暇つぶしに散策していたら、素敵な蘭が咲いていました!
ラテン名: Aspasia epidendroides
こんな感じで、咲いていました。
家族でビーチに出掛けた時のことです。暇を持て余していた私は、近くの緑地を歩いていました。鳥か蝶でも撮影できたら、と思っていました。
やがて小川が流れているエリアに到達して、この蘭を見つけました。周辺の木には数株が着生していて、どの株も綺麗に開花していました。
「Aspasia epidendroidesは、川沿いの樹木に着生している」とデータベースに記述があることを思い出しました。初見の時も川沿いの大木だったので、こういった予備知識が蘭探しに役立つこともあるのかな、と思いました。
花が上向きに咲いていることが多いので、高い場所に着生していると、撮影はお手上げ状態です(掲載した画像でも、中央の花以外は上向きに咲いている)。
ラテン名: Epidendrum sanchoi
こんな感じで、咲いていました。
長い花茎が伸びて、たくさんの花を咲かせるエピデンドルムの仲間です。冷たい風が吹くエリアだったので、寒さと格闘しながらの撮影でした。
ラテン名: Maxillaria meridensis
こんな感じで、咲いていました。
この属は割と見栄えする種が多いと思うのですが、Maxillaria meridensisは花数が少ないせいか、いまいちな印象を受けます。よく訪問する国立公園の休憩所近くで、「寂しげ」に咲いていました。
ラテン名: Dracontia papillifera(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
ドラコンティア属は、プレウロタリス属からの派生です。学者によっては、ステリス属に分類しているかもしれません。
同国立公園の散策路から、茂みの中に入って見つけました。普通に散策していたら、まず見つけることはできなかったと思います。毒蛇がいるエリアなので、散策路から外れて歩くのは良くないのですが・・・・。
一、二枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
三~六枚目はリコーCX5で撮影
七、八枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。
皆さん、良い週末を!\(^▽^)/
途中で撮影を断念した蘭です!
ラテン名: Lepanthes pygmaea(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
何度も何度も撮影しました。花が三ミリ足らずしかなく、風も吹いていました。オートではピントが合わず、マニュアルに切り替えました。
結局ピンあまの連続で、私の集中力も続かず、断念しました。←マニュアルにしたのが、間違いだったのかも?
ラテン名: Epidendrum brachyclinium(固有種)?
こんな感じで、咲いていました。
田舎道の低木に、多くの花を咲かせていました。多種の蘭が着生しているエリアなので、何度も訪問しています。
しかし問題が一つあります。そこで違法焼却(コスタリカでは当たり前)している人がいて、行く度に煙や不快な臭いが漂っています。
ラテン名: Trichosalpinx ciliaris
こんな感じで、咲いていました。
葉の裏に花を付けるタイプなので、葉の形状を知っていることが前提となります。一枚ずつ裏返しにして、開花しているかを確認していきます。咲いていないケースが圧倒的に多いですが・・・・。花の大きさは三ミリほどあります。
ラテン名: Prosthechea pygmaea
こんな感じで、咲いていました。
プロスセケア属の中では、最小類の花を付けます(一センチ未満)。ですから最初に紹介したLepanthes pygmaea同様に、ラテン名にpygmaeaとあります(英語のpygmyは、小人という意味) 。画像にあるように、花を逆さまに付ける傾向があります。
全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。
息子がアイパッドで描きました。父の趣味の一つに、世界の旅客機の観察があります。昨年、息子は小遣いで、世界の旅客機を網羅した図鑑を父に贈りました(誕生日のプレゼント)。
しかしコロナの状況が悪化し、成田空港に行くことも難しくなりました。それを知った息子は悲しく思って、オリジナルの旅客機を定期的に描いて、父に送ることにしたようです。
息子は来月で十二歳になります。こういった純粋な気持ちを、いつまでも持ち続けて欲しい思います。
皆さん、良い週末を!\(^▽^)/
大勢の観光客が訪問する保護区で、見たかった蘭を発見しました!
ラテン名: Ponthieva maculata
こんな感じで、咲いていました。
地生種でもあり、以前から見たかった蘭でした(初見は三年ほど前)。カラー・バリエーションが存在し、毛に覆われた花、茎が個性的です。花の大きさは三センチほどあります。
私の散策スタイルは、「とにかく人がいる場所を避ける」です。特に観光客が大挙するような人気エリアは、滅多に訪問しません。静かな森林を一人で歩くことが、最高の贅沢だと思っています。
この蘭を撮影したのは、世界的にも有名な保護区でした。人の往来が激しい場所だと、撮影に集中できません。「何を撮影しているのですか?」と何度も聞かれることがあります。
蘭は逃げませんが、野鳥とかだと撮影チャンスを逃しかねません。この時も観光客が幾度も通過し、落ち着いて撮影できませんでした。
ラテン名: Pleurothallis quadrifida
こんな感じで、咲いていました。
初見の蘭とは縁がない状況が続いていましたが、ようやく見つけました。\(^▽^)/極小蘭は接写できないと厳しいですが、ズームでなんとかなりました。
この時、ちょっとイラッとする出来事がありました。撮影していたら、家族連れが近づいて来ました。
地方のマイナーなエリアですが、サイクリングに来る地元民が結構います。お父さんがサイクリングに来たようなのですが、我々の横に来て休憩するのです。迷惑なことに、家族全員がマスクを着用していません。
「周りに誰もいないし、そこら中に休憩できるスペースがある。なのに、なんで近くに来るんだよ!」←独り言
息子も迷惑そうに、顔をしかめていました。
ちなみに、サイクリングに来る地元民ですが、誰一人としてマスクを着用していません!配慮に欠けていると思うのは、私が日本人だから?
ラテン名: Scaphyglottis bilineata
こんな感じで、咲いていました。
こちらも先月に初見でした。過去に撮影したと思っていたのですが、類似種と混同していました。取り敢えず、撮影しておく。大事なことですね。
ラテン名: Masdevallia rolfeana(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
撮影場所は、牧草地へ続く小道でした。周囲に大きな緑地もありません。ただし伐採後にも残された木があり、貴重な蘭を発見できることがあります。「こんな場所に、固有種のマスデバリアが!」花の大きさは七センチ近くあります。
意外な場所で、予期せぬ発見があります。ですから森林伐採、乱獲にも屈せず、蘭探しを続ける自分がいます。
全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。
岩に着生している蘭を、初めて見ました!
ラテン名: Prosthechea livida
こんな感じで、咲いていました。
岩に着生する蘭が存在することは、図鑑の記述で知っていました。「岩に着生?」でも実感が湧きませんでした。
実際に観たのは、四年ほど前になります。巨岩に着生しているのを見つけて、妙に感動したのを覚えています。ただし木の幹に着生していることが、圧倒的に多いようです。
怖い思いをしながら撮影した別株
ちなみに、この蘭の初見、初撮影は冷や汗ものでした。すぐ近くに、大きな蜂の巣があったからです。周囲でブンブン飛んでいたし・・・・(^▽^;)
ラテン名: Epidendrum talamancanum
こんな感じで、咲いていました。
過去に見た目がソックリな、Epidendrum muscicolaを掲載しました。
Epidendrum talamancanumは萼片がわずかに短く、葉の長さ、細さも異なるようです。花のサイズがほぼ二倍(1.5センチほど)あるので、咲いていれば識別できます。
ラテン名: Elleanthus hymenophorus
こんな感じで、咲いていました。
林縁、牧草地に残された木で見かけます。斜面などで、地生していることもあります。この色合なので、遠くからでも目立ちます。
ラテン名: Pleurothallis pruinosa
こんな感じで、咲いていました。
国立公園との境界線にある、低木に着生していました。牧草地にある低木でも見かけます。過去に何度も撮影しているのですが、なかなか鮮明に撮れない「苦手な蘭」です。花の大きさは五ミリほどあります。
最後の二枚のみキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。
撮影の難易度が高い(?)、地生蘭です!
ラテン名: Warrea costaricensis
こんな感じで、咲いていました。
コスタリカで記録されている蘭の九割は、着生種と言われています。Warrea costaricensisは四センチほどの花を付ける地生種で、株は最大で六十センチほどになるようです。
当たり前のように極小類の蘭(ミリ単位の花)を撮影している私にとって、四センチの花の撮影が何故難しいのか?
第一の理由は花茎が華奢で、花がダラリと下を向いてしまうことが多いからです。ですから三脚を使用し、下から急角度で撮影しなければなりません。
第二の理由は虫による被害です。唇弁などボロボロにされます。綺麗に咲いている株を、観たことがありませんでした。
ある日、今にも咲きそうな株を見つけました。ようやく新鮮な花を撮影できると思い、翌朝に出向くと、既に虫がたかっていました!
単純に、巡り合わせが悪かっただけかもしれません。ブログに掲載できる株を見つけるまで、かなりの時間を費やしました。
ラテン名: Epidendrum alfaroi
こんな感じで、咲いていました。
色々な場所で見かける、普通種です。この株を撮影した保護区では、あちこちで着生しています。管理者が散策路を整備した後だったようで、地面に落ちている株も多かったです。
ラテン名: Camaridium haberi(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
保護区近くの道路沿いで、見つけました。近くに食堂があって、そこの経営者が蘭を盗掘して、店前に飾っています(保護区から採集した、と話していた←しかも入園料も払わずに、勝手に侵入する悪人ぶり。そういうこと平然と話せるのも理解できません)。\(*`∧´)/ ムッキー!!
この蘭は固有種ですし、彼に見つかることがないように、と祈りました。人が磔にされているような印象を受ける花?
ラテン名: Stelis crystallina(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
国立公園で見つけました。種の識別が非常に難しい属ですが、同公園にて撮影した画像をネッ上で見つけ、同定することができました。
撮影に使用したリコーCX5は、F値をマニュアル変更できません。ピントが中央部しか合っていないのが、残念でした。パワーショットで撮影すれば良かった・・・・。
着生していた倒木が管理者によって処理されてしまったようで、その後、撮影のチャンスもありません。花の大きさは、三ミリほどしかありません。
最後の二枚のみリコーCX5で撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。
息子と蘭探しすると、いいことがある?
ラテン名: Telipogon leila-alexandrae(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
息子は野生蘭には興味がなく、蘭探しの時は別行動がほとんどです。コロナ対策で、車での外出禁止が続いていました。ようやく規制が緩和され、この日は久しぶりに蘭探しに出掛けました。
目新しい種も見つからず、未訪問のエリアに移動しました。珍しく息子が一緒に蘭探しする、と言いました。野鳥撮影の時もそうですが、やはり共に行動する方が楽しいものです。
雨が降り出す前に見つけたのが、このテリポゴン属でした。
息子「初見の蘭?」
私 「この属は類似種が多くて、識別が難しいんだよね。でも未見種じゃないかな~」
帰宅後に初見、しかも固有種だと判明しました。
私 「初見の蘭だったよ。しかも固有種だったから、嬉しさも二倍!」
息子「やった~」
私 「一緒に蘭を探してくれると、いいことある気がする。以前にも、見たかった蘭を撮影できたの覚えてる?あの時も黄色だったな~」
ラテン名: Specklinia fulgens
こんな感じで、咲いていました。
今にも雨が降り出しそうな空模様で、しかも霧が発生している状況でした。そういう時に限って、初見の蘭を見つけることが多かったりします。急いで撮影し、散策路の出口に向かいました。
ラテン名: Sobralia blancoi(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
蘭の自生地は、よく風が吹きます。この撮影エリアは典型例で、絶えず吹いています。こういった環境でミリ単位の極小蘭を撮影するのは、困難を極めます。
幸いにもソブラリア属は大型の花を付けるので、なんとか撮影できました。過去に何度も書いていますが、この属は「一日咲きの蘭」として知られています。二、三時間で枯れ始める種も存在します。
この株は着生でしたが、地生株もあるようです。花の大きさは十センチほどあります。
ラテン名: Epidendrum vulgoamparoanum
こんな感じで、咲いていました。
太平洋側の低地で、よく見かける蘭です。ビーチの低木にも着生しているので、直射日光にも耐性があるのでしょう。
この株は川辺に着生していましたが、別株をビーチで撮影したことがあります。その時、若い米人女性(大学生?)に、何を撮影しているのかと聞かれました。
私 「蘭、オーキッドです」
女性「オーキッド?なにそれ?」
蘭も知らないの、と正直ビックリしました。
七、八枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。
森林が消失したエリアでも、健気に蘭が咲いていました!
コスタリカは環境保全国と言われていますが、国立公園、保護区以外は酷いもので、まともな森林が残っていません。低地だけでなく、高地まで開発が進み、「はげ山」ばかり目立ちます。
未見種を求めて、新たなエリアを訪問しました。本来なら蘭がたくさん自生している標高だったのですが、株を見つけることさえ困難でした。
プランテーションが延々と続くエリア(←コスタリカの知られざる姿)
なぜなら、森林が全てプランテーションに成り果てていたからです!緑地が見当たらないので、地元民に質問することにしました。
「野生蘭の調査しているのですが、この辺に緑地はありませんか?」
「ないよ。全部プランテーションになってるから。隣町ならあるんじゃないかな~」
森林が消失したことに対して、後ろめたさもない、素っ気ない返答に思えました。
こうして野生蘭が姿を消していきます・・・・
こんな環境で探すのは絶望的だと思いましたが、散策を続けました。しばらくして、道端に切り倒された木を見つけました。枝には蘭がたくさん着生していました。
自然好きの私にとって、これほど残酷な光景はありません。背後に広がるプランテーションを見て、こんなに悲しくなるのは私だけでしょうか?
紹介する最初の二種は、同エリアにて根性で見つけました。いずれもプランテーション沿いの低木に、着生していました。
後半の二種は隣町で見つけました。隣町もプランテーション、牧草地が多いのですが、まだ少し緑地が残っています。
ラテン名: Camaridium horichii
こんな感じで、咲いていました。
コーヒー・プランテーション沿いの低木に、着生していました。コーヒーの産地ゆえに、コスタリカから多くの緑が消えてしまいました。
私は自身のために、コーヒーを一度も購入したことがありません(間接的に自然破壊に貢献した気分になるから・・・・)。過去に、コーヒー好きの父に贈ったことがあるだけです。コーヒーなしでも生きていけるので、残された自然を大切にして欲しい。
ラテン名: Camaridium gomezianum
こんな感じで、咲いていました。
花がバルブや葉で隠れていたので、見つけた時は嬉しかったです。しかも初見でした。興奮も束の間、後ろに広がっているプランテーションを見て、一気にテンションが下がりました・・・・。
ラテン名: Lepanthes lindleyana
こんな感じで、咲いていました。
隣町で見つけました。このエリアでは普通種で、道端の低木に着生しています。雨が降り出したので、急いで撮影しました。花の大きさは三ミリ足らずしかありません。
ラテン名: Oncidium storkii(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
許可を得て入った、私有地で見つけました。この私有地は大型の株が残っていて、希少種も撮影しています。いずれ紹介したいと思います。
オンシジューム属としては小型で、花の大きさは二センチほどあります。この属は黄色に茶色の模様が一般的なので、黄色に緑色の模様なしは新鮮に見えました。
全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。
地上三十数メートルから、この蘭を撮影しました!
ラテン名: Brachionidium polypodium
こんな感じで、咲いていました。
揺れるキャノピー・ブリッジ
森の樹冠部を観察できる、キャノピー・タワー、ブリッジがあります。この蘭は揺れる橋の上で、撮影しました。
地上から三十メートル以上はあったと思うので、下を見ると少し怖かったです。ジッとしていても微妙な揺れがあり、撮影は容易ではありませんでした。見たかった属だったので、嬉しかったです。
Stelis属の一種
こんな感じで、咲いていました。
ステリス属の蘭は、通常ミリ単位の花を多く咲かせます。この種は一センチほどの花を一、二輪のみ咲かせる感じでした。
過去に何度も書いていますが、ステリス属の同定は、専門家でも容易ではありません。同種の画像をネット検索で見つけましたが、やはり種の識別はされていませんでした。
ラテン名: Epidendrum physodes
こんな感じで、咲いていました。
画像では明るく見えるかと思いますが、今にも雨が降り出しそうな空模様でした。土砂降りは勘弁だと思い、散策路の出口に向かいました。
出口付近で見つけたのが、この蘭でした。予想通り雨が降り始めましたが、なんとか撮影に間に合いました。
ラテン名: Pleurothalis janetiae(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
川辺の倒木で見つけました。接写するには、水の中に入る必要がありました。車は駐車場に停めてあり、長靴もありません。
結局、三脚を急角度にして撮影し、濡れるのを回避することができました。この倒木には複数の極小蘭が着生していましたが、咲いていたのは一株のみでした。
全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。
雨の中、これらの蘭を撮影しました!
ラテン名: Brenesia aspasicensis
こんな感じで、咲いていました。
この蘭を見つけた時、雨が降っていました。崖っぷちの木に着生していて、花はそっぽを向いていました。どうやって撮影しようか考えているうちに、どんどん雨が激しさを増しました。
片手は傘を持つのに必要です。葉先をつまんで、花をこちら側に向かせなければ撮影できません。手数が足りないので、車内で待っていた妻に手助けしてもらいました(撮影後、ずぶ濡れ状態)。
見つけた途端に雨が降り出すケースもあり、その度に自分の不運を呪います。(^▽^;)
ラテン名: Epidendrum barbae
こんな感じで、咲いていました。
同じく雨天での撮影でした。霧雨でしたが、強風に悩まされました。標高2,700メートルくらいの場所だったので、寒さで震えながらの撮影でした。
ラテン名: Camaridium paleatum
こんな感じで、咲いていました。
家族でハイキングしていました。ランチを兼ねて休憩したエリアで、たくさん開花していました。雨が降り出したので、まともな休憩時間もとれずに撤退しました。標高2,800メートルくらいの場所でしたので、やはり震えながらの撮影でした。
ラテン名: Campylocentrum brenesii?
こんな感じで、咲いていました。
小雨の中、撮影しました。たくさんの花を咲かせますが、個々の大きさが二ミリ足らずしかありません。傘をさしながらのピント合わせは、困難を極めました。類似種が多く、識別は更に困難を極めます。
一、二枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
三、四、七、八枚目はリコーCX5で撮影
五、六枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。
えっ!こんな場所に、希少な蘭が咲いているとは!
「蘭探しに関して言えば、広大な国立公園や保護区が、ベストとは限りません」先日、そんなことを書きました。今回は、その典型例です。
ラテン名: Lycaste brevispatha
こんな感じで、咲いていました。
蘭好きの方であれば、リカステ属をご存知かと思います。多くの園芸種が存在し、Lycaste brevispathaは、それらの原種です。
過去に何度も書いていますが、大きな花を付ける蘭は、ほとんどが自然界から姿を消しています。この蘭のデータを知り合いの学者に送った時、貴重な発見だと褒められました。d(゚-^*) ナイス♪
Lycaste brevispathaをネットで検索してみて下さい。どの画像も鉢植えで、自生している株の画像は出てきません。コスタリカに限らず、リカステの仲間を自然の状態で見つけることは、非常に困難だと言われています。
緑のカラー・バリエーション?
リカステ属は開花時に、落葉しているのが一般的です(既に葉が生えている株もありました)。
イチジクの大木に着生していて、二十株ほど確認できました。他にもヘテロタクシス属、クイットラウジナ属の株が、たくさん着生していました。
イチジクの木へのアクセスは、こんな感じです。コーヒー・プランテーションへ続く道で、周囲には森林が存在しません。
以前は緑が広がっていて、大木のみ切り倒されなかったのでしょう。こんな場所でも希少種が残っているのですから、蘭探しは奥が深いです。
蘭マニアに見つかれば、たちまち盗掘されてしまう懸念があります。ただ高い場所に着生しているので、大丈夫かとは思いますが・・・・。
ちなみに発見したのは去年の春で、その時は多くの花が枯れ始めていました。今年は二週間早く出向いたため、なんとか撮影できました。
その後、コロナ・ウィルス感染拡大で政府が外出自粛、外出禁止令を出したため、自然散策も我慢せざる得なくなりました。
ラテン名: Camaridium biolleyi
こんな感じで、咲いていました。
通常はそこそこ大きな木に着生し、数十の花を咲かせます。この株は花数も少なく、斜面から自生しているような感じでした。
数十もの花を付けるとゴチャ、ゴチャした印象で、大抵の場合、一部は枯れ始めます。ですから、綺麗に撮るのが難しい種だと思います。
ラテン名: Lepanthes ferrelliae(固有種)
こんな感じで、咲いていました。
レパンセス属としては、大きめの花を付けます(一センチほどで、通常は三~五ミリ)。私有地に続く小道に、たくさんの枝が積まれていました。それらの枝には多数の極小類が着生していました。唯一咲いていたのが、Lepanthes ferrelliaeでした。
ラテン名: Epidendrum odontochilum
こんな感じで、咲いていました。
本格的に蘭探しを始めて、最初に見つけた種です。見た目は地味で、あちこちで自生していました。それでも「第一号」でしたので、夢中になって撮影した記憶があります。自然の一部として、蘭が咲いている。素直に感動しました。
十一、十二枚目はリコーCX5で撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影
蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。
私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。
皆さん、良い週末を!\(^▽^)/