Erythrina poeppigiana
コスタリカには四季がありません。単純に雨季と乾季に分かれています。現在は乾季の後半に入っています。年間の気温差もあまりないので、季節感がありません(雨が降る日数が異なるだけ)。
しかし、乾季になると多くの木々が落葉し、花を咲かせます。中でもマメ科に属するErythrina poeppigianaは二月がピークで、その美しさが際立っています。
地元ではポロと呼ばれ、首都サンホセ周辺でその多くを見かけます。三十メートルくらいまで成長し、遠くから見ると紅葉しているような感じです。
原産国はパナマから南米にかけてなので、コスタリカでは帰化種となります。四季がないコスタリカですが、この花が咲き始めると春を意識してしまいます。仕事中に急いで撮影した私のショボイ写真では、その美しさを証明出来ないのが残念です。
「コスタリカと愉快な仲間達」さあ、ここで問題です。ポロの木はある場所で積極的に植えられ、重要な役割を担っています。その場所とは?(ーー;)うーん?
ヒント: コスタリカの産業
正解は矢印の下にあります。
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正解はコーヒー農園(プランテーション)でした。ポロの木は適度な日陰を作り出します。これはコーヒーの成長に必要な要素なのです。
しかし、昨今では「サン(太陽)・コーヒー」なるブランドが登場しています。日陰を必要としない=ポロ等の植林を必要としない=更なる緑の減少に繋がります。サン・コーヒーは買わないようにしましょう!
MIKAさん、mineさん、SATOKOさん、grumpycarebearさん、りのけさん正解です。おめでとうございます(@゜▽゜)ノ。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆
今回は参加者が少なくて残念でした。
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