2018/08/27

帰る間際に、テンションが上がりました!

3a Papilio garamas syedra Magnificent Swallowtail アゲハチョウ属

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アゲハチョウ属、ラテン名: Papilio garamas syedra 英名: Magnificent Swallowtail 

注: 上下の画像は、別々の個体です。

いつものように、高地で蘭を探していました。この日は開花している種が少なく、撮影したのは一種のみでした。未撮影の種があったのですが、既に色褪せていて残念でした(これで三度目の不運)。

そんな感じで大した収穫もなく、帰ろうと思った時に予期せぬ光景が!花の名前どころか科さえ分かりませんが、低木でアゲハチョウが吸蜜していました。少なくとも、八頭を確認しました。

コスタリカに存在するアゲハの仲間では最大級で、メスは前翅長が75mmほどあります。これはモルフォ、フクロウチョウに匹敵する大きさです。常に高い場所を飛んでいるので、捕獲が難しいと図鑑に記述があります。必然的に、国内の標本数も限られているようです。

高地(生息範囲の上限は、標高2,800m)で普通に見かけますが、撮影できたのは初めてのことです。吸蜜中に絶えず翅を動かすので、撮影に苦労しました。

2 Phocides urania vida Vida Skipper

Phocides属(和名なし?)、ラテン名: Phocides urania vida 英名: Vida Skipper

アゲハの撮影に夢中になっていた時、一度だけ飛来したセセリチョウです。しかも一瞬で飛び去ったので、この一枚しか撮れませんでした。

低地で青系のセセリは、普通に観察できます。類似種も多く、同定が極めて困難です。高地では、今回で二種目となりました。他の一種は未掲載なので、いずれ紹介します。

Phocides urania vidaはコスタリカ亜種で、vidaはコスタリカで頻繁に使用される言葉、"pura vida"から来ていると思います。puraは「純粋」、「ピュア」、vidaは「命」、「人生」、「生活」という意味です。

挨拶にも使われますが、コスタリカでの生き方、モットーみたいなものです。Tシャッ、帽子、マグカップなど、様々な商品に"pura vida"とプリントされています。

昔のことになりますが、リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで、一年間に渡って執筆したコラムのタイトルも"pura vida"です。今なら、もっと楽しいコラム書けるんだけどな~。まともな画像付きで・・・・(笑)。

しばらくして雨が降り始め、この日の散策も終了となりました。土壇場で予期せぬ収穫があり、車内で妻や息子との会話も弾みました。(^○^)

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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2018/08/19

日本に同属が存在する蘭です!

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ラテン名: Calanthe calanthoides

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こんな感じで、咲いていました。

蘭に詳しい方であれば、カランセ属をご存知かもしれません。カランセの別名はエビネです。熱帯地方で自生しているエビネの仲間は、カランセと呼ばれているようです。

もっとも、見た目は日本のエビネと似ていませんよね?エビネの花は人型が多く、むしろエピデンドルムの仲間を彷彿させます。コスタリカ唯一のカランセで、花茎がストライプでオシャレに見えます。

539a Epidendrum piliferum

ラテン名: Epidendrum piliferum

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こんな感じで、咲いていました。

着生でも地生でもあり得る、エピデンドルムの仲間です。花が人型で、エビネみたいな印象を受けるかもしれません。撮影しようと思った途端に小雨が降り出し、傘を差しての撮影でした。

この属は地味な種が多く、そういった種は普通に見かけます。ただし大型で見栄えする種は、自然界からほぼ根絶やしになってるのが現状です。

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ラテン名: Lepanthes hermansii(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

レパンセス属の花は、唇弁部の赤いアクセントが定番です。しかしLepanthes hermansiiは橙色でほとんど統一され、個性を感じます。偶然かもしれませんが、二輪で仲良く咲いている株を頻繁に見かけます。花の大きさは五ミリほどあります。

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ラテン名: Trichosalpinx dura

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こんな感じで、咲いていました。

国立公園の川辺で息子を遊ばせていた時に、偶然見つけました。二年近く前のことで定かではありませんが、風で撮影に苦労したと記憶しています。

七、八枚目のみキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

知り合いの蘭学者からの依頼で、撮影した際にGPSの記録を付けるようになりました。自然界に現存する蘭の分布を把握することが、保護に繋がるからだそうです。希少種であればあるほど大切なデータになるので、頑張って彼の研究に貢献したいと思っています。

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


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2018/08/17

シロエリハチドリ 久しぶりの更新と、重要なお知らせです。

二ヶ月以上、ブログを休止しました。久しぶりに更新しましたが、拍手ボタン、コメント欄を閉じています。

健康上の理由で、長時間パソコンに向き合うのが困難になりました。ですから、皆さんのブログを訪問することもありません。完全に一方通行のブログになります。

継続の意欲がなくなり、このまま辞めようと思いましたが、在庫の画像が山ほどあります。このまま埋もれさせるのは勿体無いと思い、更新だけは続けることにしました。

残念ながら、息子は撮影したいと言わなくなりました。息子が過去に撮影した分は、掲載する予定です。今までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

222.jpg

キャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/