2017/03/30

ニショクキムネオオハシ 息子には難易度の高い撮影となりました!



木片をくわえています。



木片を放り投げました。



木片が飛んでます。

去年に家族旅行した際、ロッジの庭で息子が撮影したニショクキムネオオハシです。営巣に適した樹洞を見つけ、中を「掃除」しているシーンです。



足が地面に埋まっているような・・・・?それとも短足なの?

息子にとっては難しい撮影となりました。鳥との距離は四十メートルほど、木の高さも三十メートルくらいありました。息子のカメラにはファインダーがありませんし、超望遠コンデジ(光学三十倍)です。

仮に被写体を液晶画面に導入できても、手持ち撮影では確実にブレます。ですから、この時は私の三脚を使用させました。私は手持ち撮影を余儀なくされ、苦労しました。「男はつらいよならぬ、父親はつらいよ」(^▽^;)

下の二枚は私が撮影しました。



遠距離で、超望遠の手持ちはキツイ・・・・。



左下に何か変な物体が写っていますね~。見なかったことにして下さい。(^○^)

一枚目~三枚目はキャノン・パワーショットSX710HSで撮影
四枚目~六枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

関連記事
    
2017/03/29

見事な擬態に、他科の蝶が騙されました!



Ithomeis(和名なし?)属、ラテン名: Ithomeis eulema imatatrix 
英名: Northern Mimic-metalmark



ドクチョウ属、ラテン名: Heliconius hecalesia formosus 英名: Five-spotted Longwing

一枚目の蝶はシジミタテハという、日本には存在しない仲間です。この時もそうでしたが、葉裏に隠れていることが多いです。二枚目は有毒性のタテハチョウです。

画像を比べると分かりますが、二種はよく似ています。それもそのはず、有毒性のタテハチョウに擬態しているからです。同じタテハチョウ間では珍しいことでもなく、無毒性の種が有毒性の種に擬態します。

ただ、Ithomeis eulema imatatrixは別の科に属する蝶なので、こういったケースでの擬態は稀だと思います。その擬態がどれだけ精巧なのか?手元の図鑑に、著者の観察記述があります。

「Heliconius hecalesia formosusが、Ithomeis eulema imatatrix相手に十分以上も求愛行動を続けていた」

つまり、Heliconius hecalesia formosusはIthomeis eulema imatatrixを見て、同種と勘違いしたことになります。人間に例えると、ニューハーフを女性と勘違いした感じ?それは違うか・・・・。(^▽^;)



ルリフタオシジミ属、ラテン名: Pseudolycaena damo 英名: Sky-blue Hairstreak

シジミチョウとしては大型で、前翅長が三センチ半ほどあります。表翅はメタリック・ブルーなのですが、とにかく開翅してくれません。ネット検索してみると分かりますが、開翅シーンを撮影されている方は世界に一人だけみたいです(標本画像を除く)。



キチョウ属、ラテン名: Tropical Yellow 英名: Eurema xantochlora xantochlora

日本でもお馴染みのキチョウの仲間です。キチョウも開翅シーンが撮れませんね。

一枚目のみキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てリコーCX5で撮影

関連記事
    
2017/03/23

便器に毛が生えたら、蘭になった?



ラテン名: Stelis pilosa



こんな感じで、咲いていました。

強引なタイトルかもしれませんが、この蘭に対する第一印象でした。蘭というより、食中植物みたいなイメージがあるかもしれません。この属は識別できない種がほとんどですが、ステリス・ピロサに関しては間違いようがないですね。

画像では明るく見えるかもしれませんが、かなり暗い場所でした。おまけに風で「便器」が揺れるので、ブレを連発したと記憶しています。



ラテン名: Dichaea trulla



こんな感じで、咲いていました。

倒木に着生していました。問題だったのは、その木が崖下に落ちかかっていたことでした。ですから、先ずは木を平らな場所に引き上げました。これが結構シンドイ作業で、かつ危険な行為でした。妻や息子が見たら、絶対に怒られたでしょうね。(^▽^;)



ラテン名: Masdevallia thienii



こんな感じで、咲いていました。

地面から三十センチくらいの場所に着生していたので、危うく見逃すところでした。初めて見つけたときは、小さな蕾の状態でした。翌週に戻ると、綺麗に開花していました。後に、コスタリカでは珍種のマスデバリアだと分かりました。主に低地で自生しているようです。



ラテン名: Epidendrum adnatum



こんな感じで、咲いていました。

地味な蘭ですが、それでも撮影に妥協はありません。どんな蘭でも貴重な存在ですから、綺麗に撮ってあげたいです。

最初の二枚のみリコーCX5で撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。

EPIDENDRA-Global Orchid Taxonomic Network
Internet Orchid Species Photo Encyclopedia

関連記事
    
2017/03/22

悪夢が蘇ります!



しばらく更新&リコメできずに、すみませんでした。m(-_-)m

二センチ半ほどのアカヤドクガエルです。薄暗い林床を好むので、撮影が容易ではありません。おまけに、直ぐに落ち葉などに隠れるので、撮影できないことも多々あります。

この時は銅像のように動かなかったので、カメラに三脚を取り付け、低感度で撮影できました。シャッター・スピードは0.8秒でした。手持ちでは絶対にブレてしまいますね。

このカエルを見るたびに、嫌な思い出が蘇ります。日本のテレビ局の手伝いをした時のことでした。局のスタッフが撮影しようとすると、直ぐに移動してしまいます。そこでカエルを容器に入れ、何度も上下にシェイクするのです!

容器から出されたカエルは、めまいがするのでしょう。動くこともなく、容易に撮影できるようになりました。懲りずに別の個体を見つけては、同じ作業を繰り返していました。この過程で死んでしまった個体もいて、私は見ることさえ堪えられませんでした。

眠っているナマケモノは木を揺すって、起こします。水上を走るバシリスクトカゲは、水辺に追い詰め、水中に落とします。

自然や生き物に対するリスペクトの欠片もありません。そのくせ番組の締めくくりシーンでは、解説者が生命の尊さを語っていました。

私の怒りは頂点に達し、その後、二度とテレビ局の手伝いはしないと誓いました。自然番組の多くは、こうやって制作されているのかもしれません・・・・。

キャノン・パワーショットSX60HSで撮影

関連記事
    
2017/03/07

カンムリカラカラ 世界初?奇跡のコラボが実現しました!&息子が八歳になりました!

CrestedCaracara.jpg

前回の記事の続きです。念願の国花の撮影を終え、帰宅しようとした際に、カンムリカラカラ(メキシコの国鳥)が飛来しました。

蘭とのコラボは、一度は撮ってみたいと思っていました。以前に、ハゲノドトラフサギと蘭のコラボが実現しましたが、花が咲いていませんでした・・・・。(^▽^;)


今回は単なるコラボではありません。コスタリカの国花と、メキシコの国鳥の「夢の共演」です。世界初で、ほぼ間違いなしのコラボ画像だと思います。

Guarianthe skinneriで検索してみてください。出て来る画像は鉢植えか、低木に人間が着生させた株ばかりです。ある方がメキシコで撮影した画像のみ、自然に咲いた状態です。やはり、この方の画像でも、手の届かない巨木に着生しています。故に、盗掘を免れているのでしょう。

ですから、この蘭が自然に咲いている画像自体が、世界的にも非常に希少だと分かります。そして、野鳥とのコラボとなると、まさに奇跡ではないでしょうか。自分でも凄い瞬間を撮ってしまった気がしました。 顔を激しく上下させていたので、ちょっとピントがあまいんですけどね~。



何を食べていたのでしょう?オリジナルの画像で拡大しても、分かりませんでした。



しばらくすると、もう一羽が飛来しました!



巨木の別の枝に移動し、最後は二羽が並びました。狭い隙間からの撮影を強いられ、窮屈な構図になったのが悔やまれます(強烈な陽射しも・・・・)。でも、この一点でしか、撮影できなかったんです。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影



今日で息子は八歳になりました。息子から撮影について学ぶこともあり(←ちょっと、恥ずかしいかも・・・・)、今後も親子で自然を楽しみたいと思います。

息子からのメッセージです。

「皆さん、いつもたくさんのナイス!ありがとう。これからも撮影を頑張ります。応援して下さいね。( v^-゚)Thanks♪」

関連記事
    
2017/03/01

度重なる落胆、挫折を乗り越えて、遂に国花の蘭を見つけました!



ラテン名: Guarianthe skinneri



こんな感じで、咲いていました。

コスタリカの国花は蘭です。植物園や大きなホテルの庭園で、容易に見ることができます。一方、自然界での観察は、ほぼ不可能とされています。盗掘でほぼ根絶やしにされてしまったからです。

以前は、私が住む町の周辺でも自生していたそうです。もと自生地に行くと、あちこちの民家で飾られているのが分かります。そういった家主と話すと、答えはいつも同じでした。

「以前はたくさん自生していたけど、今は見なくなった・・・・」「あんたのような人間が、大勢いるからだろ!」その度に怒りが込み上げて来ました。違法販売人が、根こそぎ持って行くケースもあったそうです。

残念ながら、この国では野で愛でるという風習はないようです。そういった現実を知りながらも、なんとか自然に咲いている姿を見たい!その想いだけで、探し続けました。

国花だけに限らず、見たいと思う大型種は、全て同じ運命を辿っています。「もう限界かも・・・・」あまりに盗掘が酷いので、何度も蘭探しを諦めようと思いました。存在しない物は、どんなに探しても見つけられませんから・・・・。

盗掘だけでなく、密猟にしても深刻な問題です。嫌な部分ばかり見えるようになって、コスタリカにいることさえが、苦痛になっていました。

そして、ようやく念願が叶いました。私の胸は熱くなり、一筋の希望が見えた気がしました。この出会いで勇気が湧き、これからも地道に頑張ろう思いました。妻も息子も、私がこの瞬間を待ち望んでいたことを知っていました。夜は三人で乾杯しました。(*゚▽゚)/゚・:*【祝】*:・゚\(゚▽゚*)

ちなみに、今はグアリアンセ属ですが、以前はカトレアに属していました。花の大きさは九センチほどあります。



遠方から、こんな感じで見えました。「こ、この色合いは!?」ドキドキしました。

21.jpg

陽射しの強い日で、撮影に苦労しました。



巨木には一体何株が、着生していたのでしょう。凄い群生でした。



周辺の細長い木々にも、複数の株を確認できました。

何故、これだけの規模の群生が残っているかは、一目瞭然でした。手の届かない場所(三、四十メートル)に着生していたからです。同時に私有地なので、外部からの侵入者がないのも、盗掘を免れている要因だと思いました。

コスタリカの未来のためにも、この巨木は絶対に保護しなければなりません。それには地主さんの理解が必要です。その貴重さを伝えなければと思いましたし、知り合いの蘭学者も同意見でした。

撮影を終え、帰ろうとした際に、予期せぬ出来事がありました。それは次回に紹介したいと思います。



ラテン名: Specklinia costaricensis



こんな感じで、咲いていました。

地方にある工場(?)外に巨木があり、無数の蘭が着生しています。葉や株のサイズ、形から、少なくとも十種は存在していると思います。現在まで四種を開花で確認していますが、三種は初見です。

Specklinia costaricensisは初見ではなく、過去に何度も撮影しています。風で絶えず揺れるので、どうしてもピントが合いません。なんとかブログに掲載できる一枚が撮れました。花の大きさは五ミリほどあります。



ラテン名: Epidendrum pentadactylum



ラテン名: Cuitlauzina convallarioides



こんな感じで、咲いていました。

低木に二種が開花していました。いずれも初見だったので、幸運でした。前者はエピデンドラム属としては最小類で、花の大きさは四ミリほどあります。後者は属の見当もつかず、知り合いの蘭学者に同定してもらいました。やはり風が吹いていて、撮影に苦労しました。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。

EPIDENDRA-Global Orchid Taxonomic Network
Internet Orchid Species Photo Encyclopedia

関連記事
    

コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/