2020/11/25

岩に着生している蘭を、初めて見ました!

1a Prosthechea livida

ラテン名: Prosthechea livida

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こんな感じで、咲いていました。

岩に着生する蘭が存在することは、図鑑の記述で知っていました。「岩に着生?」でも実感が湧きませんでした。

実際に観たのは、四年ほど前になります。巨岩に着生しているのを見つけて、妙に感動したのを覚えています。ただし木の幹に着生していることが、圧倒的に多いようです。

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怖い思いをしながら撮影した別株

ちなみに、この蘭の初見、初撮影は冷や汗ものでした。すぐ近くに、大きな蜂の巣があったからです。周囲でブンブン飛んでいたし・・・・(^▽^;)

2a Epidendrum talamancanum

ラテン名: Epidendrum talamancanum

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こんな感じで、咲いていました。

過去に見た目がソックリな、Epidendrum muscicolaを掲載しました。


Epidendrum talamancanumは萼片がわずかに短く、葉の長さ、細さも異なるようです。花のサイズがほぼ二倍(1.5センチほど)あるので、咲いていれば識別できます。

3a Elleanthus hymenophorus

ラテン名: Elleanthus hymenophorus

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こんな感じで、咲いていました。

林縁、牧草地に残された木で見かけます。斜面などで、地生していることもあります。この色合なので、遠くからでも目立ちます。

4a Pleurothallis pruinosa 6mm

ラテン名: Pleurothallis pruinosa

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こんな感じで、咲いていました。

国立公園との境界線にある、低木に着生していました。牧草地にある低木でも見かけます。過去に何度も撮影しているのですが、なかなか鮮明に撮れない「苦手な蘭」です。花の大きさは五ミリほどあります。

最後の二枚のみキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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2020/11/18

今年も再訪問しましたが、ほぼ同じ顔ぶれにガッカリ・・・・(前編)

昨年、久しぶりにシジミタテハを求めて、お気に入りの蝶スポットに出掛けました。しかし初見のシジミタテハは撮影できず、ちょっと残念な結果に終わりました。

シジミタテハとは?

シジミチョウとタテハチョウの中間的な特徴を持ち、日本には存在しないグループです。

去年の成果


今年も時期が来たので、再訪問してみました。結果から言うと、去年とほぼ同じ顔ぶれでした。

森林性の強いシジミタテハの多くは、葉裏に隠れています。ですから観察すること自体が非常に困難で、吸蜜に来る時が撮影チャンスです。

この場所を見つけたのは、七年ほど前になります。当時は多彩なシジミタテハを観察できたのですが、ここ二年は一気に多様性がなくなった感じです。周囲の緑地に変化?あるいは年々減っている降水量が、影響しているのかもしれません。

1a イナズマシジミタテハ属、ラテン名: Lyropteryx lyra cleadas 英名: Lyra Metalmark

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イナズマシジミタテハ属、ラテン名: Lyropteryx lyra cleadas 英名: Lyra Metalmark

去年は、翅の損傷が酷い個体しか撮影できませんでした。何故かメスは飛来しません。メスは黒に赤い縁取りがあり、別種に見えます。

2 アツバシジミタテハ属、ラテン名: Emesis fatimella nobilata 英名: Fatimella Emesis

アツバシジミタテハ属、ラテン名: Emesis fatimella nobilata 英名: Fatimella Emesis

訪問すると、毎回観察できる種です。この属では、一番色が鮮やかかもしれません。通常は葉裏に隠れています。

3 Theope publius publius Shaded Theope シジミモドキ属

シジミモドキ属、ラテン名: Theope publius publius 英名: Shaded Theope 

この場所では、初めて観察しました。「モドキ」と付いていますが、シジミチョウと勘違いされることがあるようです。

表翅はメタリック・ブルーで、飛んでいるとシジミチョウみたいな印象を受けます。やはりシジミタテハの典型で、葉裏にヒッソリと隠れています。

「吸蜜時も逆さまかよ~」って思いました。この属は翅を直ぐに閉じるので、表翅の撮影はほぼ不可能かと思います。

4 シロフセセリ属、ラテン名: Xenophanes tryxus 英名: Glassy-winged Skipper (2)

シロフセセリ属、ラテン名: Xenophanes tryxus 英名: Glassy-winged Skipper

目新しいシジミタテハも観察できず、ふてくされながら撮影しました。(^▽^;)

5 Pythonides jovianus amaryllis Variable Blue-Skipper アオオビセセリ属

アオオビセセリ属、Pythonides jovianus amaryllis 英名: Variable Blue-Skipper

地味系が圧倒的に多いセセリチョウとしては、美麗種です。擦れ、損傷の酷い個体しか撮影していなかったので、ちょっと嬉しくなりました。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

後編に続きます(来月に掲載)。

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2020/11/11

ハシブトアメリカムシクイ&ドウボウシハチドリ 300ミリ・レンズではキツイ!

一眼は息子に任せ、普段はパワーショットで撮影している私です。一緒に野鳥撮影していると、息子によく言われることがあります。

息子「ダディみたいに大きく撮りたいな~」

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このハシブトアメリカムシクイは、300ミリで撮影しました。液晶画面で確認して、息子の気持ちが分かるような気がしました。

「うわ、豆粒にしか写ってない・・・・」

直ぐに飛ばれる予感がして、たまたま持ち合わせていた一眼で撮影しました。パワーショットで撮影したかったのですが、たぶん間に合わなかったと思います。

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息子が九歳の時に撮影した、固有種のドウボウシハチドリです。まだ露出補正を教えていなかった頃なので、枝が「白飛び」しています。今の息子なら、ちゃんとマイナスに補正して撮影できる?

全てキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影

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2020/11/04

花鳥風月(第22回)首都圏にある自然公園で、予期せぬ発見がありました!(後編)

前回の続きです。

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木道エリアは左右の見晴らしが良く、探鳥に最適だと思います。もっとも開園が八時なので、探鳥開始時間としては遅すぎます!

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首都圏の自然公園ですが、ここに注目に値する野鳥が生息しています。オナガセアオマイコドリです。編集ソフトで明るく補正していますが、実際は薄暗い場所で撮影しています。

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こんな感じのゴチャ、ゴチャとした視界の悪い場所に隠れています。黒いボデイに、動きも俊敏なので、撮影は容易ではありません。正面から撮ると、頭部の赤、背中の青も見えません。「見返り美人」ポーズを狙います。

ちなみに、同園内ではシロマユオナガウズラも観察できます。生息範囲が狭く、個体数も多くはありません。ハードコアのバーダーなら、このウズラを求めて訪問するかもしれません。地味な色合いで、薄暗い林床を弾丸のように移動するので、撮影する意欲が湧きません。(^○^)

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蔓から木になるのに、どれくらいの年月が掛かるのでしょう?

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林床では、ハキリアリが忙しく動いていました。首都圏でも珍しくなく、自宅外の花壇でも見かけます。

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南米エクアドルの高地でも見かける花ですが、未だに名前が分かりません(園芸種?)。ハチドリが好んで蜜を吸いに来ます。ここで辛抱強く待てば、撮影チャンスが到来するかもしれません。私には無理ですが・・・・。(^▽^;)

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ボカシスカシマダラ属、ラテン名: Pteronymia latilla fulvescens 英名: Latilla Clearwing

識別が難しい属なので、詳しい方に同定してもらいました。琥珀色で透けた翅が、素敵な蝶だと思います。

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ちょっとした観察タワーがあります。コロナが終息するまでは、長居したくない場所です。感染者、死亡者が増加しているのにもかかわらず、未だにマスクを着用していない地元民が相当数います。

18a アメリカヒョウモンモドキ属、ラテン名: Chlosyne janais janais 英名: Crimson Patch

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アメリカヒョウモンモドキ属、ラテン名: Chlosyne janais janais 英名: Crimson Patch

翅を高速に開閉していて、表翅の撮影は断念しようかと思いました。適当に連写したら、なんとか撮れてました。適当って・・・・。(^▽^;)

19 Epidendrum barbeyanum

ラテン名: Epidendrum barbeyanum

唯一、開花していた蘭です。自宅近くのコーヒー・プランテーションに残された木にも、普通に着生しています。

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これらの株を見つけた時には、ビックリしました。「これって、Rossioglossum schlieperianum?」

去年の六月に、近くの保護区でRossioglossum schlieperianumという蘭を見つけました。残念ながら、花は枯れている状態でした。それで今年の再訪問を楽しみにしていたのですが、コロナで入園できませんでした。(T□T)その時の株に、形がソックリだったのです。

それで知り合いの蘭学者に画像を送ったら、やはりそうでした!「開花したら、画像とデータを送ってね。楽しみにしてるよ」メールに、そう書いてありました。

花は十センチ近くあり、非常に見栄えします。必然的に盗掘の対象となっており、自然界では見つけるのが難しくなっています。しかし、この区画にある木には、何株も着生していました!

どうして手つかずなのか、考えてみました。

  • 首都圏の自然公園で、人の出入りが激しい(家族連れが多い)。そのような場所で木に登ったりしたら、人目につく(過去に蘭を採集する悪人を何度も目撃していますが、人気のないエリアばかり)。
  • 入園時に記帳が必要なのですが、何故か警官が係員をしている→うかつに盗掘できない。

そんな感じかなと思いました。

理由はどうあれ、このような貴重な蘭が、首都圏の自然公園に自生していることに感動しました。どうか悪人の目に留まりませんように・・・・。

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首都圏ということもありますが、周辺には大規模な緑地がありません。グーグル・マップで確認すると、一目瞭然です。

それだけに、この自然公園の存在は大きいと思います。開発が進む前は、どれくらいの蘭が存在したのかな・・・・。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/