2019/12/04

ルリノジコ「幸せの青い鳥」と予期せぬ出会いがありました!&ヒメキヌバネドリ「お願いだから、飛ばないでくれ~」

この記事は「早起きふくろうさん」に捧げます。病気に負けないで下さい。

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許可を得て、私有地で蘭探しをしていました。突然、鮮やかな青が視界に入って来ました。しかも複数です。「高地で鮮やかな青?」双眼鏡で確認すると、渡り鳥のルリノジコでした。

図鑑によると、低地から標高1,500メートルくらいのエリアにて生息とあります。低地で観察した記憶しかないので、予期せぬ出会いでした。

ちなみに冬羽は非常に地味で、薄い土色に青い斑点があります。←汚らしい印象さえ受けます。この時(去年の三月末)は北米に戻る直前だったので、美しい姿に変貌していました。

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息子「早起きふくろうさんのために、頑張って撮影しました!」

息子が撮影したヒメキヌバネドリは、ハラハラ、ドキドキでした。撮影しようとした時に、観光バスが迫って来ました(道端で探鳥していた)。

私「驚いて、飛んじゃうよ~」

通過するかと思いきや、我々の前で停車しました。

私「観光客がゾロゾロ出て来たら、飛んじゃうよ~」

するとバスの窓が開き、ガイドらしき人物が話しかけて来ました。

私「静かにしてくれないと、飛んじゃうよ~」

心配しまくりでしたが、幸運にも飛ぶことはありませんでした。それに、息子は外野を気にする様子もなく、冷静に撮影してました。(^▽^;)

全てキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影

「このブログの評価」を使用されて、時折コメントをいただきます。そのコメントに対して、私からは返信できないシステムになっています。ですが、コメントはかならず拝見させていただいています。ご訪問、拍手ポチッ、コメントありがとうございます。

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2019/11/22

ネットで野生蘭を販売するな~!!

571a Prosthechea prismatocarpa

ラテン名: Prosthechea prismatocarpa

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こんな感じで、咲いていました。

五センチほどの花をたくさん付けるので、違法販売で定番の蘭です。今夏、ようやく自然に咲いている株を、撮影することができました。私有林で、散策の許可を得ての成果です。

ちなみに蕾を付けた株を見つけ、開花するまで二ヶ月以上掛かりました!その期間、何度訪問したことか・・・・。株が盗まれないことを祈り続け、開花株を撮影できた時の感動、今でも忘れられません。

私は知り合いの蘭学者の考えに共感し、保護活動の手伝いをしています。

地元民は見栄えする蘭を、根こそぎ盗掘します。多くの種が著しく減っているので、彼は「どのエリアに、どんな種が現存しているか」を調査しています。

そして私のようなボランティアがいて、自然の状態で存在する株を見つけては、彼に情報を送ります(画像、GPS、株数、開花時期、標高、周囲の環境など)。

彼はそれらの膨大なデータをプロットして、貴重なエリアを割り出します。後に政府と交渉して、保護してもらうのが主目的です。

この蘭のデータを送った時に、彼から返信がありました。「先日、環境庁に勤めている知人からメールがあった。フェイスブック上で蘭を販売している人物がいるので、調べてくれないか」との依頼だったそうです。

彼が閲覧した結果、販売していたのは野生蘭で、Prosthechea prismatocarpaも含まれていたそうです。販売していた株は全て没収、罰金を課せられたのは言うまでもありません。

コスタリカは自然保護、エコツーリズム国家を謳っていますが、自然に対する国民のモラルは決して高くありません。「国民が一丸となって、自然保護に取り組んでいる」とメディアで報道されたりしますが、大嘘です(笑)。

密猟にしても、当たり前のように行われています。自然に存在する物は、自然の中だからこそ美しい。そんな単純なこと、どうして分からないのでしょうか・・・・。\(*`∧´)/ ムッキー!!

575a Maxillariella guareimensis only found in SA before

ラテン名: Maxillariella guareimensis

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こんな感じで、咲いていました。

この蘭のデータを知り合いの蘭学者に送った時、貴重な発見と言われました。元来は南米種で、中米コスタリカでは最近まで記録がなかったそうです。

574a Stelis gigantea

ラテン名: Stelis gigantea

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こんな感じで、咲いていました。

ステリス属は極小蘭の代表例ですが、ラテン名が示すように巨大な株です。花も二センチくらいあります(通常は三~五ミリ)。上で紹介したMaxillariella guareimensisの近くで、咲いていました。

399a Epidendrum tritropianthum 6mm

ラテン名: Epidendrum tritropianthum 

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こんな感じで、咲いていました。

エピデンドラム属では最小類で、花の大きさは六ミリほどしかありません。牧草地の低木に、ひっそりと咲いていました。

田舎の牧草地、人影もありません。仮に人の出入りがあったとしても、この蘭に気が付く人がいるのかな?「可憐な姿を見せてくれて、ありがとう」

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


来月初旬まで更新できなかもしれません。

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2019/11/14

やはり十月は、蝶撮影が楽しいかも?

ここ数年は蘭探しに夢中で、蝶の撮影はほとんどしていませんでした。そこで久しぶりに、私のお気に入りスポットを訪問することにしました。十月になると咲く小さな花があって、観察が非常に困難なシジミタテハチョウが飛来します。

シジミタテハの仲間は日本には存在せず、コスタリカには約250種が記録されています。タテハチョウとシジミチョウの中間的な特徴を持った、グループだそうです。葉裏に隠れている種が多く、吸蜜に飛来する時が、観察&撮影のチャンスとなります。

ここで撮影できた、シジミタテハの一部を掲載します。

1a ツバメシジミタテハ属、ラテン名: Rhetus periander naevianus 英名: Periander Metalmark

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ツバメシジミタテハ属、ラテン名: Rhetus periander naevianus
 英名: Periander Metalmark 

ここでは定番のシジミタテハで、いかにも熱帯の蝶といった外見をしています。吸蜜中は盛んに動き、翅をバタバタさせることもあり、撮影には根気が必要です。この日、三頭が飛来したのを確認しています。

2a キンシジミタテハ属、ラテン名: Caria mantinea lampeto 英名: Lampeto Metalmark

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キンシジミタテハ属、ラテン名: Caria mantinea lampeto 英名: Lampeto Metalmark

メタリック・グリーンの部分は、ハチドリの光沢を彷彿させます。吸蜜中はヒラメのように平たくなるので、アングルによっては撮影が困難になります。

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イナズマシジミタテハ属、ラテン名: Lyropteryx lyra cleadas 英名: Lyra Metalmark 

翅の損傷が酷い個体でしたが、ここでは初見でした。別エリアですが、傷のない個体も撮影しています。メスは見た目の印象が異なります(黒ボディに赤い縁取り)。メスを撮影できた時に、再び紹介したいと思います。

4a ニシキシジミタテハ属、ラテン名: Sarota acantus 英名: Simple Sarota

ニシキシジミタテハ属、ラテン名: Sarota acantus 英名: Simple Sarota

モフモフ感が凄く、圧倒的な存在感を誇ります。しかし前翅長が一センチほどの小さな蝶で、肉眼では魅力が伝わらないかもしれません。

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こんな感じで隠れていることが多く、容易に見過ごしてしまいます。

5 ニシキシジミタテハ属、ラテン名: Sarota gyas 英名: Guyanan Sarota

ニシキシジミタテハ属、ラテン名: Sarota gyas 英名: Guyanan Sarota

翅の模様が異なるように見えたので、詳しい方に識別してもらいました。この一枚しか撮れなかったのが、悔やまれます。ご覧のように、表翅は地味です。

以前からSarota acantusとSarota gyasの二種には、疑問を持っていました。図鑑によると、前者は国内の限られた範囲にしか生息していません。しかも亜高山帯のみです。ところが、実際は国内の低地でも観察できます。

後者は私が使用しているデータベース、Butterflies of Americaでは、コスタリカに生息しているか不明と表記されています。今回の撮影で、Sarota gyasがコスタリカにも存在する、と分かりました。

どちらの種も十分な研究がなされていない、ということなのでしょうか?

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

初見のシジミタテハを観たのですが、あっという間に飛ばれ、撮影できませんでした。(T△T)

この花はシジミチョウにも好まれます。次回の蝶記事では、同スポットで撮影したシジミチョウの一部を紹介する予定です。

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2019/11/08

サカツラハグロドリ 野生蘭とのコラボ写真が撮れたけど・・・・(その二)+おまけ

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・・・・花が咲いていませんでした。(T△T)

開花株を見つけること自体が容易ではないので、野鳥とのコラボ撮影は至難の業です。以前にハゲノドトラフサギと野生蘭のコラボを撮影しましたが、やはり花は咲いていませんでした。


ただ一度だけ、奇跡のコラボ撮影に成功したことがあります。コスタリカの国花蘭と、メキシコの国鳥の組み合わせです。

このようなコラボ写真は、私しか撮影したことないと思います。そもそも、国花蘭を自然の中で見つけることが、非常に困難だからです。


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こちらはサカツラハグロドリのメス個体です。普通種で、我が家のバルコニーからでも観察できます。ただし樹冠部にいることが多く、大きく鮮明に撮影できるかは運次第です。


世界で最も有名な猛禽の渡りスポットをご存知ですか?メキシコのバラクルーズ地方です。毎年およそ五百万羽が通過すると言われています。

そして、このエリアから更に南下して行く個体には、複数のルートが存在するそうです。コスタリカのカリブ海沿岸部は一例で、毎年およそ二百五十万羽が記録されているとか。

過去に、縦列で延々と渡って行く、ヒメコンドルを見たことがあります。三十分過ぎても途絶えることなく、観察を諦めたほどです。タカ柱も日本とは桁違いです。

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おまけ画像は、アレチノスリのタカ柱です。

妻 「上、上を見て!」
私 「忙しいんだけど、何?あっ、タカ柱か。こんなの小規模で、大したことないよ・・・・」
妻 「撮影しないの?」
私 「どうでもいい。でも、ブログ用に一枚だけ撮るか」

このアレチノスリのタカ柱は、蝶の撮影に夢中だった時に発生しました。通過して行ったのは、数百単位だと思います。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

この時に撮影していた蝶は、次回に紹介します。

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2019/11/01

面白いコラボ写真が、撮れました!

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火山と○○○○○のコラボ写真です。分かりますか?

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ズームインしました。これで分かりますか?

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息子が撮影した一枚です。○○○○○はナマケモノでした。アレナル火山と、ミツユビナマケモノ♀のコラボ写真です!←無理あるかも?(^▽^;)

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「胸元が痒い!」

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「首も痒い!」

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「脇も痒い!」

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「頬も痒い!」←体毛が苔で、緑に変色しています。

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「お尻も痒い!こんな生活、もう私には耐えられない!」

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かなり距離がありましたが、息子も300ミリで撮影しました。「あんなに遠いのに、鮮明に撮れた~!」と液晶画面で確認して、本人は自己満足に浸っていました。(^▽^;)

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暑い時間帯は、葉陰に移動していました。

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息子だけ噴火、溶岩流を見たことがありません(噴火しなくなったため)。以前に私が手渡した火山石があるのですが、宝箱に入れて保管しています。ゴロゴロ落ちていて、価値もないのに・・・・。

「背が伸びたな~」後ろ姿を見て、そう思いました。子供の成長って、ホントにあっという間ですね。

三、九枚目はキャノンEOS7D+キャノンEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

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コスタリカの野鳥ガイド

在住17年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

10歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/