そんなに目立って、狙われないの?
ツルギタテハ属、ラテン名: Marpesia zerynthia dentigera 英名: Waiter Daggerwing
ラテン名がMarpesia coresiaから変更されたようです。
タテハチョウと言えば、閉翅時は地味な印象を受けます。有名なモルフォチョウも然り、枯れ葉みたいな色合いした裏翅が一般的です(前回紹介したウラモジタテハ、ウズマキタテハのような例外もある)。外敵から身を守る術ですから、それが当たり前とも言えます。
ところがMarpesia zerynthia dentigeraは、翅を閉じると白が良く目立ちます。派手に見せる、警戒色でもありません。
むしろ開翅時の方が目立たないように思えます。どうして、このような進化を遂げたのでしょうね。こんな感じで、地面にペタリと張り付いているシーンをよく目にします。
キオビアカタテハ属、ラテン名: Hypanartia dione disjuncta 英名: Banded Mapwing
ラテン名がHypanartia arcaeiから変更されたようです。
このタテハチョウも同じように、地面で開翅しているのを見かけます。こちらは典型的で、裏翅は枯れ葉のような色合いをしています。
どちらも高地で普通に観察できる種で、ケツァールが生息するエリアと一致しています。
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