コスタリカの珍鳥と家族旅行
家族旅行特集、その一
冬休みも終わりに近づいたので、旅行に出掛けました。コロナにもかかわらず、ビーチに行きたいという妻の要望があり、不安を感じながらの旅でした。幸いなことに観光客は少なく、十分な距離を保つことができました。
今回の旅行では、ビーチ以外に、もう一つ目的がありました。
ある日、息子が野鳥図鑑のページをパラパラとめくっていました。
息子「ダディ、この野鳥を撮影したい」
私 「どれ?この鳥か~。コスタリカには百羽も存在しないんだよ。しかも乾季の今より、雨季の方が見つけやすい。どうしても見たいなら、この鳥が生息するエリアに旅行してみる?」
息子「うん」
こうして旅が始まりました。
今回の宿泊先は、「古き良きコスタリカ」的な雰囲気があるHacienda(ハシエンダ、スペイン語で荘園)でした。チェック・インが遅かったので、部屋の撮影などを忘れてしまいました。
部屋の前で撮影した、ズアカムクドリモドキです。編集ソフトで明るくできましたが、実際は薄暗い時間帯です。
私は三脚を使用しましたが、息子は手持ちです。シャッター・スピードが1/10なのに、なんとか撮れていました。私なら1/50でもブレてたかも・・・・?
早朝からホエザルがやかましく、目覚まし時計要らずでした。
早朝、夕方にはオジロジカが茂みから出て来ました。このエリアは熱帯乾燥林ですが、熱帯雨林でも稀に見かけます。ただし鬱蒼とした熱帯雨林での撮影は、非常に困難です。
げっ歯類のマダラアグーチです。カピバラと間違える観光客がいますが、カピバラはコスタリカには生息していません。
臆病なのですが、この個体は妙に人馴れしていました。野外レストランでの朝食時、目の前まで近寄って来ました(野生動物なので、餌を与えてはいけません)。
アカエリサボテンミソサザイです。全長18センチほどあり、ミソサザイとしては大型種です。互いに羽繕いをして、微笑ましいシーンを見せてくれました。
部屋の近くで、息子が巣を見つけたようです。
息子「ダディ、ダディ!巣を見つけたよ!カム・ヒア~」←息子は日本語が話せません。妻が米人ということもあり、家庭では英語を使用
敷地内で六種のインコ類を確認(声のみも含む)しましたが、撮影できたのはキエリボウシインコのみでした。(T_T)
スノーケリングを楽しみにしていた妻は、予想外の高い波にガッカリしていました。過去の訪問時は常に穏やかだったのに・・・・。乾季なのに、水の透明度もいまいちでした。
誰かが残していったウミガメです。後に波にのまれてしまいました。息子は横でコガメを作っていましたが・・・・。
砂浜で休んでいたら、目の前まで近寄って来たカンムリサンジャクです。雑食性が強いので、訪問客が残した食べ物などを期待しているのでしょう。
四~七、十枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
息子が撮りたい(見たい)と思った珍鳥とは?
次回に続きます。
コスタリカの人気エコロッジ、コロナ・ウィルスの影響と家族旅行(後編)
家族旅行特集、その二
このロッジを選んだ理由は、「息子にツリーハウスを体験させたかった」からでした。前回の記事で、ヒントが掲載画像にあると書き込ました。下から二枚目にツリーハウスの屋根が写っています。
バンガローに二泊した後、ツリーハウスに移動しました。このロッジには八つのツリーハウスが存在し、一つは建設中でした。原生林に四つ、二次林に四つ、という配置みたいでした。
宿泊客は我々だけでしたので、好きなツリーハウスを選んでいいと言われました。それで七つのツリーハウスに登ったのですが、これが結構シンドかったです。ひたすら階段ですから・・・・。(^▽^;)
私が選んだのは二次林でした。原生林は薄暗く、視界も限られていました。息子が撮影しやすい環境を考慮し、視界の開けたツリーハウスにしました。結論から言うと、これが大正解でした。
室内はシンプルですが、清潔感がありました。冷蔵庫もありました(バンガローにはなかった)。
シャワー・ルームからも鳥類、哺乳類を観察できました。
バルコニーからの眺望です。セクロピア(左のひょろ長い木)にオオハシ、チュウハシ、フウキンチョウなどが、何度も飛来しました。
室内にいるのが勿体ないので、ほとんどバルコニーにいました。
サンショクキムネオオハシ
息子は飛翔姿の撮影にも挑戦していました(←ダディにも一眼を使わせてくれ~)。
息子が撮影したコンゴウインコです。ヒワコンゴウインコにも、とまって欲しかったです(飛翔姿しか撮れませんでした。しかも息子が撮影です・・・・←ダディにも一眼を使わせてくれ~)。
隣のツリーハウスです。四ヶ所の異なるエリアに、二つずつ建てられている感じでした。大家族で宿泊した際の配慮だと思います。
ヒワコンゴウインコの生存に不可欠(営巣、主食)なアーモンドの木(Dipteryx panamensis)が、ツリーハウスの支柱になっています。
アーモンドの木(Dipteryx panamensis)は、この時期にピンク色の花を咲かせます。帰路に別エリアでも見かけましたが、やはり開花していました。
アオボウシモリハチドリ
以前の和名はエンビモリハチドリだったのですが、変更され、この名前は南米種に譲る形になっていました。バルコニー近くにワイルド・ポインセチアが咲いていて、そこを縄張りにしているようでした。
正面から見ると、パンダ顔のワライハヤブサです。この配色ですから、とにかく露出補正が難しい。目がクッキリ写りません・・・・。(^▽^;)
ツリーハウスのすぐ横に果実が熟れた木があって、ここに大型の鳥類、哺乳類が集まっていました。
ハナジロハナグマの子供です。集団で二十個体くらい来ていました。成長したオス個体は、普段は群れから離れて行動しています。集団が去った後に一個体来たので、「単身赴任中のお父さん」だったのでしょう。
階段を登って来る個体もいました。たぶん観光客が餌を与えるからだと思います(野生動物に、餌を与えてはいけません)。
息子はここで、キヌバネドリの仲間を撮影しました(次回に掲載)
楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまいました。人気エコロッジを我々だけで独占!夢のような旅行でした。皮肉にもコロナ・ウィルスがもたらした「奇跡」でした。息子の興奮する姿、笑顔を何度も見ることができ、無理して訪問した甲斐がありました。
補足ですが、画像からは緑豊かなエリアに見えるかもしれません。ロッジに辿り着く最後の十数キロは凸凹道を進みます。その区間まともな森林はなく、コスタリカの典型的な牧草地が広がっています。ですから、このロッジの在意義は大きく、砂漠にあるオアシスのようなものです。
六、七、十二、十三枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
次回は旅行中に息子が撮影した、野鳥の特集です。
皆さん、良い週末を!\(^▽^)/
コスタリカの人気エコロッジ、コロナ・ウィルスの影響と家族旅行(前編)
家族旅行特集、その一
政府のコロナ対策で、来月まで観光客は入国できません。観光客が訪問できないとなると、ホテルやロッジはスカスカ状態です。
そこで地元民、在住外国人を対象に、格安のプロモーションが提供されていたりします。外出禁止が緩和されたので、ようやく家族旅行に出掛けることができました!\(^▽^)/
以前から息子を連れて行きたかった、エコロッジを選びました。観光客に人気のロッジですから、当然の如く、宿泊料金は安くありません。我々のような在住組には、高嶺の花です。
ところがコロナの影響で、宿泊料金が五割引き!更に幸運だったのが、宿泊客は我々だけでした!地元民の夏休みがほぼ終わり、週日の滞在が功を奏したようです(←密かに期待していた)。
ロッジに辿り着くには、ボートに乗る必要があります。乗り場に到着した直後に、ホエザルの集団、グリーン・イグアナ、つがいのヒワコンゴウインコ(飛翔姿のみ)を観察しました。コスタリカ初訪問の観光客なら、大興奮間違いなしのシチュエーションでした。
川にはクロコダイルがいました。
受付に到着すると、ココナッツのウェルカム・ドリンクがありました。
湿地が広がっていて、野外レストランでの食事は癒やしになりました(←外出禁止令でストレスが溜まっていた)。
息子が撮影したカメとアメリカレンカクのコラボ(←300ミリでは豆粒ですが・・・・)
全てのバンガローは水辺に位置し、野鳥観察に最適でした。
バンガローからの眺めです。画像の右上、手前の木には、コンゴウインコが飛来しました。
バルコニーからハゲノドトラフサギを撮影
ハゲノドトラフサギ
カヌー乗り場があって、いつでも利用できます。
カヌー好きの妻は、奥の狭い水路まで「冒険」に出掛けたようです。一人で大丈夫なの?
翌日は息子もカヌーに挑戦・・・・って、一人で大丈夫なの?
カイマンが移動してくる魚を待っている?ロッジのスタッフいわく、三十個体ほど住み着いているそうです。
プールもあります。宿泊客が少ないと、水が抜いてあったり、掃除をしていないロッジがあります。ここは我々だけでも手抜きはなく、綺麗な状態でした。
日中の暑い時間帯は、三人で大騒ぎしながら水掛け合戦しました。近くの木で休んでいたホエザルの集団には、迷惑だったかもしれません。(^▽^;)
このエリアには、絶滅危惧種のヒワコンゴウインコが生息しています。国内には百数十羽しかいません。
生存に不可欠なアーモンドの木(Dipteryx panamensis、五十メートルまで成長)が、敷地内に何本か残存しています。この木の前で、息子と飛来を待ちました。
待っている間、過去にヒワコンゴウインコの募金ツアーを行ったこと、野鳥ガイドになった動機、理由などを息子に話しました。
「今でも続く森林伐採、密猟などによって、失われていく存在があるの分かるよね?ヒワコンゴウインコはその一例で、野生蘭も同じ。自然大好きのダディには、悲しい現実。そういったことを多くの人に伝えたかったから、野鳥ガイドになったんだよ」
この先に、このロッジを選んだ理由があります(どうしても息子に体験させたかった)。ヒントは掲載した画像にあります。(・_・?)
二、五、九枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
次回に続きます。
コスタリカの穴場ビーチでカヤック、○○○○探しと家族旅行
家族旅行特集、その一
六月の旅行は雨が多かったせいで、思うように散策もできませんでした。おまけに、七月に予定していた一時帰国も延期となりました。妻や息子の夏休みも終わりに近づいたので、再び家族で思い出づくりに出掛けました。
雨ばかりでは困るので、今回は太平洋側を選びました(カリブ海側と違い、太平洋側は雨期でも午前中は快晴)。また息子に○○○○を見せたい想いがあって、適したエリアで宿探しをしました。
カヤックを楽しむ妻と息子です。残念ながら私は撮影担当・・・・。(T△T)
世界的にも知名度の高いビーチが近くにあるのですが、この時期は観光客がウジャウジャいます。混雑を回避するため、常に穴場を探すのが私の旅行スタイルです。
マイナーなビーチなので、訪問客はまばらでした。カヤックのレンタルも90分で12ドル相当!有名なビーチではあり得ない破格の料金でした。
前日に予約の強行軍で、宿が47%割引という幸運にも恵まれました!部屋も独立した建物だったので、息子が騒いでも安心でした。(^○^)
クロゼットがあるだけで狭い空間でしたが、ベットルームは二つありました。息子は部屋を独占できるので、嬉しそうでした。
リビングのテレビでネットフリックスが使用できたので、それがこの宿を選んだ理由でもありました。夏休み中、家族でネットフリックスのオリジナル・ドラマを一話ずつ観ていたからでした。
野外レストランは朝食のみで、昼は持ち込み、夜は近くのレストランで食べました(お決まりのパターン)。
ビーチに行ったこともあり、プールは短時間しか利用しませんでした。
蝶が好む花をたくさん植えてあるエリアがあり、あちこちで飛び交っていました。ここのところ野鳥撮影がメインの息子でしたが、久しぶりに蝶撮影に意欲を示していました。
以下、息子が撮影した蝶とトンボです。
マエモンジャコウアゲハ属、ラテン名: Parides childrenae childrenae
英名: Green-celled Cattleheart
ドクチョウ属、ラテン名: Heliconias hecale zuleika 英名: Hecale Longwing
トンボは図鑑がないので、属名さえも分かりません。
吊橋を渡ると、六キロ以上もの散策路があります。ここで○○○○探しをしました。息子は観察&撮影することができたのでしょうか?結果は特集の最終回にて。
八~十一枚目はEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
コスタリカの「電柱アーティスト」に遭遇!
一年ほど前から、近所の「異変」に気が付きました。あちこちの電柱に、鮮やかなペイントが施されているのです。
鳥であったり、カエルであったり、花であったり、様々なパターンがありました。平凡な電柱が素敵なアートになっていて、思わず立ち止まらずにはいられません。不思議なことに、この電柱アートは私が住む町でしか見かけませんでした。
後に分かったのですが、アーティストは私と同じ町に住んでいました。Alexander Lopez Rylioukさんが本名で、アーティスト名はRylyukだそうです。
近所の配電盤ボックス(?)も鮮やかに!
中華レストランの壁も彼のアートで、宣伝効果バッチリ!
彼は自分が住むコミュニティーの改善を目指し、このような活動を始めました。地域の学校と共同プロジェクトに取り組んだり、レストランやスーパーにも作品を提供しています。
買い物の帰りにご本人と遭遇、ブログへの画像掲載などの許可もいただきました。
コスタリカは年々治安が悪化しています。違法移民、コロンビアからのコカインの流入などが主因と言われています。
私が住む町も安全とは言えず、夜は怖くて外出しません。嫌なニュースを多く耳にする中で、彼のような存在が、一筋の希望となることを願ってやみません。
コスタリカの泊まってみたかったロッジと家族旅行
家族旅行特集、前編
妻(教師)と息子は六月中旬から夏休みに入ったので、旅行に出掛けました。宿泊先は完全に観光客をターゲットにした高級ロッジで、地元民や我々のような在住組には泊まれるような料金ではありません。
ただし、観光客がほとんど来ない時期であれば、格安料金で泊まれることもあります。今回がまさに典型的な例で、観光シーズン料金の半額以下でした(この時期は雨ばかりのエリアなので、マイナス面もある)。
画像では狭く見えるかもしれませんが、壁の裏にも広い空間がありました(全体の広さは、通常部屋の二倍くらい)。
洗面所の右手に、面白い空間がありました。
屋外シャワーです。空を見ながらシャワーを浴びるのが、爽快でした。
米人の妻には嬉しいジェットバス(ジャグジー)。我が家にもあるのですが、泡出しポンプが故障してから何年も使用してません。(^▽^;)
ハンモックがなかったのが、少し残念だったようです(コスタリカのロッジでは定番)。
予想通り雨が多かったので、ゲーム・ルームが重宝しました。
私はビリヤードが下手なので、見学のみでした。チェスもありましたが、やはりパスしました。息子に勝った記憶がありません。(^▽^;)
一日中雨の覚悟もしていましたが、プールや屋外ジャグジーで寛ぐこともできました。
ヨガのプラットフォームがあると妻に伝えておいたのですが、予想通り(?)マットレスを忘れました。緑に囲まれていたので、リラックスできる空間に見えました。
宿泊料金には朝食代が含まれていたので、レストランで食事しました。昼食は持ち込み、夕食は近くの安い食堂が、我が家のお決まりパターンです。節約、節約・・・・。(^▽^;)
バイキング形式だったので、朝からお腹が一杯になりました。
レストランの横に池があって、息子は鯉に餌を与えたがっていました。ウエイトレスさんが気を利かせてくれて、専用の餌を持って来てくれました。
敷地内には散策路があって、「青い川」が売りの一つになっています。観光客をターゲットにしたホテルだと、英語表記のサインを見ても分かります。
もっとも観光客が非常に少ない時期なので、宿泊客のほとんどはコスタリカ人でした。地元民や我々のような在住組だって、時にはリッチな気分に浸りたいのです!
十~十二枚目のみキャノン・パワーショットSX710HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
次回は敷地内で観察した生き物などを紹介します。
コスタリカのお気に入りホテル、美味しいフィッシュ・アンド・チップスと家族旅行
家族旅行特集、その二
宿泊先のホテルは息子のお気に入りで、今回で七回目だと思います。
私 「どこの宿にしようか?」
息子「ティキ・ロッジ!」
私 「えっ!また?もうダディは飽きちゃってるんですけど・・・・」
息子「ティキ・ロッジがいい!」
私 「・・・・」
部屋は狭いのですが、外にテーブルや椅子があります。隠れて見えませんが、右手に小さな冷蔵庫や流し台もあります。
息子が「ティキ・ロッジ」と勝手に呼んでる理由は、あちこちにハワイのティキ像モドキが飾られているからです。
息子がこのホテルを気に入っている理由の一つが、このプールです。「泳ぐのに適度なサイズ」だからだとか。←意味不明?プールサイドに製氷機があるのも、ポイント高いらしいです。
ブランコに乗っている感覚でエクササイズできるのが、楽しいみたいです。似たような器具が、他にも設置されています。
庭でオオハシなどを撮影して、楽しんでいました。
日陰が涼しそうだったので、パターゴルフをしました。以前は周囲に大木もあって、もっと涼しい空間でした。大木には蘭も着生していました。どうして切り倒しちゃうのかな~。
右利きなのにと思ったら、本人は両刀使いとか言ってました。
こんなの無理でしょ!?
ホテルのすぐ外には川が流れていて、週末は地元民で賑わいます。川辺でバーベキューも定番のようです。
近くのお土産屋さんで購入した、「ロドニー」です。未だに、ぬいぐるみとか人形を欲しがります(ヘビだけでも三体目・・・・)。
テニスの時も「ロドニー」と一緒です。
ハンモックでリラックスする時も、「ロドニー」と一緒です。
息子が「ティキ・ロッジ」を気に入っている最大の理由は、すぐ近くにお気に入りの食事処があるからです。ここのフィッシュ・アンド・チップスが大好きで、二日連続で食べに行きました。
前回訪問時は臨時休業で、息子は大泣きしてました。(^▽^;)フライドポテトも含め、確かに美味しいです。ソースも三種類あって、ピリ辛のマンゴー・ソースがオススメです。
私が好きなのはフィッシュ・タコスです。国内で食べたタコスでは、一番美味しいと思います。一番の人気メニューはシュリンプ・タコスらしいのですが、未だに注文したことがありません。
同じ食べ物ばかり注文するのは、親子で共通しています。近所のレバノン・レストランに月イチで食べに行きますが、私は常にチキン・シュワルマ、息子はフィッシュ・シュワルマです。人生損してるかも?(^▽^;)
全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
次回はホテルの敷地内で撮影した、生き物を紹介する予定です。
コスタリカの「敷地内に隠れた湖が存在するホテル」と家族旅行
家族旅行特集、その一
冬休みの終わりに、家族旅行に出掛けました。今回は純粋に家族サービスが目的で、息子が喜びそうなホテルを選びました。
観光客をターゲットにした典型的なホテルで、お世辞にも好きな環境ではありません。それでも息子の笑顔が見れれば十分かな、と何も期待せずに訪問しました。
敷地内には複数のプール、「温泉」がありました。ぬるま湯なので、温泉と呼べませんが・・・・。
ウォーター・スライダーが四ヶ所にあって、それでこのホテルを選びました。予想通り、息子のお気に入りのホテルとなりました。
息子は怖がりなので、一番長くてクネクネしたウォーター・スライダーは、未体験で終わりました。
ウォーター・スライダーの真上の木には、グリーン・イグアナが日向ぼっこしていました。
スタンダード・ルームは壁をシェアしてるので、息子には騒がないように注意しました。隣客から苦情がくるでしょうから・・・・。(^▽^;)
部屋の直ぐ後ろに蝶園がありました。
ドクチョウの仲間だったり、
フクロウチョウの仲間だったり、どこの蝶園も同じ種ばかりです。正直、退屈でした。ちなみに、妻が勤める学校にも蝶園があり、私のアドバイスが飼育環境などに採用されています。
部屋の外では、ジップラインを楽しんでいる姿もありました。右下は愛車です。悪路ばかり走ってるせいか、よく故障します。「トヨタは故障しない」と、コスタリカでは評判良いのですが・・・・?
蝶園の近くに、面白い場所がありました。
ハキリアリを観察できる施設でした。
こういった「やらせ行為」は、どうかと思いました。一部の観光客は信じちゃうんだろうな~。
観光ホテル、ロッジでよくある野外レストランです。朝食時には毎回、「面白いショー」が観れました。
フウキンチョウの仲間がおこぼれ目当てに、周囲の低木で待ち構えているのです。席を外すとテーブルに飛来して、ついばみ始めます。
朝から肉料理が複数出て、食べきれないほどのバラエティ、ボリュームでした。チーズだけでも五種類ありました。
ホテルの入口近くには池があり、息子はバリケンに餌を与えてました。野生動物には餌を与えてはいけないと教えていますが、飼育されているバリケンなので良しとしました。
あれ?ホテルの名前は「湖」を冠するのに、「池」しかないの?この時はまだ「隠れた湖」の存在に、気付いていなかったのです。
全てキャノン・パワーショットSX710HSで撮影
コスタリカの改名された祝日と家族旅行
家族旅行特集、その一
十五日は祝日でした。コロンブスがアメリカ大陸を発見した時期であることから、以前は「コロンブスの日」と呼ばれていました。
それがいつの間にか、「文化の日」に変更されてました。コスタリカの人種(移民の増加)、文化の多様性が改名の理由みたいです。
三連休ということで、家族旅行に出掛けました。今まで素通りしていたエリアだったので、どんな出会いがあるのか楽しみでした。
ロッジの受付に到着すると、大木がそびえ立っていました。どれだけの蘭が着生しているのかと、真っ先に夢想しました。(^▽^;)
部屋に辿り着くには、この小川を渡らなければなりません。大雨が降ると増水して、普通の車では渡れなくなるかもしれない、と注意書きがありました。
駐車場から部屋までわずか二十五メートルくらいでしたが、荷物を運ぶ途中に、五種のハチドリを観察しました。
それもそのはず、ハチドリが大好きなホタカソウが、一面に植えられていました(我が家も同じ)。
エキゾチックな植物だらけで、南国感が漂います。
広いテラスがあって、妻は読書、息子はハンモックで「遊び」ました。
ハンモックをブランコにして遊んでいたので、留め具が壊れないかと心配になりました。(^▽^;)
部屋はエコロッジらしいシンプルな造りで、テレビもありません。
敷地内で観察できる、チャガシラフウキンチョウの絵が飾られていました。色合いが異なるのが、気になりましたが・・・・。
こちらは渡り鳥のボルチモアムクドリモドキで、米大リーグのボルチモア・オリオールズのマスコットにもなっています。
シャワー・ルームは外から丸見えのようですが、植物が囲いの役目を果たしています。それでも妻は心配してましたが・・・・。(^▽^;)
プールに人影はありませんでした。初日は曇天だったせいか、水が冷たかったようで、息子も直ぐに部屋に戻りました。
屋外レストランです。夕食は宿泊先近くの安いレストランでとることがほとんどですが、今回はここで食べることにしました。
僻地で、まともに食事できる場所が他になかったからです。コスタリカのホテルやロッジのレストランは、観光客でもビックリするほどの値段設定です。
夕食時にもかかわらず、近くに座っていた地元の家族、若いカップルは飲み物だけ注文し、その場を去りました。それが全てを物語っています。
ナプキン・アートです。ツアー先のロッジでも定番です。
翌日は、像のタオル・アートのサービスがありました。
池の近くに広い空間があったので、息子は存分にミニ・ドローンを楽しみました。以前、他のロッジの屋根に不時着して、大騒ぎしたことがあります。
今回はそのような心配もなく、思いっきり高くまで飛ばせて、喜んでいました(心配性なので、いつもは低空飛行のみ)。
全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
次回は滞在中に撮影した、生き物や風景を紹介します。
コスタリカのパナマ国境近くにあるB&Bと家族旅行
家族旅行特集、その一
コスタリカは先月から乾季に入りました。有名スポットに行けば、観光客がウジャウジャいる時期です。毎年のこととは言え、旅行先に悩みます。今回も人混みを避けることを念頭に、計画しました。
目的地はパナマ国境の僻地です。このエリアには生物研究所と小さな私有保護区があるくらいで、観光客はほとんど来ません。その北部にはパナマに繋がる巨大な「国際公園」があるのですが、ジープでもない限り思うように移動できません。
今回は(も?)ハイキング&のんびりできそうな、B&Bを選びました。結論から言うと、私の選択は正解でした。週末に地元民がバー&レストランに集まるくらいで、敷地内は静かなものでした。
我々が泊まったキャビンです。敷地内に四つしかありません。
部屋の横には立派な竹がそびえ立っていました。中南米にも自生している竹が、数十種あるみたいです。
鳥の声を聞きながら、のんびりできるバルコニーでした。森に面しているので、カーテンもありませんでした。米人の妻には、カーテンなしは抵抗感あったかも?
派手なデザイン&色合いで、去年泊まったB&Bを思い出しました。
何故かメキコシコの野鳥が描かれています。アーティストはメキシコ人?
食事は屋内外ででき、週末はライブ・ミュージックがあり、地元民が集まる感じでした。
朝食時に使用したテーブルです。他の宿泊客とかち合うこともなく、貸し切り状態でした。
レストランの隣には、ダーツ場がありました。
クリスマスに買い与えた、ミニ・ドローンで遊んだりもしました。
ここを選んだ最大の理由は、B&Bなのにシッカリした散策路があることでした。
サイトには三キロと書かれていましたが、とんでもない!一日歩いても延々と続き、保護区か国立公園を歩いていると錯覚するほどでした。何度も道が枝分かれするので、迷わないか心配になることも・・・・。
林縁にあった倒木には、ゴンゴラ属(左二株)とブラッシア属(右一株)が着生していました。なんと贅沢な!
蘭はたくさん着生していましたが、乾季なのでほとんど開花していませんでした。希少な大型種も多く、雨季に再訪問したいと思いました。
翌朝、近くにある私有保護区を訪問しました。息子は何を撮影しているのでしょうか?
全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
次回をお楽しみに。世代交代を告げる記事かも?