2020/12/30

花鳥風月(第23回)犬二匹をお供に、私有地で散策しました!

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敷地内の滝

家族旅行の際、妻と息子を滞在先のロッジに残し、散策に出掛けました。今回の舞台は私有地で、目的は「ある蘭」が開花しているかを確認することでした。

四年前に訪問した際、その蘭を見つけました。大きな蕾を付けていたのですが、開花する前に帰宅しなければなりませんでした。車で七時間ほど掛かるエリアなので、容易に再訪問できません。非常に残念でなりませんでした。

ようやく再訪問することができたのですが、残念ながら株は姿を消していました・・・・。←懸念していた通り。

しばらく茫然となりましたが、諦めずに別株を探すことにしました。

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林内に入ろうとすると、オーナーの犬二匹が後をついて来ます。「これじゃ、散策に集中できないよ・・・・」(←途中でいなくなったりしたので、最低限の撮影はできました)

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ラテン名: Prosthechea fragrans

芳香で知られている蘭のはずなのですが、匂いに気付きませんでした。高い場所に着生していたから?

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ムナジロマイコドリ

薄暗い場所で、撮影には苦労しました。枝のキノコが可愛らしい?辺りは求愛場だったようで、あちこちで「パチッ、パチッ」と音が聞こえました。

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よく見かける大型のキノコですが、名前が分かりません。

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散策路で、一番目立つ大木でした。どれくらいの蘭が、着生しているのかな~。

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サンショクキムネオオハシ

尾が短くて、カンガルーのようにピョン、ピョン跳ねていました。何があったのでしょう?

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ラテン名: Dichaea panamensis

板根の近くに着生していました。上ばかり見ていると、見逃してしまいます。低地で普通に見かける蘭です。

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葉を見たときに「探し求めていた蘭」かと思ったのですが、バルブ(偽球茎)を見てガッカリ・・・・。それでも貴重なゴンゴラ属です。

結局、林内で別株を見つけることは、できませんでした・・・・。

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ラテン名: Bothrops asper

通称fer-de-lance、最も猛毒なヴァイパーの一種です。低地だと毒蛇がいるので、蘭探しも気が抜けません。

近くに病院もない僻地です。一人で散策していて、咬まれたら・・・・。(ll゚Д゚)

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

いつも、ご訪問ありがとうございます。これが今年最後の投稿になります。皆様、良いお年をお迎え下さい。

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2020/12/22

大勢の観光客が訪問する保護区で、見たかった蘭を発見しました!

1a Ponthieva maculata

ラテン名: Ponthieva maculata

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こんな感じで、咲いていました。

地生種でもあり、以前から見たかった蘭でした(初見は三年ほど前)。カラー・バリエーションが存在し、毛に覆われた花、茎が個性的です。花の大きさは三センチほどあります。

私の散策スタイルは、「とにかく人がいる場所を避ける」です。特に観光客が大挙するような人気エリアは、滅多に訪問しません。静かな森林を一人で歩くことが、最高の贅沢だと思っています。

この蘭を撮影したのは、世界的にも有名な保護区でした。人の往来が激しい場所だと、撮影に集中できません。「何を撮影しているのですか?」と何度も聞かれることがあります。

蘭は逃げませんが、野鳥とかだと撮影チャンスを逃しかねません。この時も観光客が幾度も通過し、落ち着いて撮影できませんでした。

2a Pleurothallis quadrifida

ラテン名: Pleurothallis quadrifida

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こんな感じで、咲いていました。

初見の蘭とは縁がない状況が続いていましたが、ようやく見つけました。\(^▽^)/極小蘭は接写できないと厳しいですが、ズームでなんとかなりました。

この時、ちょっとイラッとする出来事がありました。撮影していたら、家族連れが近づいて来ました。

地方のマイナーなエリアですが、サイクリングに来る地元民が結構います。お父さんがサイクリングに来たようなのですが、我々の横に来て休憩するのです。迷惑なことに、家族全員がマスクを着用していません。

「周りに誰もいないし、そこら中に休憩できるスペースがある。なのに、なんで近くに来るんだよ!」←独り言 

息子も迷惑そうに、顔をしかめていました。

ちなみに、サイクリングに来る地元民ですが、誰一人としてマスクを着用していません!配慮に欠けていると思うのは、私が日本人だから?

3a Scaphyglottis bilineata

ラテン名: Scaphyglottis bilineata

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こんな感じで、咲いていました。

こちらも先月に初見でした。過去に撮影したと思っていたのですが、類似種と混同していました。取り敢えず、撮影しておく。大事なことですね。

4a Masdevallia rolfeana endemic

ラテン名: Masdevallia rolfeana(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

撮影場所は、牧草地へ続く小道でした。周囲に大きな緑地もありません。ただし伐採後にも残された木があり、貴重な蘭を発見できることがあります。「こんな場所に、固有種のマスデバリアが!」花の大きさは七センチ近くあります。

意外な場所で、予期せぬ発見があります。ですから森林伐採、乱獲にも屈せず、蘭探しを続ける自分がいます。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。

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2020/12/16

今年も再訪問しましたが、ほぼ同じ顔ぶれにガッカリ・・・・(後編)


1a Rhetus periander naevianus Periander Metalmark ツバメシジミタテハ属

1b ツバメシジミタテハ属、ラテン名: Rhetus periander naevianus 英名: Periander Metalmark

ツバメシジミタテハ属、ラテン名: Rhetus periander naevianus 
英名: Periander Metalmark

注: 上下の画像は、別々の個体です。

この時期に訪問すると、かならず飛来します。非常に美しいシジミタテハですが、当たり前のように登場するので、以前のような感動もなし・・・・。 

2 Chalybs属(和名なし?)、ラテン名: Chalybs janias 英名: Janias Greenstreak

Chalybs属(和名なし?)、ラテン名: Chalybs janias 英名: Janias Greenstreak

小型で可愛らしいシジミチョウですが、やはり常連で、出会いの喜びもなし・・・・。でも足の色はオシャレ? 

3 ヒメアメリカカラスシジミ属、ラテン名: Ministrymon una scopas 英名: Pale Ministreak

ヒメアメリカカラスシジミ属、ラテン名: Ministrymon una scopas 英名: Pale Ministreak

同じく常連で、ただ機械的に撮影しました・・・・。ドキドキするような撮影がしたい!

4 ラテン名:Michaelus phoenissa 英名:Two-banded Hairstreak

Michaelus属(和名なし?)、ラテン名: Michaelus phoenissa 
英名: Two-banded Hairstreak

お目当てのシジミタテハが飛来せず、暇つぶしに撮影したら、初見のシジミチョウでした。でも地味だから、ドキドキしません。(T_T)

5 アメリカイチモンジ属、ラテン名: Adelpha serpa celerio 英名: Celerio Sister

アメリカイチモンジ属、ラテン名: Adelpha serpa celerio 英名: Celerio Sister

このポイントで、よく見かけるタテハチョウです。同じ理由で暇つぶしに撮影しました。類似種が多い属で、図鑑で調べたら初見でした。初見なら、取り敢えず嬉しい私です。(´∀`*)

今年は「大物」のシジミチョウも飛来せず、初見のシジミタテハもゼロでした。「もう一度、Arcas imperialis観たいよ~」 


以前に比べると、シジミタテハの飛来が著しく減少しました。再訪問、どうしようかな~。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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2020/12/09

エンビタイランチョウ&シンジュトビ(オリーブタイランチョウのおまけ付き) 帰路の途中で、楽しく探鳥しました!

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乾燥地帯を訪問した時のことです。田舎道を走っていると、有刺鉄線にエンビタイランチョウがとまっていました。何羽も視界に入って来たので、撮影することにしました。

前日に一眼の電源が入らなくなり、初見だった息子は、非常に残念がっていました。(T_T)

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コスタリカの北西部には乾燥地帯が広がっていて、サボテンも自生しています。アフリカのサバンナを彷彿?

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ここで停車して、エンビタイランチョウを観察、撮影しました。

私 「今度はシンジュトビを探してみようか。最小類の猛禽で、全長23センチしかないんだよ。シンジュトビが好みそうなエリアだし、電線にとまっている可能性が大だから」

車で移動しながら探すこと数分。いました!予想通り、電線に白い猛禽が!私だけ外に出て、車の影から撮影するつもりでした。ところが撮影する直前に、飛ばれてしまいました。Σ(゚Θ゚)

私 「あ~、三脚なんか準備しないで、手持ちで撮影すれば良かった・・・・。一眼が故障してなかったら、車内から撮れたのに・・・・」

息子「撮影したかったな・・・・」

シンジュトビも息子にとっては初見だったので、落胆を隠せないようでした。(T_T)

私 「人の存在を、さほど気にするような猛禽じゃないんだけどな~。このエリアで別個体を見つけるのは難しいかも・・・・」

1990年代に初記録され、国内では南部の野鳥という位置づけでした。しかし牧草地だらけなので、今では北部でも観察できるようになっています(森林性はなく、開けた場所を好む)。

とは言うものの、南部ほど個体数は多くないはずなので、絶好の撮影チャンスを逃したと思いました。


田舎道から高速道路に入り、家路へと急ぐことにしました(週末午後の渋滞を避けるため)。

妻 「あっ!あれシンジュトビじゃないの!?」
私 「そうだよ!マジか!」w(゚o゚)w

運良く路肩があったので、停車することができました。

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オリーブタイランチョウ三羽が、シンジュトビを果敢に攻撃していました。攻撃的なタイランチョウで、自身の倍以上ある猛禽でも追い掛けたりします。

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シンジュトビは鬱陶しそうにしながらも、獲物をジッと待っている感じでした(後に獲物を見つけ、急降下しました)。

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冠羽のない、オカメインコみたい顔つき?

今度は無事に撮影を終え、ホッとしました。この日は探鳥する予定もなかったのですが、家族三人で有意義な時間を過ごすことができました。

私 「北部に生息する個体も、どんどん増えてるのかな~。とにかく妻ちゃん、ありがとう!」

息子が撮影できなかったことだけが、心残りでした。



後日、何故かカメラの電源が入るようになりました。もちろん、息子は喜んでいました。
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ 

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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2020/12/02

息子のおかげで、ブログネタが一つ増えました!

1a Copiphora rhinoceros

ラテン名:  Copiphora rhinoceros

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上から見ると、長い産卵管が目立ちます。

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ユニコーンのような角が、インパクト大です。

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大型のキリギリスなので、虫が苦手な方にはキツイかも?

家族旅行で宿泊したロッジに、蝶園がありました。私は自然の中で撮影するタイプなので、蝶園は興味の対象外です。妻と息子が行きたがるので、ちょっと立ち寄ってみました。

お決まりのモルフォチョウ、フクロウチョウ、ドクチョウなどがいました。私は退屈に感じたので、直ぐに散策に出ました。

しばらくして、蝶園に戻りました。

息子「ダディ、大きなキリギリスを見つけたよ!こっちにいるから、来て~」
私 「あ~、このキリギリスか。もうブログに掲載してあるよ」

息子が見つけてくれたこともあり、一応、撮影しておきました。紛れ込んだであろうキリギリスは、外に逃しました。でも天敵のいない園内の方が、幸せだったのかな?

帰宅後、過去に掲載した種と異なることが分かりました。


私 「キリギリスだけど、別種だったよ。ブログにアップするね。見つけてくれて、ありがとう!」
息子「やった~」

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

12歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/