2005/11/30

コミドリヤマセミ



昨日、マングローブ林について書いたので、そこに棲む生き物をついでに紹介します。「一人だけ蘇れ、アイ○ン・シ○フ」・・・・ってこのネタはもう勘弁してくれ~。σ(^◇^;;


 ボートツアーで常に人気を誇るコミドリヤマセミです。全長はわずか十三センチしかありません(日本のカワセミは十七センチ)。

このボートツアーでは最大で五種(一種は渡り鳥で越冬の時期のみ)のヤマセミを観察できます。日本のバードウォッチャーの皆さんはカワセミ、ヤマセミが大好きなので、常に好評なツアーです。最も見つけるのが難しいのは、やはりこのコミドリヤマセミ(とにかく小さい)。

他のヤマセミと違って、マングローブ林の奥まで入って探します。ボートで狭い水路を進みます。小型にも関わらず警戒心が薄く、近寄っても平気な顔して獲物を待っていたりします。


ボート上では揺れてデジスコ撮影は困難です。ボートマンに横付けしてもらい、400mmでなんとか撮影出来ました。

マングローブ林にはこんなにも可愛らしい生き物が生息しています。開発がどんどん進めば、その姿を拝むのも難しくなる事でしょう。コミドリヤマセミや他の生き物がいなくなっても、我々の生活になんら影響はありません。しかし、そんな事態にならない事を祈っています。

最近、クリスマスカラーの被写体が続いているのは偶然?

再び明日から十二月五日(日本時間)まで不在になります。楽しい週末をお過ごし下さい。


関連記事
    
2005/11/29

コスタリカのマングローブ林



世界に三十数種類が存在するといわれるマングローブ。コスタリカでは五種が確認されているのみですが、その奇妙な姿はいかにも南国的なイメージです。

マングローブ林を巡るボートツアーは本当に楽しいです。水鳥の宝庫で、マングローブ特有の小鳥や猛禽も豊富。クロコダイルやアライグマも観察出来ますし、その他にも多くの生き物が生息しています。響き渡る小鳥の声を聴きながら、ボートに揺られているだけで幸せに思いますね。

マングローブ林はまさに海の森林で、その存在は非常に大切なもの。水鳥の営巣地、食物の供給、水辺の土壌の安定化など様々な役割を果たしています。しかし、マングローブ林は年々減少しています。残念ながらコスタリカも同じ道を辿っているのです。

外国人資本家によるビーチフロントの開発、リゾート化、海老の養殖に必要な「シュリンプ・ポンド」の増大が主な理由。
特に前者は許しがたいものがあります。エコロジーには無頓着で、利益のみを考えている外国人にビジネスを許可してしまうコスタリカ政府。

エコツーリズム先進国としての評判はどこに行ってしまったのでしょう?有名なエコロッジがカジノになってしまう国に未来はあるのでしょうか?将来、コスタリカがハワイのような「偽りの楽園」になるのかと思うと、本当に悲しくなります。

今日は暗い話題になりましたが、「コスタリカと愉快な仲間達」さあ、ここで問題です。コスタリカに五種存在するマングローブ。↑の画像はアカマングローブですが、水辺はこのマングローブが君臨し、他種はその内側に育つ傾向にあります。その理由とは何でしょう?(ーー;)うーん?

ヒント: マングローブの特性を考えてみて下さい。

正解は矢印の下にあります。







正解は他のマングローブより塩分への抵抗力が強いからでした。

SENKOさん、reravieさん、カヤさん正解です。皆さん、おめでとうございます(@゜▽゜)ノ。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆ 


関連記事
    
2005/11/26

アカメアマガエル



コスタリカ関連の書籍にはかならず写真が載っているアカメアマガエルです。夜光性で日中は樹冠部にいる事が多く、先ず見れません。

この蛙を撮影するのに凄く迷いました。私はフラッシュ撮影をしないポリシーを持っています。フラッシュで生き物を驚かせたくないからです。


しかし、皆さんにも見ていただきたい気持ちが強く、迷った挙句に撮影してしまいました。アカメアマガエルさん、御免なさい! m(。-_-。)m 

何度もフラッシュ撮影したくないので複数個体を探し、二、三カットずつ撮りました。

皆さんからいただくコメントに「撮影プロの方ですか?」とよくあるのですが、全くの素人です。被写体が魅力的なので、綺麗に見えるのだと思います。まぐれショットもあるでしょう。プロのカメラマンでなく、ガイド(専門は野鳥)をしています。

これから本格的な観光シーズン到来で、泊り込みが多くなります。外泊中はネットにアクセス出来ません。皆さんのブログにお邪魔する事も難しくなりますが、今後とも宜しくお願いします(見捨てないで下さいね~)。


もうすぐ念願の10,000ヒットです。ファン登録も200人に迫りつつあります。本当にありがとうございます。 m(。・_・。)m

29日(日本時間)まで不在になります。楽しい週末をお過ごし下さい。


関連記事
    
2005/11/25

ケツァール(カザリキヌバネドリ)



帰宅しました。不在中に沢山のコメントをありがとうございました。今日は疲れているので、クイズを考える余裕がありません。撮れたてのケツァールでお許しを。m(。-_-。)m


関連記事
    
2005/11/22

アオムネマンゴーハチドリ



世界中のバードウォッチャーを魅了して止まないハチドリ。北米在住の方であれば、お庭にハチドリ専用の餌台をぶら下げているかもしれません。今日はハチドリの餌台について少し書きたいと思います。

1.スーパーやペット屋で販売しているハチドリ専用の餌(赤い液体)。絶対に買わないで下さい。科学的に証明されている訳ではないですが、合成着色料の添加などハチドリの健康に良いはずがありません。

2.ハチドリの餌は砂糖水がベストです。水と砂糖の比率は4:1です。コスタリカにはハチドリの餌台が設置されているエコロッジやホテルが多数あります。私が働くロッジも然りです。他の中南米国でも同様ですが、着色料が付いた餌を使用している場所はありません。

3.容器は小まめに洗浄して下さい。特に夏場はバクテリアが発生しやすいです。汚れた容器が原因でハチドリが病気になります。無菌状態に保てば、ハチドリも気持ち良く餌台に来る事が出来ます。洗浄の際、石鹸は使用しないで下さい。臭いが付きハチドリが嫌がります。

4.窓の近くに餌台をぶら下げないで下さい。窓ガラスに衝突し、怪我、最悪の場合は死んでしまいます。また、餌台の周りに藪や潅木などがあれば、ハチドリも安心します。隠れる場所、休める場所の有無によりハチドリが全く来ない時もあります。

5.餌台のメインテナンスが面倒な場合は、ホタカソウやランタナなどの花を植えるのも良いかもしれません。

我々はハチドリを観察したいが為に餌台をぶら下げる訳ですから、ハチドリにとって理想な環境を作ってあげて下さい。宜しくお願いします。

↑の画像はアオムネマンゴーハチドリのメスです。

明日から25日(日本時間)まで不在になります。最近、十分な時間が無くて、皆さんのブログになかなか訪問が出来ません。すみません m(。-_-。)m


関連記事
    
2005/11/21

テントを作るコウモリ (゚ロ゚;)エェッ!? Tent-making Bat



不在中に沢山のコメントをありがとうございました。m(。・_・。)m 本格的な観光シーズンが迫って来ました。これからは泊り込みの仕事が増えます。更新も怠りがちになりますが、今後とも宜しくお願いします。

先日、熱帯雨林は生き物の宝庫だけれども、かならずしも多くの生き物を観察出来るとは限らないと書きました。ジャングルで生活する生き物には、それぞれ好みの場所、生活パターン、習性があります。故に、探すにはコツと経験が必要になります。

熱帯雨林は「ビックリ箱」だと思います。何が出るか分からない。好奇心をそそります。お客さんと共に「ビックリ箱」の中身を充実させる事、「愉快な仲間達」との出会いの可能性を高めるのが私の仕事です。

今日のコウモリは、まさに「愉快な仲間達」の一員です。和名は存在しないようですが、英名にあるように葉の茎を折り、「テント」を作ります。そして、その下でお休みします。


普通に歩いていると、先ず見つかりません。しかし、見つかった時の喜びは、「ビックリ箱」を開けた時のそれと同じです。

そんな魅力と興奮が満載の熱帯雨林は、この瞬間にも消えています。私はこれからも世界中の人達に熱帯雨林の素晴らしさを伝えていきたい思います。

「コスタリカと愉快な仲間達」さあ、ここで問題です。↑ のコウモリの「主食」は何でしょうか?(ーー;)うーん?

正解は矢印の下にあります。







正解はフルーツでした。主にfig(イチジク)、piper(和名?)等の小さな果実を食べます。コスタリカには228種の哺乳類が記録されていますが、半数以上はコウモリです。有名な吸血コウモリもいます。コウモリの食性も多様で、昆虫、魚を食べる種もいます。

SENKOさん、omrisさん、yasukoさん、rovinさん、Nollyさん、夢ママさん正解です。mineさんは果実か植物と複数解答でしたので、おまけ正解にします。皆さん、おめでとうございます(@゜▽゜)ノ。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆ 


関連記事
    
2005/11/17

ホオグロミヤビゲラ



久しぶりに妻が撮影した一枚を投稿してみます。私より綺麗に撮る事が多いので、最近は撮影させていませんでした。だって私の立場がないでしょう(笑)。

明日から二十一日(日本時間)まで不在になります。どうして泊りがけの仕事は、いつも週末なんだ~。撮影している暇がないじゃないか~。シエスタの時間にでも頑張ります。

コメント残していただけると嬉しいです。それでは皆さん、良い週末をお過ごし下さい。


関連記事
    
2005/11/17

父から皆様へのお礼



「父の母への愛」という書庫を作り、私が勝手に載せた父の詩集。大勢の皆様から温かいお言葉をいただき、大変感謝しております。m(。・_・。)m

自宅にパソコンがない父は、知り合いを通じて皆様のコメントを読ませていただきました。お礼の文章をそのまま掲載します。↑ は父が描いた観音菩薩像です。母の状態が安静な時は、菩薩様の如く微笑みながら看病していたのでしょうか?

皆様へ

この度、私が妻への想いをつつ゛った介護の日々(いつか訪れるその日まで)を自費出版をしました。息子がブログで稚拙な作品でしたのに、載せてくれました(息子の意志で)。

これを見て感想を寄せて下さった皆様に心よりお礼を申し上げます。遠くは東欧や米国の方からと驚いています。文才のない私には人の心を打つような文章も書けませんが、介護の日々その時を気持ちのままを、まとめたものです。

見て下さった方々の中にも御家族の介護をなさっておられる方もと思います。息子も同じ境遇の方々へ応援する意味で、載せてくれたと思います。

どうぞ病める弱き人を、愛しき人の手を握ってあげて下さい。心の温もりが全身に伝わると思います。優しき人は心の灯りにと。ひとりひとりにコメント出来ませんのでお許しを。ありがとうございました。

露木 正弘


関連記事
    
2005/11/16

毛虫の大行進 ギャアァァァ━━━━(゚Д゚ll)━━━━━ !!!!!!





今日の画像は生理的に不快を感じる方がいるかもしれません。御免なさい m(。-_-。)m 

シュッシュッポッポー、シュッシュッポッポー、まるで列車の如く、繋がっていました。途中で分かれる時もありましたが、最大で十八匹が連結!「どんな蝶になるのかな~」なんて考えながら観察しました。この行動は外敵から身を守るためと思われます。

撮影を終えて、私と妻はその場を去りました。しばらく歩いていると何だか下半身から不快感が。「オーマイゴッド!さっきの毛虫が一匹ジーンズにくっついているわよ!!!!!」と妻が叫びました。


「ひえ~、何とかして~。ヘルプミー!!!!!」生き物好きの私も、毛虫はちょっと苦手。見ている分には問題なしなのに・・・・。

「コスタリカと愉快な仲間達」さあ、ここで問題です。この後、妻のとった行動とは次のどれでしょう?今日は選択問題です。?(ーー;)うーん?

1.気持ち悪がって逃げた。
2.ちり紙を取り出して、毛虫を包んでゴミ箱に捨てた。
3.近くに落ちていた小枝で取り除いて、靴で踏んづけた。
4.近くに落ちていた葉っぱに乗せ、仲間の場所に連れて行った。
5.近くに落ちていた葉っぱに乗せ、学校の研究材料(妻は小学校の教師)にすると容器に入れた。
6.昼食の残り物のレタスを取り出し、その上に乗せた。
7.私が嫌がっているシーンをデジカメで撮影し始めた。

私の性格を考えると、引っ掛け問題の可能性もありますよ。直球かカーブか?

正解は矢印の下にあります。







正解は四番の「近くに落ちていた葉っぱに乗せ、仲間の場所に連れて行った。」でした。大勢の方々に参加していただき、とても嬉しかったです。m(。・_・。)m

SENKOさん、omrisさん、HAKOさん、Nollyさん、ams_dipさん、mgnwm458さん、正解です。
おめでとうございます(@゜▽゜)ノ。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆ 


関連記事
    
2005/11/15

オオカバマダラ 





オオカバマダラ属、ラテン名: Danaus plexippus plexippus 英名: Monarch

注: 上下の画像は、別々の個体です。

北米で最も知名度が高いであろう蝶、オオカバマダラです(大河馬斑?)。英名のモナークの方がいいですね。

渡る蝶として有名です。その大移動は自然界における一代スペクタクル。繁殖後にはカナダやアメリカのあらゆる州から移動し、温和なカリフォルニアの沿岸、フロリダ、メキシコ等で越冬します。その距離は最大で2000マイル(3200キロ)を超えるそうです。

だいぶ前の話ですが、メキシコの越冬地がハリケーンの直撃を受け、何百万頭の個体が死に話題となりました。一ヶ所に集まる生き物は、天災により一瞬にして絶滅に追いやられる可能性があります。

ちなみに、オオカバマダラはコスタリカにもいますが、年中暖かいので渡りません。コスタリカ以外にも、他の中南米諸国、地中海の一部、カナリア諸島、オーストラリア、インドネシア、太平洋諸島にも生息しているようです。まさに世界規模で有名な蝶。

「コスタリカと愉快な仲間達」さあ、ここで問題です。蝶は(幼虫、サナギの段階も含め)様々な手段で外敵から身を守ります。オオカバマダラの自己防衛方法とは?(ーー;)うーん?これは得点のチャンスだと思います。

正解は矢印の下にあります。







正解は「体内の毒素で食べられないようにする」でした。オオカバマダラは幼虫の時、毒素を含むMilkweed(とうわた属の植物、葉に乳液を含む)のみ食べます。このため、体内に毒素が蓄積されます。一度、これらの蝶を食べようとした外敵は学習し、襲わなくなります。

コスタリカにはドクチョウと呼ばれる美しい蝶が沢山おり、同様に体内に毒素を含みます。北米にお住まいの方はお庭にMilkweedを植えれば、オオカバマダラが来るかもしれません。

yasukoさん、rovinさん、正解です。TOKYONANAさんもおまけ正解です。おめでとうございます(@゜▽゜)ノ。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆ 


関連記事
    

コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/