2018/09/29

ルリミツドリ、オレンジキヌバネドリ 地味系が続いたので・・・・

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地味な鳥の紹介が続いたので、今回は熱帯らしい二種を掲載します。息子が撮影しなくなったせいか、私も野鳥にカメラを向けることが少なくなりました。

来月は家族旅行を予定しているので、二人で撮影できるといいな~。撮影時の真剣な眼差し、撮影後の笑顔をまた見てみたいです。

一枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
二枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影

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2018/09/24

花鳥風月(第七回)蚊がウジャウジャいる保護区で、ようやく見つけた!でも、どうなる・・・・?

今回は蘭探しで頻繁に訪問する、私有保護区が舞台です。前回の記事で書きましたが、見守っていた蘭が盗掘された場所はここです。

一番高いエリアでも900メートルほどなので、熱帯雨林に属します。熱帯雨林は熱帯雲霧林と比べると、蘭の種数は少なく、低密度が一般的です。しかし、ここは例外で、多彩な蘭が記録されています。

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蚊がウジャウジャいるので、妻や息子は大抵、ピクニック・エリアから離れません。私は免疫ができたのか、ほとんど刺されなくなりました。

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ピクニック・エリアにいたゾウムシの仲間です。「このゾウムシ、何してるの?」息子に聞かれましたが、適当に誤魔化しました。(^▽^;)

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散策路の入り口です。

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急流なので、ある鳥を期待します。

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ジャノメドリを観察できる定番スポットとなっています。水質汚濁のせいか、個体数が著しく減っています。なにせ、川辺で洗車するような国なので・・・・。

 5 フトオビナミモンヒカゲ属、ラテン名: Oressinoma typhla 英名: Typhla Satyr

フトオビナミモンヒカゲ属、ラテン名: Oressinoma typhla 英名: Typhla Satyr

地味な蝶ですが、カリブ海側の限られたエリアにしか生息していないそうです。実際、このエリアでしか観察した記憶がない?

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枝には苔がビッシリと着生、鬱蒼とした雰囲気がたまりません。

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ラテン名: Epidendrum nocturnum

盗掘された蘭が着生していた同じ低木で、咲いていました。花は最大で、14センチ近くにもなります。夜に芳香を発し、特定の蛾を誘引するそうです。ラテン名からも想像できますね。

この蘭は盗掘対象外なのか、道端の高木、有刺鉄線を繋ぐ低木などに着生しているのを見かけます。

8 Houlletia tigrina

ラテン名: Houlletia tigrina

残念ながら、花は咲いていませんでした。この保護区を頻繁に訪問している理由が、この蘭を見つけることでした。先日それらしき株を見つけ、知り合いの蘭学者に同定してもらいました。蘭ならではの、神秘的な花を咲かせます。

私が開花時に撮影するのが先か、盗掘されるのが先か・・・・。ここまで辿り着くのは容易ではなく、人に出会ったことがないエリアなのが唯一の救いです。ちなみに検索すると、自生地での画像が出てきません。コレクターには、たまらない蘭なのでしょう。

9 Psychotria sp hot lips アカネ科

アカネ科、Psychotria属

蘭ではありませんが、熱帯雨林では定番の「ホット・リップス」です。綺麗な青紫の実をつけます。こういう唇した人いますよね~。( ^∇^)

10 Drymonia

こういう形をした花だと、イワタバコ科のDrymonia属を思い出すのですが、謎のまま・・・・。

12Enchophora sanguinea ビワハゴロモ 甘い尿

ラテン名: Enchophora sanguinea

ビワハゴロモの仲間です。甘い尿を出し、それが目当てでアリなどが集まるそうです。

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散策路は土で、奥に進めば泥々なエリアが増えてきます。長靴は必須ですし、毒蛇がいるので、足元にも注意が必要です。

14 Bothriechis schlegelii maybe

ラテン名: Bothriechis schlegelii 

このアイラッシュ・ヴァイパーは、息子が過去に撮影したものです。植物の説明書きがある、プレートの杭にいたそうです。私は別行動だったので、画像を見せてもらってドキッとしました。安全な距離をおいて、撮影したのかな、と・・・・?

最後の一枚のみキャノン・パワーショットSX710HSで撮影
残りはキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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2018/09/16

蘭を探していると、嫌な思いばかりします!

先週の日曜日、私有保護区に出掛けました。去年ここで大きな花を付ける蘭を撮影したのですが、少し色褪せていました。

そこで今年は、少し早めの時期に訪問しました。綺麗に咲いていることを期待し、頑張って上り道を歩きました。そして目的地に到着、愕然としました。株がなくなっていたからです。

過去にも見守っていた二株が盗まれており、これで三度目となりました。三つの全く異なる場所で、短期間のうちに同じ種が消えているのですから、いかに盗掘者が多いことか!

落胆の一日となりましたが、これで終わりではありませんでした。帰路の途中、道端で違法販売人を見かけ、なんと同じ蘭が売られていました!

このことを知り合いの蘭学者に伝えたのですが、なんと同日に彼も嫌な思いをしていました。彼の仕事場がある町で、違法販売人を見かけたそうなのですが、過去に「商品」を押収され、逮捕された同人物だったそうです。

コスタリカは「犯罪者に優しい国」と言われています。罰金が大した額ではないので、改心せずに罪を犯し続けるのだとか・・・・。これが「環境保全国」、「エコツーリズム先進国」と謳われている、この国の現状です。

嫌な思いばかりするので、蘭探しをやめたくなります。ただ知り合いの蘭学者のプロジェクト(野生蘭の分布調査)に貢献したいこともあって、やめられない自分がいます。

今回は同保護区内で見つけた、蘭の一部を紹介します。

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ラテン名: Camaridium campanulatum

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こんな感じで、咲いていました。

この日、最初に見つけた蘭でした。花自体は三センチ未満で、それほど大きくはありません。ただし花は美しく、低い場所に着生していたので、いずれは盗掘されてしまいそうです。

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ラテン名: Ornithidium adendrobium

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こんな感じで、咲いていました。

この保護区は最も高いエリアでも、千メートルありません。なのに最上部へ行くと、樹木が矮小化しています。森林限界地点(約三千メートル)で見られる現象なだけに、いつも不思議な感じがします。ですから、蘭も見つけやすくなります。この株も目線以下で着生していました。

11a Maxillaria cryptobulbon

ラテン名: Maxillaria cryptobulbon

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こんな感じで、咲いていました。

倒木に着生していました。同じ木に少なくとも五種は着生していましたが、開花はこの株だけでした。類似種が多いので、知り合いの蘭学者に同定してもらいました。

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ラテン名: Dichaea hystricina

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こんな感じで、咲いていました。

水辺近くの薄暗い場所に、ひっそり咲いていました。この保護区は蚊が多いのですが、このエリアは特に酷く、妻や息子は同行を嫌がります。撮影していると、周りは蚊だらけになります。(^▽^;)

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


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2018/09/06

軍隊アリの集団に遭遇すると、鳥がワラワラ集まって来ます!

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森林を歩いていると、軍隊アリの行進に出くわすことがあります。大規模になると、黒い絨毯のように見えるほどです。間違って踏んでしまうと、集団攻撃にあい、かなりの痛みを伴います。

危険な存在にもなり得ますが、バードウォッチャーにはむしろ、有り難い存在と言えます。なぜなら、行進にビックリした他の虫たちが、飛び交うからです。

そうすると、虫を主食(アリは食べない)とする鳥たちが、集まって来ます。その多くは潜伏性が強い種で、普段はジックリ観察させてもらえません。撮影なんて論外です。そういった鳥たちが開けた場所に出て来るわけですから、観察、撮影には絶好の機会となります。

最初の三種は、声は聞こえど姿は見えず。あるいは、深い藪から姿がチラリと見える。そこそこ警戒心の強いタイプです。早朝や夕方であれば、散策路に出て来ることもあります。

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アオメアリドリ

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ハシブトシトド

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ウスグロチャツグミ

下の二種には潜伏性はなく、観察は容易です。

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キメジロハエトリ

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ベニイタダキアメリカムシクイ

十種類以上の野鳥が、集まる時もあります。この時も撮影はしていませんが、オニキバシリ、ミソサザイの仲間などもいました。

集まる種のほとんどは地味系なので、カラフルな鳥を期待すると、ガッカリするかもしれません。

キャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影

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コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/