2019/10/23

花鳥風月(第十五回)蚊がウジャウジャいて、林内では撮影する余裕がありませんでした!

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アレナル火山は最も活動が盛んでしたが、もう何年も噴火がありません。温泉地でもあり、人気の観光スポットです。

新しい道路が開通し、自宅から日帰りで訪問することも可能となりました。必然的に、以前より訪問する機会が増えました。

明確な乾季がないエリアなので、頂上は雲に包まれていることがほとんどです。この日は幸運に恵まれました。

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サンショクキムネオオハシ

かなり距離があったので、息子の300ミリではどうかな、と思いました。

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アカミミインコ

オオハシより小型なだけに、息子の300ミリでは撮るだけ無駄かと思いました。トリミングして、なんとか掲載できるレベルになりました。息子にとっては初見のインコでした。

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ハナジロハナグマが餌を探していました。頻繁に動くので、私のパワーショットではブレまくりでした。結局、息子に任せました。

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カンムリシャクケイ

やはり息子に撮影を任せました。息子が撮影した画像ばかり・・・・。(-。-;)

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ワライハヤブサ

大木にできた小さな「窓」から、目一杯ズームして撮影しました。息子の300ミリでは距離が遠いので、ようやく私の出番となりました!(^○^)パワーショットの超望遠でも、証拠写真レベルしか撮れませんでしたが・・・・。

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火山石がそこら中に転がっています。

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林内は傾斜が激しく、木の根に足をとられないように、気をつけなければなりませんでした。こういった散策路は、毒蛇にも注意が必要です。

そして、とにかく蚊が多かった!立ち止まると、常に50個体くらいがまとわりつく感じでした。撮影すると、蚊が写って台無しになったり・・・・。ある程度は耐性ができている私ですが、長居はしたくないと思いました。妻と息子を林内に連れて来なかったのが、不幸中の幸いでした。

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コスタリカでは珍しい地生蘭(九割が着生種)を見つけました。まだ属名など調べていません。

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小鳥が好みそうな実がなっていましたが、蚊が鬱陶しいので、待つことは諦めました。

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キオビスカシマダラ属、ラテン名: Scada zibia xanthina 英名: Zibia Tigerwing 

薄暗い林床を好む蝶なので、撮影機会は多くありません。

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蚊には困りましたが、好天気での林内散策は、実に気持ち良いものです。癒やし効果が抜群!

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林縁ではグリーンイグアナが、気持ち良さそうに日光浴していました。

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ラテン名: Catasetum maculatum

雌雄異花が存在する、ユニークな蘭です。残念ながら、既に枯れ始めていました(雄花)。


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ハシナガハチドリ

カリブ海側の低地では珍種扱いで、同エリアでの観察は初めてでした。喉もとは赤紫なのですが、黒く潰れてしまいました。

遠距離だったので、証拠写真が精一杯でした。5,000ミリくらいのレンズがあったらな、と思いました。(^▽^;)

この日、火山と○○○○○のコラボ写真が撮れました。○○○○○とは?次回に掲載します。

二~五枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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2019/10/16

息子が撮影に協力してくれた、思い出深い蘭です!

6a Psygmorchis crista-galli

ラテン名: Psygmorchis crista-galli

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こんな感じで、咲いていました。

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息子が見つけてくれた、別株です。

この日は息子と山道を歩きました。帰り際に斜面で見つけたのが、今回紹介するPsygmorchis crista-galliです。

私 「ようやく見つけた!この蘭、前から見たかったんだよね~。」
息子「じゃあ、ダディの撮影を手伝うよ」

撮影に集中できるように、私に近寄って来る蚊を振り払ってくれました。

息子「こっちにも咲いてるよ!」

普段は蘭に興味がない息子ですが、別株を見つけてくれました。

息子「大きな帽子を被って、ドレスを着た女の人みたいだね」
私 「そうだね」
息子「アー、ユー、ハッピー?」
私 「イエス!今日は、これだけで十分。ダディはハッピーだよ」
息子「良かった。ダディがハッピーでないと、僕もハッピーになれないから
私 「撮影の手伝いや別株を見つけてくれて、ありがとう。おかげで、良い思い出ができたよ」

この後、親子でハグ、ハグ。

注: 息子は米人の妻との間に生まれ、普段は英語で会話しています。また、ハグを強要されることがあります。←見た目は日本人で、中身は米人(^○^)

息子と自然散策することが、以前からの夢でした。ですから幼少時から、森に連れて行きました。そして息子も十歳になりました。「あと何年、純粋な気持ちで親を想ってくれるのかな?この瞬間を大切にしなくちゃ」そんなことを考えながら、妻との合流地点へ向かいました。

小株にもかかわらず、割と大きな花を付けます。そのアンバランスさも魅力的だと思います。花の大きさは三センチ半ほどあります。

253ee Pleurothallis sanchoi 5mm

ラテン名: Pleurothallis sanchoi 

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こんな感じで、咲いていました。

自宅から車で、三十分ほどのエリアで見つけました。撮影しようとしたら、雨が降り始めました。雨は強くなる一方で、途中で撮影を断念しました。花の大きさは五ミリほどあります。 

549a Masdevallia marginella endemic

ラテン名: Masdevallia marginella(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

この日は開花している株が見当たらず、唯一見つけたのが初見のMasdevallia marginellaでした(開花株を見つけるのは、容易ではない)。固有種だったので、得した気分になりました。

164a Lepanthes latisepala 5mm endemic

ラテン名: Lepanthes latisepala(固有種) 

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こんな感じで、咲いていました。

縦長でスリムな花を付ける属なので、Lepanthes latisepalaは「太った」印象を受けます。朝夕は寒い、標高2,500メートル以上のエリアで観察できます。花の大きさは五ミリほどあります。

最後の二枚はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


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2019/10/09

アメリカムラサキバン、アメリカレンカク、アメリカササゴイ 息子に撮影を任せてみたら・・・・

私は水鳥には、あまり興味がありません。ですから最初はアシストに徹して、息子に撮影を任せることにしました。

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日陰だと本来の色が、シッカリと写ります。地面に落ちていた、果実を食べているようでした。

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サンサンと輝く太陽下で撮影すると、このように黒く潰れてしまいます。

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アメリカレンカクも撮影が難しい被写体です。目が写りません。多分、私が撮影しても同じ結果でしょう。(^▽^;)

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アメリカササゴイの若い個体です。保護色なので、直ぐに居場所が分からなかったようです。「息子よ。鳥探しに関しては、まだまだ修行が足りぬぞ」(^○^)

この日、息子が撮影しまくりで、私の出る幕はありませんでした。

私 「ダディにも一眼貸してよ~」
息子「もうちょっと待って」 マヂ(゚∀゚;)Dё

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虫を撮影している息子(当時五歳)

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何を撮影しているの?(現在)

息子が撮影を始めて、五年ほど経ちました。そろそろ露出変更を教えるべきなのかな、と思い始めています。

液晶画面を見ながら、「もっと明るくして」、「もっと暗くして」とリクエストされる時があります。ただ私自身が、適正露出を把握していないこともあるんですよね~。(T△T)

八枚目はリコーCX5で撮影
九枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
残りは全てキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影

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2019/10/02

水辺に色々な蝶が、飛来しました!


妻が綺麗なシジミチョウを見つけてくれた後は、水辺に飛来した蝶を撮影しました。全部は紹介しきれないので、一部を掲載します。

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アカガネタテハ属、ラテン名: Dynamine postverta mexicana 英名: Mexican Sailor 

ラテン名がDynamine mylittaから変更されたようです。

モルフォチョウとは濃淡に違いがありますが、メタリック・ブルーが美しい小型のタテハチョウです。アカガネタテハの仲間では、最も普通に観察できるようです。自宅近くの緑地でも、見たことがあります。

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ベニオビタテハ属、ラテン名: Anartia fatima fatima 英名: Banded Peacock

最も頻繁に見かけるタテハチョウです。開けた場所を好み、林内には入り込みません。森林伐採で牧草地だらけのコスタリカでは、ウジャ、ウジャいて当然です。自然番組で常に美化されていますが、皆さんが思うほど緑豊かな国ではありません。

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Ebrietas属(和名なし?)、ラテン名: Ebrietas anacreon anacreon
英名: Common Bent-Skipper

コスタリカの蝶図鑑にはシジミチョウ、セセリチョウの記載がありません(図鑑が未完のまま)。ですから、データベース、Butterflies of Americaとメキシコの蝶図鑑で補完しています。

種のレベルとなると、識別できないことがあります(類似種が複数存在するケース)。このセセリチョウは、詳しい方に識別してもらいました。英名にあるように、前翅が少し曲がっています。

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ツルギタテハ属、ラテン名: Marpesia berania fruhstorferi 英名: Berania Daggerwing 

色合いや模様が微妙に異なる、メスも既に撮影済みです。いずれ紹介したいと思います。生息エリアであれば、プールサイドなどでも見かけます。

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アメリカヒョウモンモドキ属、ラテン名: Chlosyne poecile 英名: Poecile Checkerspot 

「コスタリカではレアな標本」と図鑑に記載があります。よく見かける蝶なので、標本が単純に少ないということなのでしょうか。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/