2018/05/30

灼熱の太陽が降り注ぐビーチでも、蘭が自生しています!&久しぶりに、息子が絵を描いてくれました!

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ラテン名: Brassavola nodosa

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こんな感じで、咲いていました。

太平洋側の沿岸部、北西部に広がる乾燥林で、最も普通に観察できる蘭だと思います。ビーチでは、ヤシの木などに着生しています。花の大きさも九センチ近くあるので、目立ちます。

背景に緑の実が見えますでしょうか。これはTerminalia catappa(英名ビーチ・アーモンド・ツリー)という帰化種で、コンゴウインコの好物でもあります。この蘭を撮影している時も、コンゴウインコが上空を飛んでいました。

269a Dichaea acroblephara endemic

ラテン名: Dichaea acroblephara(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

主に低地で自生しています。以前に「花鳥風月」の記事で紹介しましたが、株は蕾を付けているのみでした。撮影場所は蝶探しのために通っていたエリアですが、当時は蘭の存在に気づきませんでした。

324ee Pleurothallis crocodiliceps

ラテン名: Pleurothallis crocodiliceps

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こんな感じで、咲いていました。

同じく「花鳥風月」の記事で紹介しましたが、距離があったので、花が豆粒のようにしか写っていません。

カラーバリエーションが三種あります。黄色の他に、白、白に赤紫の斑点が存在します。花茎が細長く、下向きに咲いていることが多いので、撮影は容易ではありません。

79c Camaridium cedralense 固有種 サンホセ県のみ

ラテン名: Camaridium cedralense(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

固有種であるだけでなく、サンホセ県でのみ記録されています。局地的に分布している種は、将来が懸念されます。花の大きさも三センチ以上あるので、盗掘の対象となっていることでしょう。

初めての出会いは、三年前でした。ツアーで宿泊する、ロッジの散策路で見つけました。残念ながら、その時は枯れかかっていました。

翌年もほぼ同時期にツアーがあり、昼休み中に撮影に向かいましたが、完全に枯れていました。今年のツアーは例年より数日早く、三度目の正直で撮影することができました。

変な角度で咲いていたので、画像を回転させて掲載しました。先日訪問した私有保護区でも観察しており、一年で二回は、開花時期があるようです。

五、六枚目のみキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


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誕生日など特別な日に描いてくれるのがパターンでしたが、先日、いきなり渡されました。紙が変色しているのと、夜に撮影したので、絵が見づらいかもしれません。

左に描かれているのは、昨年末にファミリーの一員となった、シベリアン・ハムスターのペッパー♂です。以前から息子がペットを欲しがっていたので、仕方なく購入しました。専用の籠は狭くて可愛そうなので、大きめの水槽で飼育させています。ペッパーを二階の廊下に放し、運動させるのが息子の日課となっています。

我々が立っているのは地球だそうですが、大陸の形をまだ把握できていないと話していました。「I love you」や、虹の色には意味があります。妻は青、息子は緑、私は赤が好きな色なので、その三色で構成されています。

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2018/05/23

花鳥風月(第六回)新しい散策地を見つけました!

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今回は日曜、祝日のみ一般公開されている、私有保護区を訪問しました。入場料一人五百円くらい掛かりますが、乗馬やボート乗り放題でした。

観光スポットであれば、一人数千円は当たり前です。地元民がリラックスできる憩いの場となっていて、我々のような在住組にも有り難い存在です。有名どこは、どこも馬鹿げた料金設定ですから・・・・。

ここを訪問した理由は、手付かずの樫林が存在するからです。このエリアは蘭の宝庫なのですが、ほとんどが私有地で、アクセスできません。

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駐車場に車を停めて外に出ると、目の前の木にマラカイトハリオトカゲがいました。我が家の塀でも、日光浴している姿を見かけます。日照不足だと、焦げ茶に変色します。ちなみに、日本ではペットとして飼育されているとか。

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散策路で目立ったのは、やはり樫の木でした。

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竹もあちこちにありました。竹と言えば東洋のイメージがありますが、中南米でも複数種が自生しています。

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初訪問ということで、オーナーが散策路の入り口まで案内してくれました。自ら散策路を案内するケースも多いそうです。

私「このエリアだと、ケツァールいませんか?」
オ-ナー「いるけど、観るのは難しいよ」
私「そうですか。でも目当ては野生蘭の撮影なので、問題ないです。このエリアは過去に新種が複数出ているので、散策が楽しみです」

やり取りを交わして入り口で別れたのですが、散策を始めて三十分くらいでケツァールを見つけました。野鳥探しに関しては、プロですからね。(^○^)

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何かくわえています。

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トンボでした。幼鳥のために、餌を探していたようです。近くにある巣を守っている様子でしたので、早々に立ち去りました。営巣の邪魔をしたくありませんから・・・・。

後にオーナーにケツァールの画像を見せたら、ビックリしていました。十五年以上も同地で野鳥ガイドをしていることは、話していませんでした。オーナーに撮影した画像を送ってくれと頼まれ、今ではサイト(フェイスブック)に掲載されています。

5 Lepanthes ciliisepala

ラテン名: Lepanthes ciliisepala

この日、開花していたレパンセス属の蘭は三種でした(他属も合わせると十種ほど)。未見種も存在すると思うので、再訪問が楽しみです。オーナーの奥さんが蘭好きということで、後に画像を見せました。ミリ単位の種は、見たことがないそうです。

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ラテン名: Camaridium cucullatum

花が四、五センチあるので、目立ちます。このような種が残っているのは、悪人が足を踏み入れていない証拠とも言えます。大型種の存在も期待できます。一般公開されたばかりなので、いずれはどうなるか分かりませんが・・・・。

11 イワタバコ科、ラテン名: Kohleria tigridia

イワタバコ科、ラテン名: Kohleria tigridia

高地では野生蘭だけでなく、イワタバコの仲間も豊富です。

10 Columnea イワタバコ科コルムネア属

同じくイワタバコ科で、コルムネア属です。英名は「金魚の花」です。類似種が多いのですが、この種は初めて見たような気がします。資料不足で、種名までは分かりませんでした。

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フェイスブックには、多様なキノコの画像が掲載されています。ユニークな形、色合いの種もあるので、いずれ見てみたいと思いました。

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こんな感じで、いつでも乗馬できるようになっていました。

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画像右、青い上着の男性は、ミニ・ドローンを飛ばしていました。息子にも持たせていたのですが、結局、飛ばさなかったそうです。

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乗馬やボート乗りも、一度ずつしかしなかったということでした。

私「せっかく、乗り放題だったのに。じゃあ、半日何してたの?」
息子「これだよ、これ」

寒い高地で、妻や知り合った子供たち相手に、水遊びしてたそうです。水鉄砲を持たせた記憶はありません。上着も着てないし・・・・。(^▽^;)

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散策路は滅多に人も来ないし、私には理想の場所でした。時期を変えて、再訪問を続けたいと思いました。オーナーは近くに別の土地を所有しているそうで、そこで蘭探ししても構わないと言われました。

収入の少ない現地人は、こんな感じで週末を過ごします。観光客が訪問する娯楽施設は、富裕層だけの特権です。我が家も大型連休以外は、常にお金の掛からないな場所で、シンプルなファミリー・タイムを過ごしています。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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2018/05/11

ナンベイタゲリ 七歳のくせに、生意気な発想です!&ミドリボウシテリハチドリのホバリング

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息子が七歳(現九歳)の時に、撮影しました。当時はカメラも一眼ではなく、コンデジ使用です。

牧草地に、数羽のナンベイタゲリがいました。

私  「あそこにいる個体が一番距離が近いから、撮影するといいんじゃないかな」
息子「ノー。あの水溜りの前にいる個体がいい」
私  「どうして?距離が遠いから、小さくしか写らないよ」
息子「だって、水面に映る姿も撮りたいから」 
私  「なにィ~!?・・・・おまえはホントに七歳か!?←(心のつぶやき)」

七歳で、こういう発想は反則です。(^▽^;)

以下は私が撮影しました。日本のタゲリより、顔つきが怖いでしょう?

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二月のツアー時ですが、高地(1,500メートルくらい?)で観察しました。図鑑では標高800メートルが、生息範囲の上限となっています。エクアドルでは標高2,200メートルでも観察しているので、興味深いです。

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ミドリボウシテリハチドリ♀です。私が撮影しました。近い将来、息子が撮影したホバリング画像も登場するでしょうか?

一枚目はキャノン・パワーショットSX710HSで撮影
二、三、四枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
五枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影

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2018/05/01

金色に輝く蝶だって~!

279b Dynamine dyonis Blue-eyed Sailor

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アカガネタテハ属、ラテン名: Dynamine dyonis 英名: Blue-eyed Sailor

タイトル通り、金属光沢が美しいタテハチョウです。実際には純粋な金色というより、緑を帯びた金色です。英名の「青い瞳」は、どうしてなの?後翅の斑紋のことなのかな~。

281a Siproeta superba euoe Broad-banded Page endemic subspieces rare シロオビタテハ属

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シロオビタテハ属、ラテン名: Siproeta superba euoe 英名: Broad-banded Page

最初に掲載したアカガネタテハの仲間と同様、小さな水溜りに飛来しました。亜種euoeはコスタリカの固有で、希少種です。我が家のランタナには同属別種、Siproeta epaphus epaphusが飛来します。


3c Archaeoprepona amphimachus amphiktion White-spotted Prepona オオルリオビタテハ属

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オオルリオビタテハ属、ラテン名: Archaeoprepona amphimachus amphiktion 
英名: White-spotted Prepona 

ラテン名がArchaeoprepona meander amphimachusから変更されたようです。
注: 上下の画像は、別々の個体です。

水溜りには来ませんでしたが、やはり同じ場所で撮影しました。常に逆さまの状態でとまります。野鳥用に設置された餌台のバナナが腐り始めると、よく飛来する属でもあります。

全てリコーCX5で撮影

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コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/