2020/09/14

息子と蘭探しすると、いいことがある?

1a Telipogon leila-alexandrae endemic

ラテン名: Telipogon leila-alexandrae(固有種) 

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こんな感じで、咲いていました。

息子は野生蘭には興味がなく、蘭探しの時は別行動がほとんどです。コロナ対策で、車での外出禁止が続いていました。ようやく規制が緩和され、この日は久しぶりに蘭探しに出掛けました。

目新しい種も見つからず、未訪問のエリアに移動しました。珍しく息子が一緒に蘭探しする、と言いました。野鳥撮影の時もそうですが、やはり共に行動する方が楽しいものです。

雨が降り出す前に見つけたのが、このテリポゴン属でした。

息子「初見の蘭?」
私 「この属は類似種が多くて、識別が難しいんだよね。でも未見種じゃないかな~」

帰宅後に初見、しかも固有種だと判明しました。

私 「初見の蘭だったよ。しかも固有種だったから、嬉しさも二倍!」
息子「やった~」
私 「一緒に蘭を探してくれると、いいことある気がする。以前にも、見たかった蘭を撮影できたの覚えてる?あの時も黄色だったな~」


2a Specklinia fulgens

ラテン名: Specklinia fulgens

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こんな感じで、咲いていました。

今にも雨が降り出しそうな空模様で、しかも霧が発生している状況でした。そういう時に限って、初見の蘭を見つけることが多かったりします。急いで撮影し、散策路の出口に向かいました。

3a Sobralia blancoi endemic

ラテン名: Sobralia blancoi(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

蘭の自生地は、よく風が吹きます。この撮影エリアは典型例で、絶えず吹いています。こういった環境でミリ単位の極小蘭を撮影するのは、困難を極めます。

幸いにもソブラリア属は大型の花を付けるので、なんとか撮影できました。過去に何度も書いていますが、この属は「一日咲きの蘭」として知られています。二、三時間で枯れ始める種も存在します。

この株は着生でしたが、地生株もあるようです。花の大きさは十センチほどあります。

4a Epidendrum vulgoamparoanum

ラテン名: Epidendrum vulgoamparoanum

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こんな感じで、咲いていました。

太平洋側の低地で、よく見かける蘭です。ビーチの低木にも着生しているので、直射日光にも耐性があるのでしょう。

この株は川辺に着生していましたが、別株をビーチで撮影したことがあります。その時、若い米人女性(大学生?)に、何を撮影しているのかと聞かれました。

私 「蘭、オーキッドです」
女性「オーキッド?なにそれ?」

蘭も知らないの、と正直ビックリしました。

七、八枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。

    
2020/07/06

森林が消失したエリアでも、健気に蘭が咲いていました!

コスタリカは環境保全国と言われていますが、国立公園、保護区以外は酷いもので、まともな森林が残っていません。低地だけでなく、高地まで開発が進み、「はげ山」ばかり目立ちます。

未見種を求めて、新たなエリアを訪問しました。本来なら蘭がたくさん自生している標高だったのですが、株を見つけることさえ困難でした。

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プランテーションが延々と続くエリア(←コスタリカの知られざる姿)

なぜなら、森林が全てプランテーションに成り果てていたからです!緑地が見当たらないので、地元民に質問することにしました。

「野生蘭の調査しているのですが、この辺に緑地はありませんか?」
「ないよ。全部プランテーションになってるから。隣町ならあるんじゃないかな~」

森林が消失したことに対して、後ろめたさもない、素っ気ない返答に思えました。

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こうして野生蘭が姿を消していきます・・・・

こんな環境で探すのは絶望的だと思いましたが、散策を続けました。しばらくして、道端に切り倒された木を見つけました。枝には蘭がたくさん着生していました。

自然好きの私にとって、これほど残酷な光景はありません。背後に広がるプランテーションを見て、こんなに悲しくなるのは私だけでしょうか?

紹介する最初の二種は、同エリアにて根性で見つけました。いずれもプランテーション沿いの低木に、着生していました。

後半の二種は隣町で見つけました。隣町もプランテーション、牧草地が多いのですが、まだ少し緑地が残っています。

3a Camaridium horichii

ラテン名: Camaridium horichii

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こんな感じで、咲いていました。

コーヒー・プランテーション沿いの低木に、着生していました。コーヒーの産地ゆえに、コスタリカから多くの緑が消えてしまいました。

私は自身のために、コーヒーを一度も購入したことがありません(間接的に自然破壊に貢献した気分になるから・・・・)。過去に、コーヒー好きの父に贈ったことがあるだけです。コーヒーなしでも生きていけるので、残された自然を大切にして欲しい。

4a Camaridium gomezianum

ラテン名: Camaridium gomezianum

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こんな感じで、咲いていました。

花がバルブや葉で隠れていたので、見つけた時は嬉しかったです。しかも初見でした。興奮も束の間、後ろに広がっているプランテーションを見て、一気にテンションが下がりました・・・・。

5a Lepanthes lindleyana

ラテン名: Lepanthes lindleyana

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こんな感じで、咲いていました。

隣町で見つけました。このエリアでは普通種で、道端の低木に着生しています。雨が降り出したので、急いで撮影しました。花の大きさは三ミリ足らずしかありません。

6a Oncidium storkii

ラテン名: Oncidium storkii(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

許可を得て入った、私有地で見つけました。この私有地は大型の株が残っていて、希少種も撮影しています。いずれ紹介したいと思います。

オンシジューム属としては小型で、花の大きさは二センチほどあります。この属は黄色に茶色の模様が一般的なので、黄色に緑色の模様なしは新鮮に見えました。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。

    
2020/06/14

地上三十数メートルから、この蘭を撮影しました!

1a Brachionidium polypodium

ラテン名: Brachionidium polypodium

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こんな感じで、咲いていました。

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揺れるキャノピー・ブリッジ

森の樹冠部を観察できる、キャノピー・タワー、ブリッジがあります。この蘭は揺れる橋の上で、撮影しました。

地上から三十メートル以上はあったと思うので、下を見ると少し怖かったです。ジッとしていても微妙な揺れがあり、撮影は容易ではありませんでした。見たかった属だったので、嬉しかったです。

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Stelis属の一種

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こんな感じで、咲いていました。

ステリス属の蘭は、通常ミリ単位の花を多く咲かせます。この種は一センチほどの花を一、二輪のみ咲かせる感じでした。

過去に何度も書いていますが、ステリス属の同定は、専門家でも容易ではありません。同種の画像をネット検索で見つけましたが、やはり種の識別はされていませんでした。

3a Epidendrum physodes

ラテン名: Epidendrum physodes

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こんな感じで、咲いていました。

画像では明るく見えるかと思いますが、今にも雨が降り出しそうな空模様でした。土砂降りは勘弁だと思い、散策路の出口に向かいました。

出口付近で見つけたのが、この蘭でした。予想通り雨が降り始めましたが、なんとか撮影に間に合いました。

4a Pleurothalis janetiae endemic

ラテン名: Pleurothalis janetiae(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

川辺の倒木で見つけました。接写するには、水の中に入る必要がありました。車は駐車場に停めてあり、長靴もありません。

結局、三脚を急角度にして撮影し、濡れるのを回避することができました。この倒木には複数の極小蘭が着生していましたが、咲いていたのは一株のみでした。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。

    
2020/05/13

雨の中、これらの蘭を撮影しました!

1a Brenesia aspasicensis

ラテン名: Brenesia aspasicensis

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こんな感じで、咲いていました。

この蘭を見つけた時、雨が降っていました。崖っぷちの木に着生していて、花はそっぽを向いていました。どうやって撮影しようか考えているうちに、どんどん雨が激しさを増しました。

片手は傘を持つのに必要です。葉先をつまんで、花をこちら側に向かせなければ撮影できません。手数が足りないので、車内で待っていた妻に手助けしてもらいました(撮影後、ずぶ濡れ状態)。

見つけた途端に雨が降り出すケースもあり、その度に自分の不運を呪います。(^▽^;)

2a Epidendrum barbae

ラテン名: Epidendrum barbae

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こんな感じで、咲いていました。

同じく雨天での撮影でした。霧雨でしたが、強風に悩まされました。標高2,700メートルくらいの場所だったので、寒さで震えながらの撮影でした。

3a Camaridium paleatum

ラテン名: Camaridium paleatum

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こんな感じで、咲いていました。

家族でハイキングしていました。ランチを兼ねて休憩したエリアで、たくさん開花していました。雨が降り出したので、まともな休憩時間もとれずに撤退しました。標高2,800メートルくらいの場所でしたので、やはり震えながらの撮影でした。

4a Campylocentrum brenesii

ラテン名: Campylocentrum brenesii?

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こんな感じで、咲いていました。

小雨の中、撮影しました。たくさんの花を咲かせますが、個々の大きさが二ミリ足らずしかありません。傘をさしながらのピント合わせは、困難を極めました。類似種が多く、識別は更に困難を極めます。

一、二枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
三、四、七、八枚目はリコーCX5で撮影
五、六枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。

    
2020/04/18

えっ!こんな場所に、希少な蘭が咲いているとは!

「蘭探しに関して言えば、広大な国立公園や保護区が、ベストとは限りません」先日、そんなことを書きました。今回は、その典型例です。

1a Lycaste brevispatha

ラテン名: Lycaste brevispatha

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こんな感じで、咲いていました。

蘭好きの方であれば、リカステ属をご存知かと思います。多くの園芸種が存在し、Lycaste brevispathaは、それらの原種です。

過去に何度も書いていますが、大きな花を付ける蘭は、ほとんどが自然界から姿を消しています。この蘭のデータを知り合いの学者に送った時、貴重な発見だと褒められました。d(゚-^*) ナイス♪

Lycaste brevispathaをネットで検索してみて下さい。どの画像も鉢植えで、自生している株の画像は出てきません。コスタリカに限らず、リカステの仲間を自然の状態で見つけることは、非常に困難だと言われています。

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緑のカラー・バリエーション?

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リカステ属は開花時に、落葉しているのが一般的です(既に葉が生えている株もありました)。

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イチジクの大木に着生していて、二十株ほど確認できました。他にもヘテロタクシス属、クイットラウジナ属の株が、たくさん着生していました。

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イチジクの木へのアクセスは、こんな感じです。コーヒー・プランテーションへ続く道で、周囲には森林が存在しません。

以前は緑が広がっていて、大木のみ切り倒されなかったのでしょう。こんな場所でも希少種が残っているのですから、蘭探しは奥が深いです。

蘭マニアに見つかれば、たちまち盗掘されてしまう懸念があります。ただ高い場所に着生しているので、大丈夫かとは思いますが・・・・。

ちなみに発見したのは去年の春で、その時は多くの花が枯れ始めていました。今年は二週間早く出向いたため、なんとか撮影できました。

その後、コロナ・ウィルス感染拡大で政府が外出自粛、外出禁止令を出したため、自然散策も我慢せざる得なくなりました。

2a Camaridium biolleyi

ラテン名: Camaridium biolleyi

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こんな感じで、咲いていました。

通常はそこそこ大きな木に着生し、数十の花を咲かせます。この株は花数も少なく、斜面から自生しているような感じでした。

数十もの花を付けるとゴチャ、ゴチャした印象で、大抵の場合、一部は枯れ始めます。ですから、綺麗に撮るのが難しい種だと思います。

3a Lepanthes ferrelliae endemic

ラテン名: Lepanthes ferrelliae(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

レパンセス属としては、大きめの花を付けます(一センチほどで、通常は三~五ミリ)。私有地に続く小道に、たくさんの枝が積まれていました。それらの枝には多数の極小類が着生していました。唯一咲いていたのが、Lepanthes ferrelliaeでした。

4a Epidendrum odontochilum

ラテン名: Epidendrum odontochilum

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こんな感じで、咲いていました。

本格的に蘭探しを始めて、最初に見つけた種です。見た目は地味で、あちこちで自生していました。それでも「第一号」でしたので、夢中になって撮影した記憶があります。自然の一部として、蘭が咲いている。素直に感動しました。

十一、十二枚目はリコーCX5で撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。

皆さん、良い週末を!\(^▽^)/

    
2020/03/14

バリエーションだって?別種の蘭に見えちゃいます!

1a Epidendrum wercklei endemic

ラテン名: Epidendrum wercklei(固有種) 

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こんな感じで、咲いていました。

地味系が多いエピデンドラム属ですが、Epidendrum werckleiは魅力的だと思います。花の大きさは一センチほどしかありませんが、とにかく多くの花を咲かせます。これで大きな花を付ける種であれば、直ぐに盗掘されることでしょう。

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逆さまに咲いていたので、画像を180度回転させています(別株)。

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こちらは斑紋が少なく、未見種だと思いました。それでデータベースで調べたのですが、該当する種が見つかりませんでした。そこで知り合いの蘭学者に聞いたところ、Epidendrum  werckleiのバリエーションだと判明しました。

最初に撮影した株が、逆さまに花を付けていたこともあって、印象も異なりました。唇弁の形も違うような?見た目がソックリでも別種だったり、異なっても同種だったり、奥が深い世界です。

2a Pleurothallis angusta

ラテン名: Pleurothallis angusta

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こんな感じで、咲いていました。

頻繁に訪問する、国立公園のピクニック広場で見つけました。週末はバーベキューを楽しむ家族で賑わうので、そういう場所で撮影するのには勇気が要ります。撮影対象が小さいので、第三者には何を撮影しているかも分からないでしょうから・・・・。(^○^)

3a Systeloglossum acuminatum endemic or costaricense

ラテン名: Systeloglossum costaricense?

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こんな感じで、咲いていました。

類似種、Systeloglossum acuminatum(固有種)かもしれません。システログロッスム属は五種しか存在しません。にもかかわらず二種が良く似ており、識別に悩みました。結局、データベースを参照して、花の大きさで判断しました。 

4a Stelis argentata

ラテン名: Stelis argentata

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こんな感じで、咲いていました。

識別が最も難解なステリス属ですが、この種は図鑑やネット上の画像を頼りに同定しました。ただしカラー・バリエーション、類似種が多いので、知り合いの蘭学者に確認してもらいました。「ステリス属の一種」として掲載することが一般的なので、種レベルで分かって嬉しかったです。

一~四枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
五、六枚目はリコーCX5で撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


コスタリカでもコロナ・ウィルス感染者が急増しています。皆さんも不安な日々を送っているかと思いますが、負けないで下さい。良い週末を!\(^▽^)/

    
2020/02/19

小型の蘭しか残っていない?でも「大物」が!?

1a Brassia arcuigera

ラテン名: Brassia arcuigera

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こんな感じで、咲いていました。

道端で蘭探しをしていたら、見慣れない種を見つけました。しかし有刺鉄線があって、近寄れません。地主さんに許可を得て、近くで撮影させてもらおうと思いました。

入り口に一人の女性が来て、蘭の撮影をしたいと説明しました。「撮影だけなのか?」と質問してきました。最初、意味が理解できなかったのですが、自生している蘭を採るなということだったのです。

どうやら夫婦で管理している、小さな保護区みたいでした。奥さんが蘭好きで、敷地から蘭が盗まれることを嘆いていました。

「昔は大型種も存在したのだけど、今は小型種しか残っていないと思うわ。みんな盗掘されてしまったから・・・・」コスタリカでは、よくある話です。

とにかく見慣れない種を撮影したかったので、入場料を払って中に入りました。周囲の低木には、極小類がたくさん着生していました。

お目当ての蘭を撮影後、敷地内をくまなく調べることにしました。

時間が経過



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「あっ!スパイダー・オーキッド!」」急斜面の低い場所に着生していたため、盲点となっていたのでしょう。←危ないから、急斜面を降りるな~。(^▽^;)

このエリアに存在することは、知っていました。なぜなら、近くにある民家の庭に飾られていたからです(←保護区から盗掘?)。

以前に掲載したBrassia gireoudianaほど大きな花ではありませんが、それでも二十センチを超す花を咲かせる大型種です。


撮影後、奥さんと話をしたところ、以前は何株も自生していたそうです。「これが最後の一株かもしれないわ」悲しそうに話をしていました。

そして、この株も後に盗掘されてしまいました。この国には非常識な人間が、一体どれだけいるのでしょうか?悲しい限りです。(T△T)

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別のエリアで撮影した株です。カラー・バリエーションが存在します。この株も消えてしまいました・・・・。

2a Homalopetalum pumilio

ラテン名: Homalopetalum pumilio 

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こんな感じで、咲いていました。

冒頭で書いた、見慣れない蘭は初見の属でした。こういった形をした花は、極小類に多いのですが、花の大きさは六センチほどあります。

何度も訪問を繰り返しているうちに、このエリアでは普通種だと分かりました。道端の低木や杭に、普通に着生していました。

この蘭を見つけなければ、最初に紹介した「スパイダー・オーキッド」との出会いはありませんでした。そういった意味で、忘れられない種となりました。

3a Dichaea panamensis

ラテン名: Dichaea panamensis

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こんな感じで、咲いていました。

初見はツアーの訪問先でした。何度も訪問を繰り返すも、綺麗に咲く株とは縁がありませんでした。

この株は保護区に行く途中、道端で見つけました。これほど赤味を帯びた個体は見たことがなかったので、夢中になって撮影しました(白いカラー・バリエーションしか見たことがなかった)。

4a Maxillaria exaltata

ラテン名: Maxillaria exaltata

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こんな感じで、咲いていました。

同じく、保護区近くの道端で撮影しました。頻繁に訪問する国立公園でも普通種でしたが、何故かイイ感じに撮影できていませんでした。ようやく、ブログに掲載できる一枚が撮れました(妥協した感があるのですが・・・・)。

四枚目のみリコーCX5で撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


    
2019/12/19

疲労がピークに達した時に、この蘭を見つけました!

1a Scaphyglottis sigmoidea

ラテン名: Scaphyglottis sigmoidea

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こんな感じで、咲いていました。

四年ほど前に撮影しました。四駆でも入り込めない悪路で、途中から長靴を履いて歩きました。道は泥々、長靴で歩くのも容易でありませんでした。ヘトヘトになり、引き返そうかと思った時に見つけたのが、この蘭でした。

コスタリカでは橙色の蘭は希少で、嬉しい出会いとなりました。グアリアンセ属(旧カトレア属)に同色の種が存在するのですが、自然界で見ることは非常に困難とされています。国花蘭と同じく、ほぼ根絶やしにされてしまったからです。


知り合いの蘭学者でさえ、自然の状態で咲いている株を見たことないそうです。ホテルの庭や植物園では、よく見かけるのですが・・・・。

2a Octomeria valerioi

ラテン名: Octomeria valerioi

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こんな感じで、咲いていました。

田舎道の低木に、咲いていました。葉の形状がユニークだと思ったのですが、オクトメリアという初見の属でした。Octomeria costaricensisという別名もあり、最初に発見されたのがコスタリカだったようです。現在では隣国でも記録があり、固有種ではありません。

3a Lepanthes kleinii endemic

ラテン名: Lepanthes kleinii(固有種) 

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こんな感じで、咲いていました。

特別許可を得て、国立公園の立ち入り禁止エリアを歩いている時に見つけました。参考にしているデータベースから、園内で自生していることを知っていたので、ようやく見つけたという安堵感がありました。花の大きさは四ミリほどあります。

4a Telipogon gracilipes endemic

ラテン名: Telipogon gracilipes(固有種)?

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こんな感じで、咲いていました。

テリポゴン属は識別が難しい種が多く、知り合いの蘭学者に依頼しました。この属の研究はあまり進んでいないようで、たぶんTelipogon gracilipesだろうとのことでした。DNAレベルで調べないと、正確に同定できないのかもしれません。

一、二枚目はリコーCX5で撮影
三~六枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
七、八枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


    
2019/11/22

ネットで野生蘭を販売するな~!!

571a Prosthechea prismatocarpa

ラテン名: Prosthechea prismatocarpa

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こんな感じで、咲いていました。

五センチほどの花をたくさん付けるので、違法販売で定番の蘭です。今夏、ようやく自然に咲いている株を、撮影することができました。私有林で、散策の許可を得ての成果です。

ちなみに蕾を付けた株を見つけ、開花するまで二ヶ月以上掛かりました!その期間、何度訪問したことか・・・・。株が盗まれないことを祈り続け、開花株を撮影できた時の感動、今でも忘れられません。

私は知り合いの蘭学者の考えに共感し、保護活動の手伝いをしています。

地元民は見栄えする蘭を、根こそぎ盗掘します。多くの種が著しく減っているので、彼は「どのエリアに、どんな種が現存しているか」を調査しています。

そして私のようなボランティアがいて、自然の状態で存在する株を見つけては、彼に情報を送ります(画像、GPS、株数、開花時期、標高、周囲の環境など)。

彼はそれらの膨大なデータをプロットして、貴重なエリアを割り出します。後に政府と交渉して、保護してもらうのが主目的です。

この蘭のデータを送った時に、彼から返信がありました。「先日、環境庁に勤めている知人からメールがあった。フェイスブック上で蘭を販売している人物がいるので、調べてくれないか」との依頼だったそうです。

彼が閲覧した結果、販売していたのは野生蘭で、Prosthechea prismatocarpaも含まれていたそうです。販売していた株は全て没収、罰金を課せられたのは言うまでもありません。

コスタリカは自然保護、エコツーリズム国家を謳っていますが、自然に対する国民のモラルは決して高くありません。「国民が一丸となって、自然保護に取り組んでいる」とメディアで報道されたりしますが、大嘘です(笑)。

密猟にしても、当たり前のように行われています。自然に存在する物は、自然の中だからこそ美しい。そんな単純なこと、どうして分からないのでしょうか・・・・。\(*`∧´)/ ムッキー!!

575a Maxillariella guareimensis only found in SA before

ラテン名: Maxillariella guareimensis

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こんな感じで、咲いていました。

この蘭のデータを知り合いの蘭学者に送った時、貴重な発見と言われました。元来は南米種で、中米コスタリカでは最近まで記録がなかったそうです。

574a Stelis gigantea

ラテン名: Stelis gigantea

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こんな感じで、咲いていました。

ステリス属は極小蘭の代表例ですが、ラテン名が示すように巨大な株です。花も二センチくらいあります(通常は三~五ミリ)。上で紹介したMaxillariella guareimensisの近くで、咲いていました。

399a Epidendrum tritropianthum 6mm

ラテン名: Epidendrum tritropianthum 

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こんな感じで、咲いていました。

エピデンドラム属では最小類で、花の大きさは六ミリほどしかありません。牧草地の低木に、ひっそりと咲いていました。

田舎の牧草地、人影もありません。仮に人の出入りがあったとしても、この蘭に気が付く人がいるのかな?「可憐な姿を見せてくれて、ありがとう」

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


来月初旬まで更新できなかもしれません。

    
2019/10/16

息子が撮影に協力してくれた、思い出深い蘭です!

6a Psygmorchis crista-galli

ラテン名: Psygmorchis crista-galli

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こんな感じで、咲いていました。

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息子が見つけてくれた、別株です。

この日は息子と山道を歩きました。帰り際に斜面で見つけたのが、今回紹介するPsygmorchis crista-galliです。

私 「ようやく見つけた!この蘭、前から見たかったんだよね~。」
息子「じゃあ、ダディの撮影を手伝うよ」

撮影に集中できるように、私に近寄って来る蚊を振り払ってくれました。

息子「こっちにも咲いてるよ!」

普段は蘭に興味がない息子ですが、別株を見つけてくれました。

息子「大きな帽子を被って、ドレスを着た女の人みたいだね」
私 「そうだね」
息子「アー、ユー、ハッピー?」
私 「イエス!今日は、これだけで十分。ダディはハッピーだよ」
息子「良かった。ダディがハッピーでないと、僕もハッピーになれないから
私 「撮影の手伝いや別株を見つけてくれて、ありがとう。おかげで、良い思い出ができたよ」

この後、親子でハグ、ハグ。

注: 息子は米人の妻との間に生まれ、普段は英語で会話しています。また、ハグを強要されることがあります。←見た目は日本人で、中身は米人(^○^)

息子と自然散策することが、以前からの夢でした。ですから幼少時から、森に連れて行きました。そして息子も十歳になりました。「あと何年、純粋な気持ちで親を想ってくれるのかな?この瞬間を大切にしなくちゃ」そんなことを考えながら、妻との合流地点へ向かいました。

小株にもかかわらず、割と大きな花を付けます。そのアンバランスさも魅力的だと思います。花の大きさは三センチ半ほどあります。

253ee Pleurothallis sanchoi 5mm

ラテン名: Pleurothallis sanchoi 

253f.jpg

こんな感じで、咲いていました。

自宅から車で、三十分ほどのエリアで見つけました。撮影しようとしたら、雨が降り始めました。雨は強くなる一方で、途中で撮影を断念しました。花の大きさは五ミリほどあります。 

549a Masdevallia marginella endemic

ラテン名: Masdevallia marginella(固有種)

549b.jpg

こんな感じで、咲いていました。

この日は開花している株が見当たらず、唯一見つけたのが初見のMasdevallia marginellaでした(開花株を見つけるのは、容易ではない)。固有種だったので、得した気分になりました。

164a Lepanthes latisepala 5mm endemic

ラテン名: Lepanthes latisepala(固有種) 

164f.jpg

こんな感じで、咲いていました。

縦長でスリムな花を付ける属なので、Lepanthes latisepalaは「太った」印象を受けます。朝夕は寒い、標高2,500メートル以上のエリアで観察できます。花の大きさは五ミリほどあります。

最後の二枚はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


    

コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/