姿は見当たりません。

私「木陰で休んでいる群れの中にいるかも・・・・」

2_20210126010027ce7.jpg

やはり見当たりません。

3_2021012601002869a.jpg

私がターゲットの鳥を探している間に、息子が撮影しました。以前より飛翔姿の撮影に意欲的です。飛翔姿の撮影に関しては、息子に先を越された感があります。(T_T)

移動して、今度は農耕地を探しました。

4_20210126010032b35.jpg

やはり見当たりません。

私「乾季で水がないから、簡単にはいかないな~」

今度は湿地帯のある国立公園に移動しました。

私「ここが一番チャンスあると思う。過去に何度か観察しているから・・・・」

ところが、湿地に到着してビックリしました。ウジャウジャ水鳥がいるはずなのに、数えるほどしかいません。

たまたま通過したパーク・レンジャーによると、水草が育ち過ぎて、今は数が少ないとか・・・・。マジカ~!?w(゚o゚)w

5_20210126010032342.jpg

タニシトビの若鳥です。どうせなら、漆黒の成鳥が撮りたかったな~。強風が絶えず吹いていて、撮影するのも大変でした。

流石の私も焦りを感じ始めました。明日は見つかりますように・・・・。


翌日はビーチに行く予定となっていました。

ビーチ訪問後、再び農耕地で探すことにしました。

今日も見当たりません。

仕方がないので、働いていた方々に聞いてみました。

私「この鳥を探しているのですが、見たことありませんか?」図鑑を見せました。
農民A「あるよ。雨季に農地が湿ると、よく飛来するから。乾季はほとんど見ないかな~」
農民B「でも、この近くにあるセイバの木に巣があるよ
私「えっ、どこですか?場所を教えて下さい!」

お礼を述べて、巣のある場所に直行しました。

6a_20210126010036178.jpg

私「あれだな、きっと。セイバが一本だけあるから」

6b_20210126010045665.jpg

ところが巣はあったのですが、鳥の姿は見えません。それどころか、巣の上にイグアナがいました。←直ぐに、いなくなりましたが・・・・。

私「まさか、イグアナが卵を食べちゃって、営巣を諦めちゃったとか?」ガ━━(゚Д゚;)━━ン!

しばらく待ったのですが、移動することにしました。雛がいるわけでもなく、時間的にも飛来する予感がしませんでした。なにより巣にいたイグアナが、全てを物語っているような・・・・?

つがいが近くにいるかもしれないと思い、再び周辺の農耕地を探すことにしました。

四枚目のみキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

次回に続きます。

関連記事
    
2021/01/20

コスタリカの珍鳥と家族旅行

家族旅行特集、第一回

冬休みも終わりに近づいたので、旅行に出掛けました。コロナにもかかわらず、ビーチに行きたいという妻の要望があり、不安を感じながらの旅でした。幸いなことに観光客は少なく、十分な距離を保つことができました。

今回の旅行では、ビーチ以外に、もう一つ目的がありました。

ある日、息子が野鳥図鑑のページをパラパラとめくっていました。

息子「ダディ、この野鳥を撮影したい」
私 「どれ?この鳥か~。コスタリカには百羽も存在しないんだよ。しかも乾季の今より、雨季の方が見つけやすい。どうしても見たいなら、この鳥が生息するエリアに旅行してみる?」
息子「うん」

こうして旅が始まりました。

1_20210120083345aff.jpg

今回の宿泊先は、「古き良きコスタリカ」的な雰囲気があるHacienda(ハシエンダ、スペイン語で荘園)でした。チェック・インが遅かったので、部屋の撮影などを忘れてしまいました。

2a_20210120083344db4.jpg

2b_2021012008334561b.jpg

部屋の前で撮影した、ズアカムクドリモドキです。編集ソフトで明るくできましたが、実際は薄暗い時間帯です。

2c_20210120083346696.jpg

私は三脚を使用しましたが、息子は手持ちです。シャッター・スピードが1/10なのに、なんとか撮れていました。私なら1/50でもブレてたかも・・・・?

早朝からホエザルがやかましく、目覚まし時計要らずでした

3a_20210120083346a45.jpg

3b_20210120083351424.jpg

早朝、夕方にはオジロジカが茂みから出て来ました。このエリアは熱帯乾燥林ですが、熱帯雨林でも稀に見かけます。ただし鬱蒼とした熱帯雨林での撮影は、非常に困難です。

4a_202101200833525d5.jpg

4b_20210120083352c26.jpg

げっ歯類のマダラアグーチです。カピバラと間違える観光客がいますが、カピバラはコスタリカには生息していません。

臆病なのですが、この個体は妙に人馴れしていました。野外レストランでの朝食時、目の前まで近寄って来ました(野生動物なので、餌を与えてはいけません)。

5a_20210120083354203.jpg

アカエリサボテンミソサザイです。全長18センチほどあり、ミソサザイとしては大型種です。互いに羽繕いをして、微笑ましいシーンを見せてくれました。

5b_2021012008333370b.jpg

部屋の近くで、息子が巣を見つけたようです。

息子「ダディ、ダディ!巣を見つけたよ!カム・ヒア~」←息子は日本語が話せません。妻が米人ということもあり、家庭では英語を使用

6_20210120083336c03.jpg

敷地内で六種のインコ類を確認(声のみも含む)しましたが、撮影できたのはキエリボウシインコのみでした。(T_T)

7_202101200833377f4.jpg

スノーケリングを楽しみにしていた妻は、予想外の高い波にガッカリしていました。過去の訪問時は常に穏やかだったのに・・・・。乾季なのに、水の透明度もいまいちでした。

8_20210120083343422.jpg

誰かが残していったウミガメです。後に波にのまれてしまいました。息子は横でコガメを作っていましたが・・・・。

9_20210120083344c68.jpg

砂浜で休んでいたら、目の前まで近寄って来たカンムリサンジャクです。雑食性が強いので、訪問客が残した食べ物などを期待しているのでしょう。

四~七、十枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

息子が撮りたい(見たい)と思った珍鳥とは?

次回に続きます。

関連記事
    
2021/01/12

未見のシジミタテハを求めて、再訪問したけど・・・・。

昨年の十月、未見のシジミタテハを期待して、お気に入りの蝶スポットを訪問しました。しかしながら、シジミタテハに関して言えば、初見ゼロの残念な結果となりました。


それでも諦めきれず、翌月に再訪問しました。

1_202101112354456ba.jpg

ニシキシジミタテハ属、ラテン名: Sarota chrysus 英名: Stoll's Sarota

まだ花は咲いていましたが、初見どころかシジミタテハは、この一頭しか飛来しませんでした・・・・。

飛び去る感じもなく、色々なアングルで撮影することができました。この蝶に慰められた一日でした。(T_T)

2_20210111235448e10.jpg

チュー、チューと吸蜜しています。

3_202101112354489d5.jpg

正面から見ると、モンスター?

4_20210111235449685.jpg

このアングルで蝶の撮影は初めて?

5_2021011123545629f.jpg

初見ではないけど、満足のいく撮影ができました。

下の二種は、ここでは常連のタテハの仲間です。

7_202101112355025c7.jpg

6_20210111235502926.jpg

キオビマダラ属、ラテン名: Melinaea lilis imitata 英名: Mimic Tigerwing

8_20210111235504f98.jpg

トンボマダラ属、ラテン名: Ithomia diasia hippocrenis 英名: Diasia Clearwing

初見のシジミタテハなしで、年越しするのかな。虚無感に包まれた私・・・・。(ノ_<)
翌週、近郊にある国立公園を訪問したところ、ようやく初見のシジミタテハを観察することができました。\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

9 Monethe albertus rudolphus Yellow-patched Metalmark

マルモンシジミタテハ属、ラテン名: Monethe albertus rudolphus 
英名: Yellow-patched Metalmark 

ラテン名がMonethe rudolphus rudolphusから変更されたようです。

高い場所にいたので、鮮明に撮れませんでした。手持ちの図鑑によると、著者は生きた個体を見たことがないそうです。コスタリカでは珍種かもしれません。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

関連記事
    
2021/01/05

シロエリハチドリ、ハイバラエメラルドハチドリ、リスカッコウ 息子に私のカメラを使わせてみました!

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。


一眼が不具合を起こして、使えなくなったときのことです。ハチドリの撮影をしていて、息子は横で見学していました。

息子「僕も撮影したいな・・・・。」
私 「ダディのカメラで撮影してみる?」
息子「うん。ありがとう!」

1_20210105011413ba9.jpg

シロエリハチドリ

2_2021010501141906f.jpg

ハイバラエメラルドハチドリ

息子「うわ~、こんなに大きく撮れるんだ!」
私 「花がアクセントになって、いい感じに撮れたね」
息子「カメラ交換して欲しいな~!」
私 「交換って、一眼もう使えないんだけど。修理代も高いから・・・・」←バッテリーが原因だったみたいで(?)、再び起動するようになりました。\(^o^)/

3_20210105004522384.jpg

リスカッコウ

昨日、我が家のバルコニーから撮影しました。久しぶりに一眼で撮影したのですが、ピンあまでした。ISOあげて、もっとSSを稼ぐべきだったと後悔・・・・。(T_T)

「やはり一眼は息子に任せて、パワーショットで撮影しよっと。そうじゃないと、マクロで極小蘭の撮影もできないし・・・・」←独り言

一、二枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで息子が撮影
三枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影

関連記事
    

コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

12歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/