ノドジロモズフウキンチョウ 過去に一度しか撮影できてません!
六年前に撮影した秘蔵の一枚(?)です。その後は一度も撮影していません。個体数は多くないですが、珍種でもありません(図鑑表記だとuncommon)。
撮影できていない理由は幾つかあります。
- 生息範囲が狭く、どこでも出会いがある訳ではない。
- 鬱蒼とした密林の中層、上層を好むので、撮影自体が困難(低い場所に降りて来ない)。
- 混群依存種で、常に動き回っている。
- 蘭探しに夢中になって以来、野鳥をほとんど撮影しなくなった。
- 私の撮影が下手←結局、これが最大の原因だろうな。(^▽^;)
再び撮影できる日は来るのかな?
キャノンEOS7D+シグマAPO150-500mmで撮影
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「熱帯雲霧林の王」と極彩色の蛾の共演は、見応えありました!
ヒョウモンダマシ属、ラテン名: Anetia thirza insignis 英名: Cloud-forest King
初見の蝶です。私が使用しているデータベースによると、英名が「熱帯雲霧林の王」となっています。高地に生息する蝶としては大型で、存在感があるからでしょうか?派手さはありませんが、裏翅の模様が美しいと思いました。
ラテン名: Cyanopepla scintillans
ラテン名: Cyanopepla orbona?
花はキク科の仲間で、開花時期に多くの蝶や昼行性の蛾が飛来します。少なくとも三種の鮮やかな蛾を確認していますが、撮影は二種しかできませんでした。一番個体数が多かったのがCyanopepla scintillansで、二十頭はいました。
これらの蝶や蛾は、初訪問の私有保護区で撮影しました。蘭も豊富で、三種は初見でした。いずれ「野生蘭を求めて」で紹介したいと思います。
全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
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我が家のトケイソウでも、普通に見かけるようになりました!
我が家は空き巣対策で、高い塀に囲まれています。塀の上は有刺鉄線がグルグル巻き状態で、まるで監獄のようです(治安の悪いコスタリカでは、普通の光景)。
それが嫌でトケイソウを絡ませ、現在では有刺鉄線をスッカリ覆うようになっています。トケイソウにはハチドリや蝶が頻繁に飛来し、私の目を楽しませてくれます。
ラテン名: Anisoscelis affinis or favolineata 英名: Leaf-footed Bug
トケイソウの葉を注意深く探すと、面白い虫を観察できます。以前にも掲載したグンバイヘリカメムシの仲間です。紫系のトケイソウを好む感じですが、我が家の赤いトケイソウでも常連となりました。
太平洋側南部の低地に色違いの別種(オレンジではなく、メタリックグリーン)が生息しているようで、いつか撮影できたらと思っています。
一齢幼虫(別種かもしれません)?
最後の一枚のみリコーCX5で撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
皆さん、良い週末を!\(^▽^)/
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嫌な体験が続いていたので、この蘭の撮影は本当に嬉しかったです!
ラテン名: Ada chlorops
こんな感じで、咲いていました。
見た目が個性的で、大好きな蘭です。
この蘭を初めて見つけたのは、三年前でした。残念ながら花が部分的に損傷していて、ブログに掲載できるようなレベルではありませんでした。一年後に再訪問したときには、既に盗掘されていました。
二度目の出会いは、たまたま立ち寄った食堂前の低木でした。ただし、木に植え付けられた株でした。「どうして、どいつも、こいつも盗掘ばかりするんだ!」本当に嫌な気分になりました。
三度目の正直で、ようやく願いが叶いました。見つけた時は小さな蕾を付けた状態で、開花するまでの三週間、何事もないことを祈り続けました。
アダ属は「スパイダー・オーキッド」の通称で知られるブラッシア属の派生で、コスタリカでは一種しか記録されていません。
ラテン名: Masdevallia nidifica
こんな感じで、咲いていました。
蘭探しを始めた頃から何度も観察しているので、マスデバリア属の中では最も平凡な種かもしれません。初めての出会いは雨中で、傘をさしながら頑張って撮影したのを記憶しています。
Stelis属の一種
こんな感じで、咲いていました。
ステリス属は識別がほぼ不可能なので、いつも諦めています。知り合いの蘭学者に画像を送っても、種名を限定できないケースがほとんどです(この属の研究が、十分に行われていない)。
ネット検索しても、「ステリス属の一種、あるいは仲間」と記載されてる画像が圧倒的多数です。その中には名無しの新種が存在するかもしれません。
ラテン名: Trigonidium riopalenquense
こんな感じで、咲いていました。
先月の家族旅行中に撮影しました。既に撮影済みだと思っていたら、類似種でした。知り合いの蘭学者に見分け方を教わり、識別の難しさを痛感しました。
トリゴニディウム属の花は個性的で、株を見なければ蘭と分からないかもしれません。海抜ゼロメートルでも観察できる、低地の代表的な蘭です。
ラテン名から初めて観察されたのは、メキシコのパレンケ地方(マヤの遺跡で有名)の川沿いかと思いました。ところがメキシコでは記録がなく、エクアドルのリオ・パレンケ保護区内で発見されたと分かりました。
ツアーの案内で数十回は訪問した保護区ですが、蘭を見た記憶すらありません。(^▽^;)今の私なら、同保護区で色々な蘭を見つけられるだろうな~。
全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
皆さん、良い週末を!\(^▽^)/
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