2015/12/03

憧れの蘭が食べられちゃうよ~!

家族旅行特集、その二
 


ラテン名: Restrepia trichoglossa
 


こんな感じで、咲いていました。
 
以前から見たいと思っていた、憧れの蘭です。斑点ではなく、縦縞模様のタイプも存在するようです。この蘭との出会いは劇的でした。ロッジの散策路で見つけたのですが、今にも開花しそうな蕾を一つ付けていました。翌日には咲くと思い、ワクワクしました。
 
翌朝一番に見に行った時には、まだ開いていませんでした。日中には咲くだろうと思って、それまでは近くの保護区に出掛けることにしました。
 
その帰り道に別株を見つけたのですが、残念なことに花の一部が破損していました。щ(゚ロ゚щ) オーマイガーッ!!これでは撮影する気にもなれず、望みはロッジ敷地内の蕾に託されました。
 
そして、戻ってみると、更なる悲劇が私を待っていました。なんと開花どころか、蕾が消えているではありませんか!?ガ━━(゚Д゚;)━━ン!地面を探してみても、見つかりません。状況が全く理解できず、その夜はショックで熟睡できませんでした。
 
翌朝、道端で見つけた別株に蕾があったことを思い出し、朝食もとらずに出掛けました。そして、全ての謎が解けました。なんと、ナメクジが花を食べていたのです!即座にナメクジを枝で振り落とし、難を逃れることができました。
 
ロッジ敷地内にあった蕾も、食べられてしまったのでしょう。運良く蕾が開いていたので撮影できましたが、それさえも今ではボロボロになっているかもしれません。
 
ちなみに、この木には無数の蘭が着生していました。花が咲いていたのはレストレピア一種のみでしたが、他にもディカエア(ディケア)属、レパンセス属、エピデンドラム属、マキシラリア属、マスデバリア属などが確認できました。
 
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影

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ラテン名: Rhetinantha scorpioidea
 


こんな感じで、咲いていました。
 
以前はマキシラリア属でした。保護区へ行く途中、道端で撮影しました。ロッジの散策路にも咲いていたので、このエリアでは普通種なのでしょう。撮影中、地元民が物珍しそうに私を見ていました。
 
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
 


ラテン名: Lepanthes mariposa
 


こんな感じで、咲いていました。
 
ラテン名のmariposaはスペイン語で「蝶」を意味します。皆さんには蝶に見えますか?今まで撮影したレパンセス属では最小で花の大きさは二ミリほどあります。

果樹園跡地(?)で、地面に落ちていた枝に着生していました。ヌカカの仲間がウジャウジャいるエリアだったので、撮影は地獄でした。あちこち刺され、撮影中に手は血だらけになりました。蘭撮影のためとはいえ、流石に逃げ出したくなりました。
 
リコーCX5で撮影

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ラテン名: Habenaria monorrhiza
 


こんな感じで、咲いていました。
 
コスタリカの蘭は九割が着生種なので、地生種は貴重な存在です。最終日、帰路の途中に牧草地で撮影しました。あちこちで咲いていたので、今が開花のピークなのでしょう。花持ちが悪いようで、どの株も上部に蕾がたくさんありましたが、下部は枯れていました。
 
野生蘭の多くは短命で、花は数日で枯れてしまいます。それだけに新鮮な状態で開花している株を見つけることは、容易ではありません。
 
リコーCX5で撮影
 
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
 

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コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/