久しぶりに、撮影したくなる蝶と出会いました!
ニシキシジミタテハ属、ラテン名: Sarota chrysus 英名: Stoll's Sarota
注: シジミタテハはシジミチョウでも、タテハチョウでもありません。その中間的特徴を持つ、日本には生息していないグループです。
蘭探しの合間に、川辺に立ち寄りました。ミネラル補給に飛来する蝶を期待してのことでした。水辺に行くと、小さな蝶(前翅長一センチ半ほど)が、すばやく飛んでいました。
運良く、近くの葉にとまりました。翅の模様から、直ぐにニシキシジミタテハの仲間だと分かりました。この仲間は葉裏に隠れていることが多いので、出会いさえ容易ではありません。
久しぶりに、蝶にワクワク、ドキドキしました。ところが、撮影しようとした途端に飛ばれ、落胆が隠せませんでした。過去にも同属の別種を撮影する直前に、飛ばれていたからです(またかよ~)。<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!
今回は数分後に戻って来てくれたのですが、撮影はワンチャンスでした。再会があるかは分かりませんが、ジックリ観察&撮影してみたい蝶でした。
キャノン・パワーショットSX60HSで撮影
類似種、Sarota acantusかもしれません。手持ちの図鑑だと、Sarota gyasになります。ただし私が参考にしているデータベース、Butterflies of Americaでは、中米に生息しているか不明となっています。図鑑は二十年ほど前に出版されたものですが、著者が識別を間違えた?
過去に何度か掲載しています。コスタリカで最も好きな蝶です。前翅長が一センチほどしかない小型種ですが、インパクトは大、大、大?
リコーCX5で撮影
皆さん、良い週末を!\(^▽^)/
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アカフウキンチョウ 美しい姿を拝める時期が、近づいて来ました!&ナイス!が二百を超えました!
「親子で蘭の撮影バトル!息子が撮った方が、鮮明に見えるような・・・・? 」の記事に、二百を超えるナイス!をいただきました。二百超えは初めてのことです。
以前から意識していたのですが、なかなか届かない目標でした。「ベスト・スコア・エバ~(今までで最高点)!」と息子も大喜びでした。本当にありがとうございました。☆⌒(*^-゚)v Thanks!!
肩の痺れに関しても、温かい言葉を多数いただき、感謝の念に堪えません。まだ、完治していませんが、多少は良くなったように思います(今日は病院で検査です)。無理のない範囲で、ブログを続けますね。
アカフウキンチョウは北米からの渡り鳥で、南米で越冬します。中米コスタリカは通過するだけなので、観察できる期間が限られます。
越冬する時には冬羽になっていて、赤は黄色に変化しています(メスと同色)。鮮やかな赤が楽しめるのは、北米に戻る時期(三月下旬~五月初旬)しかありません。
この個体は去年の四月に撮影しました。来月からの再会が楽しみです。
ちなみに、一枚目の画像は光学65倍を超えて、プログレッシブファインズームを使用しています。デジタルズームであっても、説明がなければ分かりませんよね?
注: プログレッシブファインズーム=画像の粗さが目立たないデジタルズーム
キャノン・パワーショットSX60HSで撮影
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新着記事のお知らせが届いていますか?
いつもの書き込みのピーク時間にでさえ、常連の方々の書き込みがなかったので、明らかにおかしいと思いました。こんなことは今までに一度もありませんでしたので・・・・。
多分、皆さんのもとへ、新着記事のお知らせが届いていないと思います。昨日に続いて(コメントが何度も消滅)、再びヤフーの不具合でしょうか。
この後はしばらくブログを休止するかもしれないので、最新記事は見てくださいね。息子も皆さんの反応を楽しみに待っています。
日本語が分からないので、できればナイス!押してあげてください。「今回はナイス!○○○個もらったよ」と言うと、すごく喜びます。宜しくお願いします。
この記事は後に削除します。いつも書き込み&ナイス!ありがとうございます。このメッセージが皆さんのもとへ届くことを祈りつつ・・・・。
追記: 直ぐに常連さんからの反応が数件あったので、皆さんのもとにお知らせが届いていないことが分かりました。こんな記事にもナイス!をいただいてしまったので、この記事は削除しないでおきます。
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皆さんに、お願いがあります! 2014/12/09
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親子で蘭の撮影バトル!息子が撮った方が、鮮明に見えるような・・・・?
家族旅行特集、最終回
旅行中に撮影した、野生蘭の一部を紹介します。
普段、息子は蘭を撮影しませんが、この日は急に撮りたいと言い出しました。親子で撮影バトル!嫌な予感が・・・・?
先ずは私の撮影です。風がコンスタントに吹いていたので、私は三脚固定+タイマー撮影しました。息子は手持ち撮影でした。←この時点で、親を超えた?
液晶画面で互いのベスト画像を比べて見ると、息子の画像の方が鮮明に見え、妻も同意見でした。私は数十枚撮影、息子は三枚のみでした。親として、複雑な気分になりました・・・・。(T△T)
レパンセス属としてはユニークで、葉は他種にない大きさです。葉の形もプレウロタリス属にソックリなので、花が咲いていなければ誤認してしまいそうです。
葉裏に花を付けるので、ひっくり返して確認する必要があります。花の大きさも同属としては大型で、一センチほどあります(通常は三~五ミリ)。
地面から二十センチほどの場所に着生していたので、見落とすところでした。普段はそれなりに高い場所を見て探すので、地生種や低い場所に着生している株は、かえって盲点になっているかもしれません。
撮影後に液晶画面で確認して、愕然としました。花にはアブラムシがたくさん付着していたからです。しかも、所々で損傷が見られました。これでは掲載できないとガックリでした。幸いなことに蕾が幾つかあったので、翌日に開花することを期待しました。ただし、アブラムシが既に付着している蕾もあり、不安も一杯でした。
翌朝、被害のない新鮮な花を撮影することができました。前回の旅行でも撮影していたのですが、樹冠部に咲いていたため、証拠写真に終わっていました。そういった意味でも今回は幸運でした。
三~五枚目のみキャノン・パワーショットSX710HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
EPIDENDRA-Global Orchid Taxonomic Network
Internet Orchid Species Photo Encyclopedia
EPIDENDRA-Global Orchid Taxonomic Network
Internet Orchid Species Photo Encyclopedia
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家族旅行特集、その二
特集なのに更新間隔が空いて、すみませんでした。m(_ _)mツアー後に右肩の痺れが酷くなり、しばらく更新できずにいました。
旅行中に撮影した、野鳥の一部を紹介します。
十センチほどの小鳥で、撮影が難しいです。和名にあるスミレ色が、黒く潰れてしまうからです。森林の上層、中層部にいることが多く、撮影機会も少なめです。それだけに、今回は幸運でした。スミレ色も表現できた?
ウズラバトの仲間は潜伏性が強く、個体数も多くありません。薄暗い林床を好み、危険を察するとウズラのように逃げます。
ですから、撮影は勿論、観察さえも難しかったりします。この個体は片足を怪我していたようで、ゆっくりしか歩けない様子でした。
皮肉にも、それが撮影チャンスに繋がりました。ジャガーやピューマに見つかったら、瞬く間に餌食になってしまいそうです・・・・。
息子が撮影したオオホウカンチョウは希少種で、全長九十センチ以上あります。どこでも観察できる鳥ではなく、広大な森林が残っているエリアに限定されます。単独、ペアでいることが多いですが、この日は三羽で行動していたようです。
茂みに入った狭い隙間からの撮影なので、大変でした。おまけに高温多湿ですから、息子の忍耐を問われる形となりました。
オスがなかなか撮れず、ひたすら待ちました(こういう時に限って、銅像の如く動きません)。ようやく、メスを守るような感じで姿を見せ、最後に奥深く消えて行きました。
興奮、警戒していると冠羽が立つのですが、オスのそれは終始、同じ状態でした。一時はオスの撮影を断念しそうになった息子ですが、最後まで頑張りました。
一~四枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
五~七枚目はキャノン・パワーショットSX710HSで撮影
五~七枚目はキャノン・パワーショットSX710HSで撮影
次回は旅行中に撮影した、野生蘭の一部を紹介します。親子で撮影バトル!
コスタリカの長い冬休み、貿易風、アクシデント(ダディが遭難?)、息子の浮き輪なしでの泳ぎと家族旅行
家族旅行特集、その一
コスタリカの学校は夏休みより、冬休みの方が長かったりします。公立だと二ヶ月ほどあります。息子は妻が勤める私立の小学校ですが、冬休みは四十日以上も続きます。
前半、妻と息子はアメリカに里帰りしていましたが、後半は全員で貴重な時間を過ごすことができました(例年だと私はツアーで忙しい)。この時期は乾季に入っていて、東からの貿易風の影響を強く受けます。
ですから、首都圏を含む多くのエリアでは毎日が強風で、快適とは思えません。特に蘭撮影をしている私には、受難の時期と言えます。
先ずは風の影響を受けないであろう、太平洋側の低地に向かいました。観光シーズンなので、有名で綺麗なビーチは訪問客でウジャウジャ状態です。
人混みを避けるため、今回もマイナーなビーチを訪問しました。絵に描いたような美しさはないですが、人がまばらなので、リラックスできます。
お気に入りのホテルが近くにあって、プール、テニス、ビリヤード、ダーツ、ミニゴルフなどが楽しめます。今回で四度目の宿泊になりました。
観光シーズンになると、ホテルの宿泊料金が一気に高騰します。ここは通年リーズナブルな料金で、現地組の我々には有り難い存在です。
ホテルの直ぐ外に川が流れていて、野鳥だけでなく蘭も観察できます。
夕食前に河口で撮影しました。刻一刻と姿を変えるので、撮影が難しいですね。
新しくオープンしていたタイ料理の野外レストランです。キッチンはスクールバスの再利用だそうです。ここで食べたパットタイやグリーンカレーが美味しくて、再訪問を誓いました。
次に低地から、標高二千メートルほどの高地へ移動しました。有名なアレナル火山や湖が一望できましたが、予想通り風が強くて、蘭撮影に苦労しました。
世界的に有名なモンテベルデ保護区が近くにあるのですが、やはり観光客がウジャウジャいるので、マイナーなエリアで蘭を探しました。散策路ではほとんど人を見かけないので、純粋に自然を楽しめます。
保護区のお土産コーナーで、ケツァールを買いました。
ここでアクシデントがありました。昼食時に妻や息子と合流し、午後は四時頃に戻ると伝えました。それを妻は一時間後と勘違いして、二人はあてもなく森の中で私を探したそうです。妻いわく、息子は号泣して、常に「ダデイ~、ダディ~」と叫んでいたそうです。
その話を聞いて、胸が痛みました。そこで、予定を変更して、妻や息子が喜ぶ場所に移動することにしました。事前にホテル予約をしていなかったので、訪問先の変更は容易でした。
罪滅ぼしのため、有名な温泉リゾートのエリアに向かいます。強風が絶えず吹いているので、ウィンドサーフィンなどをしている人が結構いました。
元々、風がよく吹くエリアですが、今回は特に勢い良く回っている感じでした。
このエリアでもお気に入りのホテルがあって、温泉プールで楽しみました。ここも観光シーズンに伴う宿泊料金の変化がないので、有り難いホテルです。
ここで嬉しいことがありました。息子が初めて浮き輪なしで泳いだのです!水の中に顔を浸けることもできたので、ビックリでした。あれだけ水を怖がっていたのに・・・・。
ちなみに、同じエリアで有名なリゾートホテルとなると、一泊朝食付きで四、五万円します。しかもスタンダード・ルームの話しで、もっと高価な部屋もたくさん存在します。現地組の我々には高嶺の花です。もっとも、そんな場所に泊まってみたいとも思いませんけど・・・・。
旅行も最終日となり、ホテルでの朝食シーンです。早朝なので、テーブルもガラガラ状態です。朝食は定番の「コスタリカのお赤飯」、ガイジョ・ピント、エッグ、ベーコン、ハム、チーズ、フルーツ、ホットケーキ、甘い菓子パンなどでした。
チェックアウト後、妻と息子は豪華な温泉リゾートに日帰り訪問しました。昼は敷地内でバイキング料理を楽しんだそうです。私は国立公園で蘭探し、昼は手作りサンドイッチでした。この差は虚しい・・・・。(T△T)
二、六、十一、十二枚目はキャノン・パワーショットSX710HSで撮影
残りはキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
次回は旅行中に撮影した、野鳥の一部を紹介します。
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