シマオグロキヌバネドリ 一瞬、ヒヤッとしました!
「世界一美しい鳥」と言われているケツァール(カザリりキヌバネドリ)を筆頭に、コスタリカにはキヌバネドリが十種記録されています。
このシマオグロキヌバネドリはコスタリカとパナマの西部にしか生息していません(準固有種)。また、生息範囲も極めて狭く、個体数も少ないので、必然的に観察が難しくなります。
険しい丘陵地を好むので、撮影も困難なのですが、この時は本当に冷や汗ものでした。背中を向けてとまっていたため、どうしたものかと考えました。散策路は幅が二メートルもありませんでした。
反対側は緑に囲まれた崖です。転落したら、誰も助けてくれないような場所でした。なんとか赤い部分が写るようにと、緩やかな斜面まで移動したのが間違いでした。
レンズが重いせいもあって、一瞬体制を崩しそうになった時には、もう駄目かと思いました。撮影もほどほどに・・・・、と痛感しました。私の命がけ(?)の行動に同情したのか、少し横を向いて赤い部分を披露してくれました。
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蝶の採集者と遭遇してしまいました!ノォオオオオオ!!
私の予感は的中しました。しばらく歩くと、車が止めてあり、大きな採集ネットを振り回している初老の男性がいました。ヨーロッパ人でしょうか。近くに大学があるので、蝶の研究をしている客員教授かもしれません。興味があったので、話し掛けてみました。
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ようやく撮れた、怪しげなツノゼミ!
以前から何度も撮影を試みていたツノゼミです。五ミリ未満(三~四ミリ)というサイズもあってか、まともにブログに掲載できる画像がありませんでした。
この時も薄暗い場所で、手持ちでのズームマクロ撮影は、容易ではありませんでした。ノイズが酷いですが、ようやくブログに掲載できる画像が撮れました。\(^▽^)/
Cyphonia clavataはアリに擬態した種(アリの威嚇ポーズ)です。ツノゼミはアリが好む蜜を排泄します。アリは天敵から身を守ってくれるので、いわゆる相利共生関係になっています。
ですから、ツノゼミの周りにはアリがウロウロしていることが多々あリます。この種の場合は、自身がアリになりきっている変わり者です。毎回蜜を排泄するのが、面倒なのかな~。
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アメリカムラサキバン 水鳥としては目立ちます
日本ではカワセミなどの例外もありますが、水鳥って、原色とはあまり縁がないですよね。そんな中で、アメリカムラサキバンは豊かな色で彩られています。
上の画像では曇天のため分かりにくいですが、晴天時の美しさは、目を見張るものがあります。赤、青(紺)、黄、紫、緑(背中)、水色(額)、贅沢な色使いです。シギチもこんな感じだったら、撮影意欲が湧くと思うのですが・・・・(シギチファンの方、すみません)。
休止中、たくさんのコメントありがとうございました。結論から言うと、完治どころか大して状況が変わっていません。痛み止めの薬で一時的に楽になりますが、その薬も三日以上は連続して服用できないタイプなのです。
やはり脊髄の状態は元に戻らないそうで、痛みを克服していく必要があるようです。いつまでも休んでいられないので、取り敢えずブログを再開することにしました。
ただ、長時間パソコンに向き合うことは、厳禁と言われています。コメント欄を閉じることも考えたのですが、皆さんからのコメントが楽しみで続けているところもありまして、現状のままにしました。
ですから、今まで同様、気軽にコメントいただけると幸いです。更新の頻度は今よりスローになるかもしれません。また、痛みがなくなるまでは、皆さんのブログにもお邪魔できないかと思います。
勝手な申し出ばかりですが、お許し下さい。m(_ _)m 皆さんが撮影しているであろう、紅葉の画像を楽しみにしていたのですが・・・・。
注:ブログの休止を告知した記事は、「お知らせ」の書庫に移動させていただきました。
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しばらくブログをお休みします!m(_ _)m
突然、すみません。しばらくお休みさせていただきます。
以前も書いたことがあるのですが、私は腰に爆弾を抱えています。高校時代にバレーボールをしていたのですが、着地の際に脊髄を痛めたことがあるのです。レントゲンで確認したのですが、私の脊髄には大きな三角形をした欠けた部分ができていました。
当時、スポーツ医学の権威と言われた有名な医者に診てもらったのですが、年齢を重ねるうちに徐々に腰が痛くなり、日常生活に支障をきたすようになる、と言われました。
以来、年に数回は激痛に悩まされるようになりました。今までは二、三日安静にすれば、治っていました。ただ、今回は十日経っても、一向に良くなりません。
皮肉なことに立っている状態の方が楽で、歩くことはできます。ただ、椅子に座っていると脊髄が圧迫されるため、激痛がとまりません。起き(立ち)上がるにしても、一人では困難なほどです。
それでも、なんとかブログの更新をしていたのですが、これ以上は限界だと判断しました。果たして一週間くらいで良くなるのか、一ヶ月以上掛かるのか、全く分かりません。完全に復帰するまで、お時間を下さい。
いつも、たくさんのコメントとナイス!ありがとうございます。特に、毎回のようにコメントを下さる常連の皆さんには、感謝の気持ちで一杯です。同時に、皆さんのブログになかなか訪問することができなくて、申し訳なく思います。
以前はコメント欄も閑古鳥が鳴いている状態で、更新するのも面倒なくらいでした。ところが、今では本家のHPをすっぽかすくらい、ブログに時間を費やすのが楽しいです。これも皆さんのおかげです。☆⌒(*^-゚)v Thanks!!
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むむむ、怪しい蝶です!(¬o¬)
ラテン名がCaligo eurilochus sulanusから変更されたようです。
フクロウチョウはアメリカ大陸のみに生息している亜科の蝶です。外見だけでなく、習性もユニークで、蝶園でも定番です。
外見ですが、後翅にフクロウの目のような模様があります。そして、前翅の先端部には蛇の顔のような模様があるのですが、分かりますでしょうか。これらの模様によって、天敵から身を守っています。
また、早朝と夕方に活動し、日中は薄暗い場所に隠れています。その点でも、フクロウチョウという名前がピッタリかと思います。
この時は珍しく、朝の九時頃に遭遇しました。深い茂みから突然出て来たので、天敵の存在にでも驚いたのかもしれません。
ツアー中でも夕方近くになると、林内で飛んでいる姿を見かけます。一瞬、コウモリでも飛んでいるのかと思うような、少し不気味な印象を受けることもあります(前翅長が8~9センチもある)。
腐ったフルーツを好むので、蝶園ではバナナに群がる姿を容易に観察できます。ただ、本来の習性を考えると、明るい蝶園内にいる個体は可哀想な気がします。森と違って、薄暗い場所がそれほどありませんからね。
ちなみに、フクロウチョウの開翅シーンはまず撮影できません。蝶園の個体も同様で、開いてもほんの一瞬です。まず、ピントを合わせる余裕がありません。これは習性なので、諦めるしかないのでしょうね。表翅は少し青い部分がありますが、全体的には黒と茶で地味な色合いです。
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クビワアメリカムシクイ 可愛いから何度でも撮っちゃうよ~
私は基本的に撮影好きな人間ではありません。趣味ではなく、あくまでブログのネタのため撮影する程度です(勿論、期待通りに撮れれば、嬉しいですよ)。
同じ種類の生き物を何度も撮影することも滅多にありません。しかし、このクビワアメリカムシクイは数少ない例外で、ついついシャッターを押してしまいます。好奇心が旺盛なので、真下に来ることもあるんですよ。キュートという言葉がピッタリの小鳥です。(^○^)
皆さん、良い週末を!
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