2019/12/27

花鳥風月(第16回)蒸し暑いビーチで、何が撮れたの?

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先月末にビーチに出掛けました。私にとってビーチは、最も退屈な場所と言えます。なぜなら、妻や息子が遊んでいる間、ずっと荷物番をしていなければならないからです。

例えばビーチの駐車場には、正規に雇われてもいない「カードマン」がいます。車を監視するからと言って、金を要求します。そして、その「ガードマン」が、車の中から貴重品を盗むケースさえあります。ちょっとでも気を抜くと、後悔することになります。

「ビーチじゃ、何もいないよな~」と思いながら、時間潰しに周辺で撮影しました。

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砂ではなく、貝殻や砕けたサンゴが堆積した、一風変わったビーチです。お土産屋さんで売られているような立派な貝はありませんが、昔は普通に転がっていたのでしょうか?裸足で歩くと、痛いです。

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息子の一眼も持って行きましたが、流石にビーチで撮影したいとは言いませんでした。(^○^)

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このビーチにはヤシの木が存在せず、なんだか物足りない気分になりました。やはり南国のビーチと言えば、ヤシの木でしょう(画像のヤシは近郊で撮影)?

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我が家の周辺でも見かけるカワリリスですが、生息エリアによって色合いが異なります。北部では色合いが薄いようです。

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開けた場所で普通に見かける、オオハシノスリです。

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高い場所にいたズアカムクドリモドキは、残念ながら証拠写真のみ。直ぐに飛びそうな予感がしたので、300ミリで撮りました。流石に距離が遠すぎました。パワーショットで大きく撮影しようと思ったら、飛び去ってしまいました。

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ミクロタテハ属、ラテン名: Microtia elva elva 英名: Elf

砂浜に飛来するチョウを期待しましたが、シロチョウくらいしか見ませんでした。砂浜でなく、貝浜だから?この蝶も直ぐに藪に姿を消し、これしか撮れませんでした。しかも変なアングル・・・・。

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カッショクペリカンが水面スレスレに飛んだり、岩場で休憩していました。

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カッショクペリカン(若鳥)とアメリカオオアジサシです。

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シュノーケリングで、綺麗な魚を色々と観察したそうです。

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オナガクロムクドリモドキのメス、アメリカオオアジサシ?が写っているので、一応、野鳥写真です。(^▽^;)

七枚目のみキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

いつも、ご訪問&拍手ありがとうございます。これが今年最後の投稿になります。皆様、良い年をお迎え下さい。

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2019/12/19

疲労がピークに達した時に、この蘭を見つけました!

1a Scaphyglottis sigmoidea

ラテン名: Scaphyglottis sigmoidea

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こんな感じで、咲いていました。

四年ほど前に撮影しました。四駆でも入り込めない悪路で、途中から長靴を履いて歩きました。道は泥々、長靴で歩くのも容易でありませんでした。ヘトヘトになり、引き返そうかと思った時に見つけたのが、この蘭でした。

コスタリカでは橙色の蘭は希少で、嬉しい出会いとなりました。グアリアンセ属(旧カトレア属)に同色の種が存在するのですが、自然界で見ることは非常に困難とされています。国花蘭と同じく、ほぼ根絶やしにされてしまったからです。


知り合いの蘭学者でさえ、自然の状態で咲いている株を見たことないそうです。ホテルの庭や植物園では、よく見かけるのですが・・・・。

2a Octomeria valerioi

ラテン名: Octomeria valerioi

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こんな感じで、咲いていました。

田舎道の低木に、咲いていました。葉の形状がユニークだと思ったのですが、オクトメリアという初見の属でした。Octomeria costaricensisという別名もあり、最初に発見されたのがコスタリカだったようです。現在では隣国でも記録があり、固有種ではありません。

3a Lepanthes kleinii endemic

ラテン名: Lepanthes kleinii(固有種) 

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こんな感じで、咲いていました。

特別許可を得て、国立公園の立ち入り禁止エリアを歩いている時に見つけました。参考にしているデータベースから、園内で自生していることを知っていたので、ようやく見つけたという安堵感がありました。花の大きさは四ミリほどあります。

4a Telipogon gracilipes endemic

ラテン名: Telipogon gracilipes(固有種)?

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こんな感じで、咲いていました。

テリポゴン属は識別が難しい種が多く、知り合いの蘭学者に依頼しました。この属の研究はあまり進んでいないようで、たぶんTelipogon gracilipesだろうとのことでした。DNAレベルで調べないと、正確に同定できないのかもしれません。

一、二枚目はリコーCX5で撮影
三~六枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
七、八枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


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2019/12/11

やはり十月は、蝶撮影が楽しいかも?(後編)

前回の続きです。私のお気に入りスポットで観察した、シジミチョウの一部を掲載します。

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Chalybs属(和名なし?)、ラテン名: Chalybs janias 英名: Janias Greenstreak 

前翅長一センチにも満たない、小さなシジミチョウです。メスは後翅の黒い斑点に、赤い縁取りが入っています。

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ソヨカゼカラスシジミ属、ラテン名: Laothus barajo 英名: Barajo Hairstreak

前翅長二センチ以上あり、尾状突起も長くて貫禄があります。表翅は綺麗なターコイズブルーをしていますが、飛翔時以外は、未だに開翅シーンを観たことがありません。

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ウラスジカラスシジミ属、ラテン名: Arawacus togarna 英名: Togarna Stripestreak

低地の林縁で、頻繁に見かけます。表翅はモンシロチョウに似ています。

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ヒメクジャクシジミ属、ラテン名: Lamasina draudti 英名: Draudt's Hairstreak

前翅長二センチ以上ある、非常に美しいシジミチョウです。四年前に同じ場所で観察したことがあります。二度目ということもあり、冷静に撮影することができました。


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アメリカカラスシジミ属、ラテン名: Strymon ziba 英名: Ziba Scrub-Hairstreak

シジミチョウの開翅シーンとは無縁の私ですが、幸運にも撮影することができました。翅に損傷がある個体を見ると、自然界の厳しさを痛感します。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

今回の訪問で、クジャクシジミ属のArcas imperialisを観察できなかったのは残念でした。初見の時は興奮して手が震えてしまい、満足のいく撮影ができなかったからです。来年の同時期に再会できるかな?


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2019/12/04

ルリノジコ「幸せの青い鳥」と予期せぬ出会いがありました!&ヒメキヌバネドリ「お願いだから、飛ばないでくれ~」

この記事は「早起きふくろうさん」に捧げます。病気に負けないで下さい。

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許可を得て、私有地で蘭探しをしていました。突然、鮮やかな青が視界に入って来ました。しかも複数です。「高地で鮮やかな青?」双眼鏡で確認すると、渡り鳥のルリノジコでした。

図鑑によると、低地から標高1,500メートルくらいのエリアにて生息とあります。低地で観察した記憶しかないので、予期せぬ出会いでした。

ちなみに冬羽は非常に地味で、薄い土色に青い斑点があります。←汚らしい印象さえ受けます。この時(去年の三月末)は北米に戻る直前だったので、美しい姿に変貌していました。

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息子「早起きふくろうさんのために、頑張って撮影しました!」

息子が撮影したヒメキヌバネドリは、ハラハラ、ドキドキでした。撮影しようとした時に、観光バスが迫って来ました(道端で探鳥していた)。

私「驚いて、飛んじゃうよ~」

通過するかと思いきや、我々の前で停車しました。

私「観光客がゾロゾロ出て来たら、飛んじゃうよ~」

するとバスの窓が開き、ガイドらしき人物が話しかけて来ました。

私「静かにしてくれないと、飛んじゃうよ~」

心配しまくりでしたが、幸運にも飛ぶことはありませんでした。それに、息子は外野を気にする様子もなく、冷静に撮影してました。(^▽^;)

全てキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影

「このブログの評価」を使用されて、時折コメントをいただきます。そのコメントに対して、私からは返信できないシステムになっています。ですが、コメントはかならず拝見させていただいています。ご訪問、拍手ポチッ、コメントありがとうございます。

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コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/