2014/02/22

キャノン・パワーショットSX50HSで初めて蝶を撮りました!

家族旅行特集、その六
 




アメリカヒョウモンモドキ属、ラテン名: Chlosyne narva bonpland
 英名: Narva Checkerspot
 
注: 上下の画像は、別々の個体です。
 
宿泊中は快晴に恵まれ、多くの蝶を観察&撮影することができました。このホソバヒョウモンモドキは、新しいカメラで初めて撮影した、記念すべき蝶となりました。 リコーCX5では高すぎる場所にいたので、SX50HSの超望遠が威力を発揮してくれました!
 
この蝶との出会いは今回で三度目だったのですが、ここでは複数の個体が飛んでいました。そして、今まで抱いていた疑問が、ますます高まりました。図鑑ではカリブ海側のみ生息と書かれています。ところが、私は三回とも太平洋側で観察しているのです。
 
コスタリカは国土の中央に険しい山脈が走っており、野鳥でも容易に通過できません。ですから、カリブ海側と太平洋側では、生き物が異なる進化を遂げているのです(勿論、共通種も存在します)。

特集の四回目でも図鑑の信憑性を疑うような内容を書きました。著者のDevries氏は、Chlosyne narvaを太平洋側で一度も観察したことがなかっただけなのでしょうか。なんとも不思議に思ってます。
 
野鳥なら知り合いに専門ガイドが何人もいるので、容易に質問できます。しかし、蝶となると、周囲に質問できる人間がいません。最新の生息範囲、シジミ、セセリも記載された改訂版が出ないかな~。
 
皆さん、良い週末を!

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2014/02/21

アカエリサボテンミソサザイ 何故、この鳥がここにいるの!?

家族旅行特集、その五




宿泊先のロッジの庭に何羽もいました。そして、「あれ?」と思いました。コスタリカでは、北西部の熱帯乾燥林に生息している鳥です。ロッジは生息範囲の最南端から六十キロ以上も離れています。

数ヶ月前にも近郊のロッジや保護区に行きましたが、声すら聞いていません。ミソサザイを放鳥する人間なんていないでしょうし、理由が全く分かりませんでした。(゚_。)?

ちなみに、コスタリカに生息するミソサザイの中では最大級で、十八センチほどあります。「これがミソサザイですか!?」お客さんの定番コメントです。

キャノンEOS7D+シグマAPO150-500mmで撮影

不在中、たくさんのナイス!&コメントありがとうございました。☆⌒(*^-゚)v Thanks!!


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2014/02/07

感動の再会!!ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ

家族旅行特集、その四
 


ニシキジミタテハ属、ラテン名: Sarota gyas? 英名: Guyanan Sarota
 
約一年前に、初めて出会いがありました。前翅長が一センチほどの小型種で、この属の蝶を見つけるのは、非常に困難と図鑑に書かれています。

まさか、こんなに早く再会できるとは、思っていませんでした。しかも、今回は三頭です!互いに距離をおいて、時には激しい空中バトルを繰り広げていました。

一部のシジミタテハは、複数が集まって求愛場を形成するのですが、この蝶も同じなのかもしれません。ロッジに滞在中、毎日同じ場所で観察することができました。背景も綺麗にボケてくれたので、お気に入りの一枚になりました。(*^-゚)vィェィ♪
 
未だに、ヒメニシキシジミタテハを越えるキュートな蝶に、出会ったことがありません。これだけ鮮やかな裏翅をしていますが、表翅は茶一色なんですよ。
 
注: Sarota gyasと表記していますが、類似種のSarota acantusかもしれません。コスタリカの蝶図鑑に従うと、低地では前者となり、後者は同国ではLas Alturasという亜高山帯エリアで記録があるのみとなっています。
 
ところが、私が同じく識別に使用しているネットのデータベースには、前者は南米種で、メキシコや中米に生息しているのかは不明と記述があります。私が観察したのは二度とも低地の熱帯雨林なので、Sarota gyasとしましたが、どうなのでしょうね。
 
リコーCX5で撮影

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2014/02/06

ノドアカアメリカムシクイ 撮影に息切れしました!

家族旅行特集、その三




標高3,100mの休憩所に立ち寄った際、少し散策路を歩きました。勾配が激しい散策路で、ゆっくり歩かなければ、呼吸もしんどい感じでした。

突然、静寂の中から、すごい数の混群が姿を見せました。十羽~数十羽単位で行動していることが普通なのですが、このような時は目移りします。

あれも、これも撮りたいと欲張ると、大抵、悲惨な結果に終わります。そこで、照準を一種に絞りました。それが画像のノドアカアメリカムシクイだったのですが、とにかくチョロチョロ動きます。一眼でもピントが合う前に移動してしまう強敵です。

悪戦苦闘してなんとか撮れましたが、その頃には標高のせいもあり、息切れ寸前でした。食事もせず、飲料水のボトルを車に置き忘れていたので、休憩所に戻るのも辛かったです。

教訓: 高地ではしっかり食事をとり、水分を補給しましょう。(^O^)

ノドアカアメリカムシクイは、コスタリカとパナマ西部にしか生息していない、準固有種です。

キャノンEOS7D+シグマAPO150-500mmで撮影

明日は「感動の再会」です。絶対、見て下さいね~。


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2014/02/05

先ずは前菜として、お花を少々

家族旅行特集、その二

花を撮影することは、滅多にありせん。去年、実施したアンケート調査にリクエストが数件ありましたので、少し撮ってみました。
 
標高3,100mの休憩所で妻と息子に食事をさせ、私は裏にある散策路に向かいました(朝食なし?)。流石に、この標高だと斜面の昇り降りには、息苦しくなるときもあります。
 
熱帯雨林では緑ばかりで、あまり花を見かけません。一方、高山では華やかな色合いをした花々が、目につきます。その一部を紹介します。
 


キキョウ科、ラテン名: Centropogon talamancensis
 
手持ちの植物図鑑で調べるまで知りませんでしたが、コスタリカの固有種だそうです。ハチドリが吸蜜していましたが、予想通り(?)、撮りそこねました。σ(^_^;)Centropogon属は、熱帯雲霧林でよく見かけます。
 

 
今回、観察した花の中で、もっともキュートな印象を受けました。科なども一切不明です。どなたかご存知でしょうか?花を後から見ると、黄色のてるてる坊主に見えました。
 
追記: ゴマノハグサ科のCalceolaria irazuensisだと分かりました。
 


ラテン名: Passiflora vitifolia
 
宿泊先のロッジには散策路がありました。高山と違い、緑色ばかり目立つ感じでしたが、ところどころに赤いアクセントを見つけました。
 
2007年10月に赤いトケイソウを園芸店で購入し、自宅に植えました。今では塀の上部を綺麗に囲い、家の裏側まで到達しています。このPassiflora vitifoliaは、その原種ということでしょうか。やはり一日だけ咲いて、花びらを閉じちゃうのかな~。
 
リコーCX5で撮影
 
明日は標高3,100mで、悪戦苦闘の末に撮った野鳥です。

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2014/02/04

コスタリカのマイナーなビーチと家族旅行

家族旅行特集、その一
 
先月、三泊四日で家族旅行して来ました。前回、観光客に人気のあるビーチを訪問して、大後悔しました。現在は観光シーズン中なので、有名どころは観光客でウジャウジャ状態です。今回は混雑を避けるため、観光客が訪問しないであろう、マイナーなビーチを目的地に選びました。
 


前回は沿岸部のルートを選びましたが、今回は山岳部を通過しました。途中、標高3,100m(国内で最も高い場所は3,890m)の休憩所に立ち寄りました。このエリアでは樫の木が一番目立ちます。
 


宿泊先のロッジ前には川が流れており、ここでオオミドリヤマセミ、ハゲノドトラフサギなど、多くの水鳥を観察&撮影することができました。

早朝は対岸の木にワライハヤブサ、ハイガシラトビなど、猛禽も姿を見せてくれました。滞在中に鳥は百数十種観察しました。ツアーの日程に組み入れても面白いかな~、と思いました。
 


バイエナ・マリーン国立公園内にあるビーチは、予想通り観光客はおらず、地元民がわずかにいる程度でした。

観光客が来ない=大して綺麗なビーチではない、という方程式が成り立つ訳ですが、違いは白い砂浜ではないくらいです。「絵葉書にあるようなビーチ」でなくても、のんびりできる環境が一番だと再認識しました。
 
また、観光客に占拠されていないビーチの存在は、地元民にとっても貴重なはずです。国民が楽しめない観光国って、どうなの?と考える時があります。有名なリゾート地、ホテル、ロッジは、一般のコスタリカ人には手の届かない料金です(我が家にも高嶺の花)。
 
「グリンゴは自国に帰れ~」とスプレーによるいたずら書きも見かけます(グリンゴは白人の意味で、主に米人のこと)。観光客に対する犯罪が増加しているのも、こういった背景が一因なのかもしれません。
 
旅行中に撮影した生き物は、明日から紹介したいと思います。
 
リコーCX5で撮影

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コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/