ズアカゴシキドリ お客さんの画像を見て、ガクッと来ました!
日本野鳥の会、会報「野鳥」10月号にコスタリカの記事を書くことになった、とお知らせしました。そのレイアウトが昨日送られてきたのですが、素敵な仕上がりになっていました。家族旅行中に撮影した風景画像も、いい感じに使われていて、デザイナーさんに感謝、感謝です。
会員でないと閲覧が難しいと思うので、許可が下りれば、ブログに掲載するかもしれません。勿論、配布が開始されてからの話ですけどね。
久しぶりに四日連続の投稿です。昨日投稿した蘭の記事が、一日でナイス!百超えという快挙だったので、今日はルンルン気分です。( v^-゚)Thanks♪
ファンの方はご存知だと思いますが、現在、野生蘭探しに最も情熱を注いでいます。ですから、コメントやナイス!がたくさんあると、非常に嬉しくもあり、励みになります。
「野生蘭を求めて」シリーズは一回目の投稿から全てナイス!百超えなので、今後もその数を維持できるように頑張りたいです。ですから、蘭の記事の時はナイス!押してくださいね~。百超え達成するまで、更新しないかもしれませんよ。(^○^)
私のブログで殿堂入りをしている、S-Birdさんとお仲間をご案内した時に撮影しました。久しぶりにズアカゴシキドリを撮影したので、ブログに掲載できるな~と思いました。
ところが、同じカメラで撮影されたS-Birdさんの画像を見て、呆然としました。私よりずっと大きく、鮮明に撮影されていたからです。私が撮影した時の方が遠距離だったとはいえ、チャンスをものに出来ない自分が、悲しくなりました。左の縦枝が邪魔だし・・・・。(T△T)
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
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樫林での蘭探し、最高でした!
家族旅行特集、最終回
訪問した私有保護区の樫林では、期待以上の成果がありました。二日間で固有種六種を含む、二十種ほどを撮影することができました。その一部を紹介します。
蘭は凝視すると、人の姿や顔に見えたりする時があります。Lepanthes mystaxの場合は、「大きなミッキーマウスのヘアバンド、あるいは帽子を被った女の子」に見えました。ちょっと強引でしょうか?花の大きさは五ミリほどあります。
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
丁度、森に光が差し込む時間帯だったので、その影響を受けないアングル探しに苦労しました。独特の桃色をした色合いでした。
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
複数のポイントで、たくさんの株を見つけました。ただ、開花時期には少し早かったようで、この株のみ「双子咲き」していました。株によっては、蕾が多数付いていました。2,500メートルを超える標高で、初めて見たプレウロタリス属でした。
リコーCX5で撮影
別行動している妻と息子に合流すべく、散策路の出口に向っている際に見つけました。行きは気が付かなかっただけに、幸運でした。いつものことですが、巨木に囲まれた林内は暗かったです。
リコーCX5で撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
息子と蝶の撮影をするつもりだったのですが、天気に恵まれませんでした。野鳥撮影も一切していません。ですから、今回の特集は第三回でお終いです。次回から通常の更新に戻ります。
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やはり低地では気を付けなければ・・・・
家族旅行特集、その二
ラテン名: Bothriechis schlegelii
旅行の後半に訪問した、国立公園の入り口近くの木にいました。50センチもなかったので、オス個体でしょうか?最長で80センチくらいだそうです。
薄暗い場所でしたが、手持ちでも撮れました。リコーCX5の手ブレ補正は優秀です。ただ今思えば、キャノン・パワーショットSX50HS+三脚で低感度撮影するべきでした。発色は明らかに後者に軍配が上がるので・・・・。
リコーCX5で撮影(感度1600、手持ち)
同じ木の反対側には大きな斑点をまとった、別個体がいました。この個体もほぼ同じくらいの長さでした。大きなヤスデが忙しく動いていたのですが、互いに知らんぷりでした。
鱗模様がクッキリと見えます。パワーショットの超望遠は、こういった時に便利ですね。
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影(感度100、三脚使用)
アイラッシュ・ヴァイパーには色違いがあり(六種)、「ゴールデン」はコスタリカにしか存在しないそうです。毎年、咬まれて死亡者が出ると、手持ちの図鑑に書かれています。
蘭探しに夢中だと、他が見えなくなる私です。高地で毒蛇に遭遇することは滅多にありませんが、低地では油断できないと思いました。
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コスタリカの樫林、温泉と家族旅行
家族旅行特集、その一
某探鳥ツアー会社の社長さんから、日本野鳥の会、会誌「野鳥」にコスタリカの記事を書くことを依頼されました(10月号の予定)。
掲載に使用される野鳥画像は手元にあったのですが、風景画も入れることになりました。普段、風景の撮影をしない私には、画像がありません。
そこでケツァールが棲むエリアの風景を撮ることに決め、家族旅行の一部に組み込みました。ただ、撮影は表面上の言い訳で、真の狙いは蘭探しでした(家族を高地に誘い込むことができました~)。Ψ( `▽´ )Ψケケケケ♪
今回も観光客が来るような場所は避け、私有の保護区を訪問しました。途中、野外レストランで景色を楽しみながら、朝食をとりました。未だ見ぬ蘭を想像し、私の心はウキウキ状態です。
ケツァールは熱帯雲霧林に棲む生き物として有名ですが、その上に存在する樫林でも観察できます。雨季なので、午後に近づくと空模様が怪しくなります。
散策路の途中にある小さな滝は、休憩にはピッタリの場所でした。休憩時にも、蘭が咲いていないかキョロ、キョロしていましたけど・・・・。(*^▽^*)
樹齢三百年以上の樫があちこちにあって、自分がちっぽけな存在に思えました。樫の木と言えばドングリキツツキなのですが、不思議と声さえ聞こえませんでした。
これらの風景画像の一枚が、記事に掲載されているかもしれません。野鳥の会に入会されている方は、10月の会報で「私のおすすめ探鳥地」を読んで下さいね~。
後半は家族サービスのため、観光客に人気のリゾート・エリアに向かいました。コスタリカで最も有名な火山があるのですが、ここ数年、休眠しています(多くの観光客はそれを知らずに訪問・・・・)。妻と初訪問した際、夜に溶岩流を見たことが、今では懐かしい思い出です。
早朝時の撮影なので、誰もいません。一応、「温泉」と謳っていますが、日本人の感覚ではぬるま湯です。晴天であれば、火山を眺めながら、のんびり気分に浸れます。
壁や床の色合いが私好みで、スタンダード・ルームでも快適でした。我が家の予算では少々厳しいホテルだったのですが、運良く四割引のプローモーション期間があったんですよね~。(*^-゚)vィェィ♪
以前も紹介した「タオル・アート」です。三泊しましたが、白鳥、象、犬と毎日楽しませてくれました。左にあるのは息子が肌身離さず持っている、ステゴサウルスの「ステギィ」です。何歳まで持ち歩くのでしょうか?
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コスタリカの蘭は、固有種がてんこ盛りです!
コスタリカは地続きということもあり、野鳥の固有種はわずか六種しかいません(三種は本土から約550キロ離れたココ島にのみ生息)。一方、蘭は毎年のように新種が発見されていて、固有種の宝庫となっています。
しかし、これらの固有種も、将来的には隣国パナマや南米で記録されるかもしれません。発見されていないだけだと推測しています。私みたいに蘭探しに夢中という人間は、ごく少数だと思うので・・・・。
今回は固有種のみを紹介します。
二枚目の画像で分かるように、大木に群生していました。過去に何度も見ているので、開花時期が長いようです。花の大きさは五ミリほどあります。
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
この日、国立公園で目新しい種に出会えませんでした。ところが国立公園外の道端で、スカフィグロティス属を三種見つけることができ、一気にホクホク顔になりました。(*^-゚)vィェィ♪
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
斜面に咲いていて、接写には高い位置でした。パワーショットの超望遠でも、極小類では大きく写せません。結局、斜面に登って撮りました。不格好な姿勢で撮ったので、筋肉痛になりました。(^▽^;)花の大きさは五ミリほどあります。
リコーCX5で撮影
類似種のStelis tintinnabula(固有種)かもしれません。とにかく撮影に苦労しました。小雨が降っていて、風も吹いていました。画像では明るく見えると思いますが、林床は真っ暗でした。
低感度で撮影するとSSが一秒とかなので、三脚使用は必須でした。蘭撮影において、雨、風、不十分な光量の三重苦は、珍しくありません。←霧もあるので、四重苦でした。
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
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カンムリズク もっと大勢のお客さんに見せたかったな~&謎のコノハズクの幼鳥
三月のツアーで見つけたカンムリズクです。画像では明るく見えると思いますが、とても暗い場所に隠れていました(フクロウの仲間ですから、当たり前なのですが・・・・)。
どれくらい暗かったかというと、最初に見た時は鳥かどうかも分からないほどでした。双眼鏡で見て、なんとなく鳥の背中に見えました。それでも自信がなかったので、スコープで確認しました。ようやくカンムリズクだと分かり、最終的には顔も向けてくれました。
日中にフクロウ類を見つけることは容易ではありません。次のツアーでもお客さんに見せたかったのですが、再訪問時にはもう居なくなっていました・・・・。<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
ある日、道端で蘭探しをしていた時のことです。たまたまクビワアメリカムシクイの巣を見つけました。巣は藪で上手く隠れているのですが、雛の声が聞こえます。そして近くには親鳥の姿がありました。営巣の邪魔はしたくないので、その場を去ろうとしました。
すると、近くの民家から子供が出て来て、私に話しかけるのです。「小さいフクロウを見たい?」ねぐらを教えてもらえるのかと思い、見たいと返事しました。予想外に、その子は家の中にへ入って行きました。そして、画像の幼鳥を腕に乗せて出て来たのです!
私 「えっ、この幼鳥どうしたの?」
子供「近くで見つけた」
私 「近くって、巣のこと?巣はどこにあるの?」
子供「分からない・・・・」
私 「どれくらい飼っているの?」
子供「近くで見つけた」
私 「近くって、巣のこと?巣はどこにあるの?」
子供「分からない・・・・」
私 「どれくらい飼っているの?」
子供「一ヶ月くらい」
私 「餌はどうしているの?」
子供「虫とか捕まえて、与えている」
私 「餌はどうしているの?」
子供「虫とか捕まえて、与えている」
こんな感じで会話が続きました。巣から落ちて、この子が拾ったのでしょうか。そういう行為は良くないと教えようとしましたが、やめました。説明しても、理解してもらえないでしょうから・・・・。
コスタリカでは、法律上禁じられている野鳥の飼育が、当たり前のように行われているからです。地方の貧しい家庭では、ペットを購入する余裕もありません。私は感謝の言葉を述べ、その場を去りましたが、なんとも後味の悪い一日となりました。
ちなみに、パナマオオコノハズクの幼鳥だと思うのですが、同定に絶対的な自信はありません。成鳥しか見たことがありませんし、図鑑に幼鳥の記載もありません。ネット検索でも、似ている画像が一枚だけでした。標高と生息範囲から考えると、そうだとは思うのですが・・・・。
リコーCX5で撮影
皆さん、良い週末を!\(^▽^)/
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綺麗なら、蝶でも蛾でも構いません!
蝶は大丈夫だけど、蛾は苦手という話を聞きます。どちらも同じ鱗翅目で、蝶と蛾の区別さえない国も存在するそうです。蝶の如く綺麗な蛾もいれば、蛾と見間違えるほど地味な蝶もいます。
私的には、自分が見て撮りたいと思えば、どちらでも関係なしです。それぞれの個性を楽しみたいですね。久しぶりに昼行性の蛾を紹介します。
ヒトリガ科、ラテン名: Isostola nigrivenata
昼行性のヒトリガは、美麗種が多いです。この種も金属光沢があって、とにかく綺麗でした。こういった蛾の後に、地味な蝶を見つけると、撮影する気が萎えるかも?(^○^)
このシャクガの同定には時間が掛かりました。検索しても、同種の画像が見つからなかったのです。二年後、ようやく同定できました。
知り合いのガイドが今年の三月に撮影し、彼のサイトに掲載していたのを見つけたからです。彼は蝶や蛾にも詳しいので、その同定は信頼できます。ちなみに、この個体は羽化したばかりでした。
全てリコーCX5で撮影
追記: いつの間にか、アクセス解析なる機能が追加されましたね。これって、役に立つのかな~。個人的には、以前から続いている不具合を修正してもらいたいのですが・・・・。
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