転んだら、目の前に蘭が咲いてました!
険しい散策路は、前日の雨でドロドロ状態でした。長靴を履いていても何度も滑り、遂に転んでしまいました。すると、目の前の倒木に、蘭が咲いていました!こんなこともあるんですね。(^▽^;)
花の大きさは一センチくらいでした。一部がガラス細工のように透けて見えました。海外の蘭専門サイトのフォーラムで、同定をしてもらいました。
追記: 固有種Pleurothallis janetiaeだと同定してもらいましたが、葉形から類似種Pleurothallis carpinteraeだと分かりました。タイトルから「固有種」も削除しました。
ラテン名から固有種かと思いましたが、そうではないようです。薄暗い林内で、ひっそり咲いていました。ちょっとした風でも揺れるので、撮影には苦労しました。こちらも液晶画面で確認したら、部分的に半透明でした。普通に散策していたら、存在に気が付かないような・・・・?
花の大きさは三ミリほどあります。このサイズになると、優秀なリコーのズームマクロでも厳しいです。特に、撮影環境が薄暗いので・・・・。ステリス属には類似種が多く、よほどの特徴がない限り、同定が困難です。
少し高い位置に咲いていたので、斜面に登って撮影しました。足元が不安定だったので、撮影が大変でした。崖下に落ちたら、救助隊が来てくれるのかな~。 (^▽^;)
全てリコーCX5で撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
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マダラウズラ お昼寝中に、ゴメンナサイ!
ツアーの昼休み中に、一人で散策していました。たまたま入った小道の斜面に、ラグビーボールのような物体を三つ見つけました。「あっ、マダラウズラ!」双眼鏡で見ると、どの個体も目を閉じていました。
朝や夕方以外は、なかなか出会いがありません。出会いがあっても、藪の中で葉被り、枝被りが当たり前です。しかも、通常は絶えず動いているので、撮影も容易ではありません。
撮影の好機だと思いましたが、薄暗い場所です。感度100だと、シャッター・スピードは一秒でした!とても手持ちでは撮れません。低感度で撮りたかったので、スコープ(望遠鏡)を外して、カメラを三脚に固定して撮りました。
一羽がシャッター音で、目を覚ましてしまいました?m(_ _;)m ゴメン!!
パワーショットの超望遠(2,400ミリ換算)で遊んでみました。
「日中はこんな感じで、隠れて休んでいるのか~。これだと見つからないよな~」と思いました。一人でいる時に限って「いい鳥」が出るのが定番なのですが、午後にお客さん達と共に観察することもできました。
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
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ガッカリだった蝶の撮影・・・・
家族旅行特集、最終回
タイトル通り、今回の旅ではドキドキするような蝶には出会えませんでした。初見のシジミタテハやセセリもいたのですが、証拠写真どまりなので、掲載はやめておきます。
フチドリスカシマダラ属、ラテン名: Oleria vicina 英名: Vicina Clearwing
移動中、山岳部で出会いました。類似種が多いので、既に撮影済みと思っていました。液晶画面で初見だと確認できて、ちょっと嬉しかったです。
ハカマジャノメ属、ラテン名: Pierella luna luna 英名: Moon Satyr
宿泊先の薄暗い林床に、たくさんいました。地味な蝶なので、有り難みは感じませんでしたけど・・・・。
クサチアカセセリ属、ラテン名: Hylephila phyleus phyleus 英名: Fiery Skipper
注: 上下の画像は、別々の個体です。
自宅のランタナにも飛来する普通種です。車で四時間半も掛けて遠征し、自宅でも撮影できる平凡なセセリを撮影していて、ちょっと虚しかったです。
アカガネタテハ属、ラテン名: Dynamine colombiana 英名: Colombian Sailor
ラテン名がDynamine salpensaから変更されたようです。
ビーチ近くの川辺で吸水していました。石の上に二頭いて、同時に翅の表裏が観察できました。これぞ一石二鳥ならぬ一石二蝶?(^∇^)
全てリコーCX5で撮影
他にも色々と撮影しているのですが、特集としての紹介は、今回で終わりにしておきます。
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標高三千メートルを超えても、蘭が咲いています!
家族旅行特集、その三
ビーチでは蘭が期待できないと思っていたので、あえて山岳部を通過しました(後にビーチでも二種見つけました)。標高三千メートルを超えるエリアは寒く、外に出るのを躇うほどでした。蘭のために我慢、我慢です。
それでは旅の途中で見つけた蘭の一部を紹介します(今回は山岳部で見つけた種の一部のみ掲載)。
走行中に独特の形が目に入り、直ぐにテリポゴン属と分かりました(エクアドルで別種を見ていた)。この時は晴れ間が広がっていましたが、空気がメチャ冷たかったです。蘭のために我慢、我慢です。
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
こちらはテリポゴン属としては小型で、見つけた時はニンマリしました。この時には小雨状態だったので、寒がりの私には辛かったです。再び蘭のために我慢、我慢です。
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
標高が低い場所(二千メートルくらい?)で、ほぼ目線の高さに咲いていました。蘭らしくない形の花を付けるのが、エレアンサス属の特徴みたいです。
リコーCX5で撮影
この蘭を撮影する前後に、バッテリーを一つ失くしてしまいました。しかも、予備の安価なやつではなく、ほとんど使用していないキャノン純正の方を・・・・。ガ━━(゚Д゚;)━━ン!国内では買えないので、痛かったです。
キャノン・パワーショットSX50HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
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コスタリカのテント・ロッジと家族旅行
家族旅行特集、その一
ツアーの合間に、家族旅行に出掛けました。カリブ海側は通年気候が不安定なので、今回も太平洋側にしました(折角の旅行なのに、雨は嫌ですから・・・・)。
途中、立ち寄った丘からの眺めです。ガイドブックに記載されている有名なビーチではないので、観光シーズンにもかかわらず、我々家族と他三人だけでした。
前回、前々回とリゾート的な宿泊先が続いていたので、今回は小規模なロッジを選びました。しかも、窓も、鍵付きドアもないテント・ロッジです!偶然ネットで見つけたのですが、テントの経験がない息子は大喜びでした。
テントといっても、「部屋」にはベッドがあり、扇風機も使えました。テントの隣には専用のトイレやシャワーもあり、不便を感じませんでした。
コスタリカのホテル、ロッジでは定番の「タオル・アート」です。白鳥の「ハート」を息子が直ぐに崩してしまったので、元通りにしてからの撮影です。
こちらは象です。息子には、こちらの方が嬉しかったみたいです。器用に作りますよね~。至る所に、ハイビスカスの花びらも置かれていました。
ロッジの近くには水場があり、この時は我々だけで独占することできました。ただ、水が冷た過ぎて、私は足も入れられませんでした。(>_<)
この時期、有名どこは観光客でウジャウジャ状態です。しかし、今回も上手く人混みを避けて、リラックスできました。次回からは、旅で出会った生き物を紹介します。
リコーCX5で撮影
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