2019/11/22

ネットで野生蘭を販売するな~!!

571a Prosthechea prismatocarpa

ラテン名: Prosthechea prismatocarpa

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こんな感じで、咲いていました。

五センチほどの花をたくさん付けるので、違法販売で定番の蘭です。今夏、ようやく自然に咲いている株を、撮影することができました。私有林で、散策の許可を得ての成果です。

ちなみに蕾を付けた株を見つけ、開花するまで二ヶ月以上掛かりました!その期間、何度訪問したことか・・・・。株が盗まれないことを祈り続け、開花株を撮影できた時の感動、今でも忘れられません。

私は知り合いの蘭学者の考えに共感し、保護活動の手伝いをしています。

地元民は見栄えする蘭を、根こそぎ盗掘します。多くの種が著しく減っているので、彼は「どのエリアに、どんな種が現存しているか」を調査しています。

そして私のようなボランティアがいて、自然の状態で存在する株を見つけては、彼に情報を送ります(画像、GPS、株数、開花時期、標高、周囲の環境など)。

彼はそれらの膨大なデータをプロットして、貴重なエリアを割り出します。後に政府と交渉して、保護してもらうのが主目的です。

この蘭のデータを送った時に、彼から返信がありました。「先日、環境庁に勤めている知人からメールがあった。フェイスブック上で蘭を販売している人物がいるので、調べてくれないか」との依頼だったそうです。

彼が閲覧した結果、販売していたのは野生蘭で、Prosthechea prismatocarpaも含まれていたそうです。販売していた株は全て没収、罰金を課せられたのは言うまでもありません。

コスタリカは自然保護、エコツーリズム国家を謳っていますが、自然に対する国民のモラルは決して高くありません。「国民が一丸となって、自然保護に取り組んでいる」とメディアで報道されたりしますが、大嘘です(笑)。

密猟にしても、当たり前のように行われています。自然に存在する物は、自然の中だからこそ美しい。そんな単純なこと、どうして分からないのでしょうか・・・・。\(*`∧´)/ ムッキー!!

575a Maxillariella guareimensis only found in SA before

ラテン名: Maxillariella guareimensis

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こんな感じで、咲いていました。

この蘭のデータを知り合いの蘭学者に送った時、貴重な発見と言われました。元来は南米種で、中米コスタリカでは最近まで記録がなかったそうです。

574a Stelis gigantea

ラテン名: Stelis gigantea

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こんな感じで、咲いていました。

ステリス属は極小蘭の代表例ですが、ラテン名が示すように巨大な株です。花も二センチくらいあります(通常は三~五ミリ)。上で紹介したMaxillariella guareimensisの近くで、咲いていました。

399a Epidendrum tritropianthum 6mm

ラテン名: Epidendrum tritropianthum 

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こんな感じで、咲いていました。

エピデンドラム属では最小類で、花の大きさは六ミリほどしかありません。牧草地の低木に、ひっそりと咲いていました。

田舎の牧草地、人影もありません。仮に人の出入りがあったとしても、この蘭に気が付く人がいるのかな?「可憐な姿を見せてくれて、ありがとう」

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


来月初旬まで更新できなかもしれません。

    
2019/10/16

息子が撮影に協力してくれた、思い出深い蘭です!

6a Psygmorchis crista-galli

ラテン名: Psygmorchis crista-galli

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こんな感じで、咲いていました。

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息子が見つけてくれた、別株です。

この日は息子と山道を歩きました。帰り際に斜面で見つけたのが、今回紹介するPsygmorchis crista-galliです。

私 「ようやく見つけた!この蘭、前から見たかったんだよね~。」
息子「じゃあ、ダディの撮影を手伝うよ」

撮影に集中できるように、私に近寄って来る蚊を振り払ってくれました。

息子「こっちにも咲いてるよ!」

普段は蘭に興味がない息子ですが、別株を見つけてくれました。

息子「大きな帽子を被って、ドレスを着た女の人みたいだね」
私 「そうだね」
息子「アー、ユー、ハッピー?」
私 「イエス!今日は、これだけで十分。ダディはハッピーだよ」
息子「良かった。ダディがハッピーでないと、僕もハッピーになれないから
私 「撮影の手伝いや別株を見つけてくれて、ありがとう。おかげで、良い思い出ができたよ」

この後、親子でハグ、ハグ。

注: 息子は米人の妻との間に生まれ、普段は英語で会話しています。また、ハグを強要されることがあります。←見た目は日本人で、中身は米人(^○^)

息子と自然散策することが、以前からの夢でした。ですから幼少時から、森に連れて行きました。そして息子も十歳になりました。「あと何年、純粋な気持ちで親を想ってくれるのかな?この瞬間を大切にしなくちゃ」そんなことを考えながら、妻との合流地点へ向かいました。

小株にもかかわらず、割と大きな花を付けます。そのアンバランスさも魅力的だと思います。花の大きさは三センチ半ほどあります。

253ee Pleurothallis sanchoi 5mm

ラテン名: Pleurothallis sanchoi 

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こんな感じで、咲いていました。

自宅から車で、三十分ほどのエリアで見つけました。撮影しようとしたら、雨が降り始めました。雨は強くなる一方で、途中で撮影を断念しました。花の大きさは五ミリほどあります。 

549a Masdevallia marginella endemic

ラテン名: Masdevallia marginella(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

この日は開花している株が見当たらず、唯一見つけたのが初見のMasdevallia marginellaでした(開花株を見つけるのは、容易ではない)。固有種だったので、得した気分になりました。

164a Lepanthes latisepala 5mm endemic

ラテン名: Lepanthes latisepala(固有種) 

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こんな感じで、咲いていました。

縦長でスリムな花を付ける属なので、Lepanthes latisepalaは「太った」印象を受けます。朝夕は寒い、標高2,500メートル以上のエリアで観察できます。花の大きさは五ミリほどあります。

最後の二枚はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


    
2019/09/26

独立記念日に咲いている蘭だって~!?

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ラテン名: Barkeria lindleyana

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こんな感じで、咲いていました。

十五日はコスタリカの独立記念日でした。今回紹介するBarkeria lindleyanaは、独立記念日の前後に開花する美麗種です。

地元では「九月十五日の蘭」と呼ばれています。ピンク、紫、白のカラーバリエーションが存在するようです(白は希少)。 花の大きさは六センチほどあります。

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グアバなどの低木にも着生していて、盗掘されないか心配になります。実際、撮影エリア近くの民家で飾られていました・・・・。\(*`∧´)/ ムッキー!!

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二十以上の花を咲かせる株もあり、見栄えします。

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あちこちに着生していて、遠くからでも目立ちます。この光景を見て、国花の蘭を見つけた日のことを思い出しました。


色合いが似ているせいか、Barkeria lindleyanaを国花と混同する人もいます。花の形、葉の形、偽球茎(バルブ)など明らかに違うのですが・・・・。

今年も独立記念日のパレードを見逃した・・・・。


436a Epidendrum turialvae

ラテン名: Epidendrum turialvae

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こんな感じで、咲いていました。

唇弁に紫色が入ったバリエーションもあるのですが、未だに見たことがありません。ラテン名は発見されたエリア、Turrialba(トゥリアルバ)に因んで?しかしrが一つ足りません。また。bがvになっています。 

560a Specklinia turrialbae endemic

ラテン名: Specklinia turrialbae(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

こちらは発見されたエリア、Turrialba(トゥリアルバ)に因んで令名されたと思います。それだけに上で紹介したEpidendrum turialvaeの名前に関しては、謎が深まるばかりです。

トゥリアルバにあるロッジで、欧米のバーダーを対象に、ガイドをしていた時期があります。当時は、野鳥にしか興味がない人間でした。その頃から蘭探しをしていたら・・・・、と後悔しています。

絶え間なく吹く強風で、撮影には非常に苦労した記憶があります。花の大きさは五ミリほどあります。

531a Jacquiniella standleyi

ラテン名: Jacquiniella standleyi

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こんな感じで、咲いていました。

ジャククイニエラ属はお世辞にも綺麗とは思えませんが、この種は割と蘭っぽく見えます。盗掘の対象にならないと思うので、蘭にとっては幸せではないでしょうか。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


    
2019/09/08

苔の塊をひっくり返したら、可愛らしい蘭が咲いていました!

504a Acrorchis roseola

ラテン名: Acrorchis roseola

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こんな感じで、咲いていました。

蘭探しで一番手っ取り早いのは、倒木や落ちている枝などです。この時は、大きな苔の塊が落ちていました。ひょっとしたらと思ってひっくり返すと、一センチほどの花を付けた蘭が着生していました。

強風が絶えず吹く寒いエリアでしたが、この「小さな発見」で心がほっこりしました。また初めて見る属だったので、それも嬉しかったです。

412a Pleurothallis rowleei

ラテン名: Pleurothallis rowleei

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こんな感じで、咲いていました。

一センチ半ほどの花を、たくさん咲かせます。カラーバリエーションが存在するようで、橙や黄色も観察したことがあります。個人的には、掲載した赤紫のバリエーションが好みです。

194a Elleanthus lentii

ラテン名: Elleanthus lentii

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こんな感じで、咲いていました。

肉団子に、棘が付いているような印象を受けます。この日は特に目新しい発見もなく、帰る直前に見つけました。何も撮影できずに一日を終えるかと思っていたので、救われた気分になりました。

173l Epidendrum lacustre

ラテン名: Epidendrum lacustre

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こんな感じで、咲いていました。

花は七センチ半ほどあり、株が大きいため非常に目立ちます。開花していれば、走行中でも容易に視認できるほどです。

去年の八月に撮影しましたが、この時期でも開花している株があるかと思います。樹冠部に着生していることもありますが、手の届くような高さでも見かけます。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


皆さん、良い週末を!\(^▽^)/

    
2019/07/15

たくさんの花をつける蘭の特集です!

80e Oncidium polycladium

ラテン名: Oncidium polycladium

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こんな感じで、咲いていました。

オンシジューム属は「金色のシャワー」と呼ばれ、たくさんの花をつける蘭の代表格です。見栄えするため、違法販売され、地元民の庭で普通に飾られています。

種によっては、自然の中で見つけるのが難しくなっています。コスタリカは「エコツーリズムの国」として有名ですが、国民の考え方、行動と一致していないのが悲しいところです。

Oncidium polycladiumは低地に自生して、海抜ゼロのエリアでも観察できます。

24a Barbosella dolichorhiza

ラテン名: Barbosella dolichorhiza

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こんな感じで、咲いていました。

識別が困難な場合は、知り合いの蘭学者に質問しています。手持ちの図鑑は一部の種しか掲載されておらず、類似種との見分け方などの解説もありません。

彼に初めて類似種との見分け方を質問したのが、このBarbosella dolichorhizaだと記憶しています。気さくで、親切な素晴らしい方です。彼の人柄もあって、保護活動に協力しています。

563a Pleurothallis colossus

ラテン名: Pleurothallis colossus

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こんな感じで、咲いていました。

プレウロタリス属の中では最大級の葉(長さ二十~四十センチ)をつけますが、花の大きさは五ミリほどしかありません。

ピント合わせが非常にシビアで、微風もあって、何度も何度も撮影しました。それでも満足のいく一枚が撮れていません・・・・。(T△T)

ちなみに、この株は後に盗掘されてしまいました。こういう蘭を狙うのはカジュアルな愛好家ではなく、相当なマニアだと思います。

コスタリカには悪質なプライベート・コレクターが大勢います。ネットで自身のコレクションを公開している馬鹿者さえいます。

知り合いの蘭学者いわく、コレクターの蘭への執着度は、「異常レベル」だそうです。そもそも国花の蘭が、自然界からほぼ根絶やし状態という時点で、国民のモラルを疑います。


187g Camaridium ramonense

ラテン名: Camaridium ramonense

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こんな感じで、咲いていました。

花の大きさは二センチほどしかありませんが、これだけの花数になると見栄えします。唇弁に赤がない株も存在します。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


    
2019/06/15

この蘭を見る度に、初撮影の苦労が思い出されます!

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ラテン名: Warczewiczella discolor

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こんな感じで、咲いていました。

この蘭の存在を知ったのは、とある私有保護区のHPでした。乱獲により、そのエリアでは絶滅危惧種と書かれていました。

初見は私有林でした。ようやく見つけた「ターゲット」の一種でしたが、撮影には非常に苦労しました。枝被り、葉被りが酷くて、満足のいく撮影ができません。

終いには急斜面に立って撮影しましたが、三脚も置けず、体のバランス保持も困難でした。相当な時間を費やしましたが、ブログに掲載できるような画像は得られませんでした。

残念な気持ちで散策を続けると、別株を見つけました。しばらく歩くと、また別株が!この私有林では、普通に自生していることが分かりました(最終的には目線で撮影できる株を発見)。

初見で時間を無駄にしたのが、馬鹿馬鹿しく思えました(その後も他の場所で、苦労することなく撮影しているだけに・・・・)。

最近は地主さんの許可を貰って、複数の私有林での蘭探しが増えています。人の出入りが多い国立公園、保護区より、私有林の方が希少種に出逢えるような気がします。

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ラテン名: Elleanthus  tonduzii

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こんな感じで、咲いていました。

標高三千メートル辺りでも、観察できる蘭です。撮影した場所も約2,900メートルでした。このくらいの標高になると空気が薄いので、散策もシンドイです(歳のせい?)。この属は花が個性派揃いで、蘭には見えないかもしれません。

569a.jpg

ラテン名: Epidendrum myodes

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こんな感じで、咲いていました。

日本のエビネをご存知の方は、親近感がわく見た目かもしれません。撮影しようと思ったら、風が吹き、小雨が降り始めました。最終的には深い霧に包まれ、最初に撮った数枚のみが掲載できるレベルの画像でした。

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ラテン名: Stelis megachlamys

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こんな感じで、咲いていました。

人の出入りが全くない、薄暗い林内で撮影しました。こういう森は何が出るか分からない雰囲気があり、息子は怖がって入りません。(^○^)こういう場所で人知れず咲いてる蘭に、私は魅力を感じます。

三、四枚目のみリコーCX5で撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


皆さん、良い週末を!\(^▽^)/

    
2019/05/25

ありそうでなかった、蘭と雫のコラボです!

528a Lepanthes elegans 8mm

ラテン名: Lepanthes elegans

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こんな感じで、咲いていました。

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中央の水滴は、そら豆の形に見える?

蘭の自生地は、雨が頻繁に降ります。エリアによっては乾季もなく、一年中湿っています。撮影時に雨が降っていることもありますが、過去の画像を見ると、意外と雫が目立ちません。そういう意味で、私的にはレアな一枚となりました。

レパンセス属の中では、割と大きめの花を付けます。花の大きさは八ミリほどあります(平均サイズは三~五ミリ)。ちなみに、この蘭を撮影した場所は多くの木が切り倒され、宅地になってしまいました・・・・。

315aa Epidendrum belloi maybe

ラテン名: Epidendrum belloi?

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こんな感じで、咲いていました。

検索しても、花の画像が出てきません。知り合いの蘭学者が作成しているデータベースでも、イラストのみしか存在しません。

花の色合いが緑っぽいので、樹冠部に着生していたら、容易に見過ごしてしまいそうです。この株は着生している枝が地面に落ちていたので、気が付きましたが・・・・。

508c Tricosalpinx minutipetala

ラテン名: Tricosalpinx minutipetala

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こんな感じで、咲いていました。

類似種が存在するので、知り合いの蘭学者に識別してもらいました。葉裏に咲くタイプなので、葉形を認識できないと、花に気が付きません。花の大きさは五ミリほどあります。

551a Pleurothallis radula endemic

ラテン名: Pleurothallis radula(固有種) 

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こんな感じで、咲いていました。

プレウロタレス属としては珍しく、地生種です(着生しているケースもある)。あちこちで密集状態だったので、踏み付けないように注意して歩きました。赤紫のカラー・バリエーションも存在するようです。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


皆さん、良い週末を!\(^▽^)/

    
2019/05/05

愛は種を乗り越える?見つめ合う二種の蘭!?

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ラテン名: Diodonopsis erinacea

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こんな感じで、咲いていました。

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ラブラブ状態?

食虫植物にも見える(?)、小型の蘭です。ディオドノプシスはマスデバリア属からの派生です。複数種が着生しているのは当たり前ですが、このように隣同士で開花しているのは、初めて見ました。左側は過去に掲載した、Masdevallia nidificaです。


撮影後、二種の蝶が向かい合っているシーンを思い出しました。


0a Camaridium bradeorum

ラテン名: Camaridium bradeorum

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こんな感じで、咲いていました。

大きな株ですが、花は一、二輪しか付かないようです。同属のCamaridium amabileのように多数の花を咲かせれば、さぞかし見栄えすることでしょう。


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ラテン名: Sobralia leucoxantha

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こんな感じで、咲いていました。

一日咲きのソブラリア属の中で、最も頻繁に見かける種です。国道、田舎道の斜面で普通に見かけます。自宅から車で十五分も走れば、自生地に辿り着きます。直ぐに枯れてしまうので、開花直後に撮影したいですね。花の大きさは十センチほどあります。

532a 1cm

Stelis属の一種

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こんな感じで、咲いていました。

ステリス属としては、大きな花を咲かせます(通常は三~五ミリ)。類似種が多すぎて、識別は諦めています。知り合いの蘭学者に問い合わせても、明確な返事が来るかも分かりません。花の大きさは一センチほどあります。

一、二、四、五枚目はリコーCX5で撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


    
2019/04/15

可愛らしい蘭に、ハチドリが来ました!

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ラテン名: Epidendrum schumannianum

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こんな感じで、咲いていました。

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ハイバラエメラルドハチドリと蘭の珍しいコラボです。一瞬の出来事だったので、横から撮れませんでした。

地味系が多いエピデンドラム属ですが、Epidendrum schumannianumは美麗種だと思います。唇弁が人型なので、可愛らしく見えるかもしれません。

当然の如く、民家やホテルの庭で飾られているのを見かけます。ただし、とある国立公園の周辺では、普通に自生しています。直射日光に耐性があるようで、牧草地にポツリと立っている木に着生していたりします。

480a Specklinia corniculata

ラテン名: Specklinia corniculata

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こんな感じで、咲いていました。

宿泊先のロッジで見つけました。往来の多い場所だったので、通行人は不思議に思っていたことでしょう。木の幹をひたすら撮っている、変人に見えたかもしれません。(^▽^;)花の大きさは三ミリほどあります。

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ラテン名: Lepanthes droseroides

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こんな感じで、咲いていました。

レパンセス属の中で、最も頻繁に見かける種です。しかし葉裏に咲くので、知識がない人は絶対に気が付かないと思います。黄色で統一された、カラーバリエーションも存在します。花の大きさは五ミリほどあります。

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ラテン名: Stenotyla lankesteriana

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こんな感じで、咲いていました。

今月の初旬に撮影しました。去年の四月に見つけた時は、花が終わりかけてました。今年は去年より十日早く訪問し、いい感じで撮影することができました。(*^-゚)vィェィ♪

一、二枚目のみキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


    
2019/03/28

これほど苦労して撮影した蘭が、過去にあっただろうか?三年後に奇跡が起きました!

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ラテン名: Huntleya burtii

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こんな感じで、咲いていました。

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全体的な見た目だけでなく、ずい柱、唇弁も個性的?

花の大きさは十二センチほどあり、ワックスのような光沢を持つ不思議な蘭です。違法販売でもよく見かけるので、需要が高いと思います。実際、民家の庭で何度も確認しています。

この蘭の撮影までに、幾多の不運が続きました四ヶ所(国立公園、私有保護区、そのどちらにも属さない地方の森林)で株を見つけ、開花を楽しみに訪問を繰り返していました。

ところが三ヶ所で次々に盗掘にあい、撮影のチャンスが一気に減少しました。低い場所に着生していることが多い蘭なので、非常に目立ちます。それが盗掘の原因なのでしょう。

とある私有保護区では複数の株が残っていて、まだ希望はありました。しかし開花している株を見つけても、既に枯れていたり、色褪せていたり、損傷が酷かったり・・・・。

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この色褪せていた株は、後に盗掘されました。

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倒木の下敷きになっていた株を、引きずり出しました。五つの花を付けていましたが、損傷が酷くて残念でした。近くの木に移しましたが、しばらくして姿を消しました。

「どうして、巡り合わせが悪いんだろう。どうして、こんなにも盗掘する人間が多いのだろう・・・・」何度も何度も心が砕けそうになりました。

この私有保護区の近くでは、違法販売が毎週末に行われています。汗だくになって探し続け、空振りで終わった日のことです。帰る途中、路上販売で綺麗に咲いているHuntleya burtiiを見た時には、悔しくて涙が出そうになりました。

こうして良い結果(綺麗に咲いている株の撮影)を出せないまま、三年ほど経ちました。

今月の上旬に保護区を訪問し、二株に蕾を確認しました。「今度こそ!」と思い、二週間後に再訪問しました。

目的地に近づくにつれ、心臓がドキドキしました。「また盗掘されていたら・・・・。既に枯れていたら・・・・。」

最初の株を目の前にして、私は愕然としました。花どころか、蕾もありません!念の為に地面を確認したのですが、落ちていません。花だけ摘まれたのでしょうか・・・・。

不安な気持ちに包まれながら、二つ目の株を見に行きました。こちらは小さな蕾だったので、開花も半信半疑でした。ところが既に開花していて、しかも色褪せていました(花持ちが良いと聞いていたのに・・・・)。

「また駄目か・・・・。もう何回、この保護区を訪問したのだろう。諦めた方が良いのかも・・・・」絶望感に打ちひしがれ、妻や息子が待つ場所に戻ることにしました。

「また息子がガッカリするだろうな~」妻の繊細な性格を受け継いだ息子は、私が残念な結果に終わると、いつも悲しい表情を見せます。

帰りは別ルートをとりました(念のために他の株も確認)もっとも二週間前に蕾を確認できたのは、二株のみでした。

ところが、奇跡が起きました。蕾すらなかった別株に、綺麗な花が咲いているではありませんか!?「わずか二週間で花茎が伸びて、蕾ができて、開花なんてありえない!奇跡だ!」

三年間に起こった不運な出来事の数々が、走馬灯のように蘇りました。そして達成感で目頭が熱くなり、夢中で撮影しました。

撮影後、携帯に妻からのメッセージがあることに気が付きました。「どんな具合?咲いていると良いね」直ぐに喜びを伝えたかったのですが、携帯が繋がりません。急いで戻ることにしました。

「ダディ、どうだった?」すぐさま息子が心配そうな顔で問いかけます。「ミッション・コンプリート!」\(^▽^)/

いつも私の帰りを辛抱強く待ってくれる妻と息子に感謝し、夜はレストランで乾杯しました。
(≧∇≦)/□☆□\(≧∇≦ )カンパーイ!!

304c 下位群rugosum Epidendrum nutantirhachis

ラテン名: Epidendrum nutantirhachis

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こんな感じで、咲いていました。

地面に開花している株が、落ちていました。よくあることです。着生先を失っても、こうして綺麗に咲いている。逞しいと思いました。撮影後に拾って、近くの低木に移しました。

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ラテン名: Pleurothallis compressa(固有種)

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こんな感じで、咲いていました。

大きな葉とは対照的に、花は五ミリほどしかありません。花茎がダラリと伸びて、花も宙ぶらりんでした。強い風が吹いていたら、撮影は不可能と思える状況でした。小国なのに固有種が多くて、驚かされます。

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ラテン名: Camaridium bracteatum

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こんな感じで、咲いていました。

地方の道端、牧草地にある低木で普通に見かけます。花は三センチほどですが、そこそこ見栄えすると思います。

このタイプの蘭はコスタリカ人にとって、魅力的ではないのかもしれません。違法販売、民家の庭で見た記憶がありません。

大きな花を咲かせる種、枝垂れて多くの花を付ける種、見た目が個性的な種が、盗掘対象という印象を受けます。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


この後、しばらく更新できないかもしれません。

    

コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/