2021/01/26

アメリカトキコウ、タニシトビなど 息子の願いは叶うのか!?

家族旅行特集、その二

息子が見たい(撮りたい)鳥は、某国の国鳥です。そこでは容易に観察できると思いますが、コスタリカでは事情が異なります。

コスタリカ国内の残存数は80~90羽と言われているからです。いくら生息エリアにいるとはいえ、その数では運の要素が強く影響します。

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ホテル近くの草地で、アメリカトキコウ(ダイサギのおまけ付き)の群れを見つけました。

私「ここなら一羽くらいいるかも・・・・」

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草地に姿は見当たりません。

私「木陰で休んでいる群れの中にいるかも・・・・」

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やはり見当たりません。

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私がターゲットの鳥を探している間に、息子が撮影しました。以前より飛翔姿の撮影に意欲的です。飛翔姿の撮影に関しては、息子に先を越された感があります。(T_T)

移動して、今度は農耕地を探しました。

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やはり見当たりません。

私「乾季で水がないから、簡単にはいかないな~」

今度は湿地帯のある国立公園に移動しました。

私「ここが一番チャンスあると思う。過去に何度か観察しているから・・・・」

ところが、湿地に到着してビックリしました。ウジャウジャ水鳥がいるはずなのに、数えるほどしかいません。

たまたま通過したパーク・レンジャーによると、水草が育ち過ぎて、今は数が少ないとか・・・・。マジカ~!?w(゚o゚)w

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タニシトビの若鳥です。どうせなら、漆黒の成鳥が撮りたかったな~。強風が絶えず吹いていて、撮影するのも大変でした。

流石の私も焦りを感じ始めました。明日は見つかりますように・・・・。


翌日はビーチに行く予定となっていました。

ビーチ訪問後、再び農耕地で探すことにしました。

今日も見当たりません。

仕方がないので、働いていた方々に聞いてみました。

私「この鳥を探しているのですが、見たことありませんか?」図鑑を見せました。
農民A「あるよ。雨季に農地が湿ると、よく飛来するから。乾季はほとんど見ないかな~」
農民B「でも、この近くにあるセイバの木に巣があるよ
私「えっ、どこですか?場所を教えて下さい!」

お礼を述べて、巣のある場所に直行しました。

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私「あれだな、きっと。セイバが一本だけあるから」

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ところが巣はあったのですが、鳥の姿は見えません。それどころか、巣の上にイグアナがいました。←直ぐに、いなくなりましたが・・・・。

私「まさか、イグアナが卵を食べちゃって、営巣を諦めちゃったとか?」ガ━━(゚Д゚;)━━ン!

しばらく待ったのですが、移動することにしました。雛がいるわけでもなく、時間的にも飛来する予感がしませんでした。なにより巣にいたイグアナが、全てを物語っているような・・・・?

つがいが近くにいるかもしれないと思い、再び周辺の農耕地を探すことにしました。

四枚目のみキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

次回に続きます。

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2021/01/20

コスタリカの珍鳥と家族旅行

家族旅行特集、その一

冬休みも終わりに近づいたので、旅行に出掛けました。コロナにもかかわらず、ビーチに行きたいという妻の要望があり、不安を感じながらの旅でした。幸いなことに観光客は少なく、十分な距離を保つことができました。

今回の旅行では、ビーチ以外に、もう一つ目的がありました。

ある日、息子が野鳥図鑑のページをパラパラとめくっていました。

息子「ダディ、この野鳥を撮影したい」
私 「どれ?この鳥か~。コスタリカには百羽も存在しないんだよ。しかも乾季の今より、雨季の方が見つけやすい。どうしても見たいなら、この鳥が生息するエリアに旅行してみる?」
息子「うん」

こうして旅が始まりました。

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今回の宿泊先は、「古き良きコスタリカ」的な雰囲気があるHacienda(ハシエンダ、スペイン語で荘園)でした。チェック・インが遅かったので、部屋の撮影などを忘れてしまいました。

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部屋の前で撮影した、ズアカムクドリモドキです。編集ソフトで明るくできましたが、実際は薄暗い時間帯です。

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私は三脚を使用しましたが、息子は手持ちです。シャッター・スピードが1/10なのに、なんとか撮れていました。私なら1/50でもブレてたかも・・・・?

早朝からホエザルがやかましく、目覚まし時計要らずでした

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早朝、夕方にはオジロジカが茂みから出て来ました。このエリアは熱帯乾燥林ですが、熱帯雨林でも稀に見かけます。ただし鬱蒼とした熱帯雨林での撮影は、非常に困難です。

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げっ歯類のマダラアグーチです。カピバラと間違える観光客がいますが、カピバラはコスタリカには生息していません。

臆病なのですが、この個体は妙に人馴れしていました。野外レストランでの朝食時、目の前まで近寄って来ました(野生動物なので、餌を与えてはいけません)。

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アカエリサボテンミソサザイです。全長18センチほどあり、ミソサザイとしては大型種です。互いに羽繕いをして、微笑ましいシーンを見せてくれました。

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部屋の近くで、息子が巣を見つけたようです。

息子「ダディ、ダディ!巣を見つけたよ!カム・ヒア~」←息子は日本語が話せません。妻が米人ということもあり、家庭では英語を使用

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敷地内で六種のインコ類を確認(声のみも含む)しましたが、撮影できたのはキエリボウシインコのみでした。(T_T)

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スノーケリングを楽しみにしていた妻は、予想外の高い波にガッカリしていました。過去の訪問時は常に穏やかだったのに・・・・。乾季なのに、水の透明度もいまいちでした。

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誰かが残していったウミガメです。後に波にのまれてしまいました。息子は横でコガメを作っていましたが・・・・。

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砂浜で休んでいたら、目の前まで近寄って来たカンムリサンジャクです。雑食性が強いので、訪問客が残した食べ物などを期待しているのでしょう。

四~七、十枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

息子が撮りたい(見たい)と思った珍鳥とは?

次回に続きます。

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2021/01/12

未見のシジミタテハを求めて、再訪問したけど・・・・。

昨年の十月、未見のシジミタテハを期待して、お気に入りの蝶スポットを訪問しました。しかしながら、シジミタテハに関して言えば、初見ゼロの残念な結果となりました。


それでも諦めきれず、翌月に再訪問しました。

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ニシキシジミタテハ属、ラテン名: Sarota chrysus 英名: Stoll's Sarota

まだ花は咲いていましたが、初見どころかシジミタテハは、この一頭しか飛来しませんでした・・・・。

飛び去る感じもなく、色々なアングルで撮影することができました。この蝶に慰められた一日でした。(T_T)

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チュー、チューと吸蜜しています。

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正面から見ると、モンスター?

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このアングルで蝶の撮影は初めて?

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初見ではないけど、満足のいく撮影ができました。

下の二種は、ここでは常連のタテハの仲間です。

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キオビマダラ属、ラテン名: Melinaea lilis imitata 英名: Mimic Tigerwing

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トンボマダラ属、ラテン名: Ithomia diasia hippocrenis 英名: Diasia Clearwing

初見のシジミタテハなしで、年越しするのかな。虚無感に包まれた私・・・・。(ノ_<)
翌週、近郊にある国立公園を訪問したところ、ようやく初見のシジミタテハを観察することができました。\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

9 Monethe albertus rudolphus Yellow-patched Metalmark

マルモンシジミタテハ属、ラテン名: Monethe albertus rudolphus 
英名: Yellow-patched Metalmark 

ラテン名がMonethe rudolphus rudolphusから変更されたようです。

高い場所にいたので、鮮明に撮れませんでした。手持ちの図鑑によると、著者は生きた個体を見たことがないそうです。コスタリカでは珍種かもしれません。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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2021/01/05

シロエリハチドリ、ハイバラエメラルドハチドリ、リスカッコウ 息子に私のカメラを使わせてみました!

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。


一眼が不具合を起こして、使えなくなったときのことです。ハチドリの撮影をしていて、息子は横で見学していました。

息子「僕も撮影したいな・・・・。」
私 「ダディのカメラで撮影してみる?」
息子「うん。ありがとう!」

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シロエリハチドリ

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ハイバラエメラルドハチドリ

息子「うわ~、こんなに大きく撮れるんだ!」
私 「花がアクセントになって、いい感じに撮れたね」
息子「カメラ交換して欲しいな~!」
私 「交換って、一眼もう使えないんだけど。修理代も高いから・・・・」←バッテリーが原因だったみたいで(?)、再び起動するようになりました。\(^o^)/

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リスカッコウ

昨日、我が家のバルコニーから撮影しました。久しぶりに一眼で撮影したのですが、ピンあまでした。ISOあげて、もっとSSを稼ぐべきだったと後悔・・・・。(T_T)

「やはり一眼は息子に任せて、パワーショットで撮影しよっと。そうじゃないと、マクロで極小蘭の撮影もできないし・・・・」←独り言

一、二枚目はキャノン・パワーショットSX60HSで息子が撮影
三枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影

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2020/12/30

花鳥風月(第23回)犬二匹をお供に、私有地で散策しました!

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敷地内の滝

家族旅行の際、妻と息子を滞在先のロッジに残し、散策に出掛けました。今回の舞台は私有地で、目的は「ある蘭」が開花しているかを確認することでした。

四年前に訪問した際、その蘭を見つけました。大きな蕾を付けていたのですが、開花する前に帰宅しなければなりませんでした。車で七時間ほど掛かるエリアなので、容易に再訪問できません。非常に残念でなりませんでした。

ようやく再訪問することができたのですが、残念ながら株は姿を消していました・・・・。←懸念していた通り。

しばらく茫然となりましたが、諦めずに別株を探すことにしました。

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林内に入ろうとすると、オーナーの犬二匹が後をついて来ます。「これじゃ、散策に集中できないよ・・・・」(←途中でいなくなったりしたので、最低限の撮影はできました)

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ラテン名: Prosthechea fragrans

芳香で知られている蘭のはずなのですが、匂いに気付きませんでした。高い場所に着生していたから?

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ムナジロマイコドリ

薄暗い場所で、撮影には苦労しました。枝のキノコが可愛らしい?辺りは求愛場だったようで、あちこちで「パチッ、パチッ」と音が聞こえました。

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よく見かける大型のキノコですが、名前が分かりません。

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散策路で、一番目立つ大木でした。どれくらいの蘭が、着生しているのかな~。

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サンショクキムネオオハシ

尾が短くて、カンガルーのようにピョン、ピョン跳ねていました。何があったのでしょう?

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ラテン名: Dichaea panamensis

板根の近くに着生していました。上ばかり見ていると、見逃してしまいます。低地で普通に見かける蘭です。

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葉を見たときに「探し求めていた蘭」かと思ったのですが、バルブ(偽球茎)を見てガッカリ・・・・。それでも貴重なゴンゴラ属です。

結局、林内で別株を見つけることは、できませんでした・・・・。

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ラテン名: Bothrops asper

通称fer-de-lance、最も猛毒なヴァイパーの一種です。低地だと毒蛇がいるので、蘭探しも気が抜けません。

近くに病院もない僻地です。一人で散策していて、咬まれたら・・・・。(ll゚Д゚)

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

いつも、ご訪問ありがとうございます。これが今年最後の投稿になります。皆様、良いお年をお迎え下さい。

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コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/