2020/10/27

花鳥風月(第21回)首都圏にある自然公園で、予期せぬ発見がありました!(前編)

1_202010270427229f5.jpg

自宅から三十分ほどなので、ちょっと自然散策したい時に便利な場所です。自然公園なので、家族連れでも容易に歩ける散策路です(←鬱蒼としたジャングルのような雰囲気はない)。再生林ですが、それなりの規模の緑地が広がっています。

2_20201027042724fa9.jpg

蛇の展示エリア、蝶園などもあります。蝶園はコロナのため、閉鎖されています。もっとも蝶園なんか必要ないと思います。開けた場所、林内で様々な蝶を観察できます。

3a ウラモジタテハ属、ラテン名: Diaethria astala astala 英名: Astala Eighty-eight

3b_20201027042727749.jpg

ウラモジタテハ属、ラテン名: Diaethria astala astala 英名: Astala Eighty-eight

「88バタフライ」として知られている、ウラモジタテハの仲間が開翅してくれました。

3c_202010270427283fa.jpg

いつものように、息子は手乗せに挑戦です。

4a Euthyrhynchus floridanus

ラテン名: Euthyrhynchus floridanus

息子が撮影したカメムシです。ラテン名から分かるように、米フロリダ州にも生息しています。植物にダメージを与える虫を捕食するので、益虫とされているようです。

4b_20201027042732786.jpg

カメムシの撮影を確認している息子です。虫の撮影は、久しぶり?

5a ウラモジタテハ属、ラテン名: Diaethria pandama 英名: Orange-striped Eighty-eight

5b_20201027042734ef3.jpg

ウラモジタテハ属、ラテン名: Diaethria pandama 英名: Orange-striped Eighty-eight

別種のウラモジタテハがいました。

5c_202010270427112d2.jpg

以前に同公園で撮影した時も、手乗せを披露してくれました。息子は手乗せのスペシャリスト~(^○^)

6a キオビアカタテハ属、ラテン名: Hypanartia trimaculata autumna 英名: Reddish Mapwing

キオビアカタテハ属、ラテン名: Hypanartia trimaculata autumna
 英名: Reddish Mapwing

6b_20201027042715e4f.jpg

こちらは以前に訪問した際、蛇の展示エリアにて妻が撮影しました。私は散策路にいて、未だに撮影したことがない蝶です。地元民は蛇を観てるのに、その周辺で蝶を撮影する親子って・・・・?(¬_¬。) あやしい 

7_202010270427165da.jpg

発想は面白いと思いますが、ここで休憩したくありません。臭いそうです。(^▽^;)

8 Justicia aurea キツネノマゴ科

キツネノマゴ科、ラテン名: Justicia aurea  

散策路で一番目につく花です。

9_20201027042721982.jpg

元から存在する高い木には、蘭が着生しています。樹冠部なので、気付く人はほとんどいないでしょう。同公園にて、予期せぬ発見がありました。詳細は後編にて!

六、十一、十二枚目はキャノン・パワーショットSX710HSで撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

更新通知ボタンをメニューに追加しました(PCでの閲覧時のみ)。

関連記事
    
2020/10/21

撮影の難易度が高い(?)、地生蘭です!

1a Warrea costaricensis 4cm

ラテン名: Warrea costaricensis 

1b_20201021011309f3d.jpg

こんな感じで、咲いていました。

コスタリカで記録されている蘭の九割は、着生種と言われています。Warrea costaricensisは四センチほどの花を付ける地生種で、株は最大で六十センチほどになるようです。

当たり前のように極小類の蘭(ミリ単位の花)を撮影している私にとって、四センチの花の撮影が何故難しいのか?

第一の理由は花茎が華奢で、花がダラリと下を向いてしまうことが多いからです。ですから三脚を使用し、下から急角度で撮影しなければなりません。

第二の理由は虫による被害です。唇弁などボロボロにされます。綺麗に咲いている株を、観たことがありませんでした。

ある日、今にも咲きそうな株を見つけました。ようやく新鮮な花を撮影できると思い、翌朝に出向くと、既に虫がたかっていました!

単純に、巡り合わせが悪かっただけかもしれません。ブログに掲載できる株を見つけるまで、かなりの時間を費やしました。

2a Epidendrum alfaroi

ラテン名: Epidendrum alfaroi

2b_20201021011300f52.jpg

こんな感じで、咲いていました。

色々な場所で見かける、普通種です。この株を撮影した保護区では、あちこちで着生しています。管理者が散策路を整備した後だったようで、地面に落ちている株も多かったです。

3a Camaridium haberi endemic

ラテン名: Camaridium haberi(固有種)

3b_202010210113031ee.jpg

こんな感じで、咲いていました。

保護区近くの道路沿いで、見つけました。近くに食堂があって、そこの経営者が蘭を盗掘して、店前に飾っています(保護区から採集した、と話していた←しかも入園料も払わずに、勝手に侵入する悪人ぶり。そういうこと平然と話せるのも理解できません)。\(*`∧´)/ ムッキー!!

この蘭は固有種ですし、彼に見つかることがないように、と祈りました。人が磔にされているような印象を受ける花?

4a Stelis crystallina endemic 3mm

ラテン名: Stelis crystallina(固有種)

4b_20201021011306eef.jpg

こんな感じで、咲いていました。

国立公園で見つけました。種の識別が非常に難しい属ですが、同公園にて撮影した画像をネッ上で見つけ、同定することができました。 

撮影に使用したリコーCX5は、F値をマニュアル変更できません。ピントが中央部しか合っていないのが、残念でした。パワーショットで撮影すれば良かった・・・・。

着生していた倒木が管理者によって処理されてしまったようで、その後、撮影のチャンスもありません。花の大きさは、三ミリほどしかありません。

最後の二枚のみリコーCX5で撮影
残りは全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

蘭の分類は非常に複雑で、種名が複数存在することも珍しくありません。昔の属名が現在でも普通に使用されていたりします。属名、種名に関しては、下記のサイトを参考にしています。


私が参照しているデータベース「Epidendra」ですが、データの消失により、現在リンク切れになっています。

関連記事
    
2020/10/14

当初の目的を忘れて、撮影しちゃいました!

去年の八月のことです。この日は探鳥に出掛けました。ところが目的地近くの道端で、多数の蝶を見つけました。キク科のアゲラタムに群がり、周辺には少なくとも百頭はいたと思います。

1_20201014143242017.jpg

こんな感じで、あちこちにいました。

2 Ithomia patilla and Pteronymia aletta agalla Aletta Clearwing ボカシスカシマダラ属

左: トンボマダラ属、ラテン名: Ithomia patilla 英名: Patilla Clearwing
上: ボカシスカシマダラ属、ラテン名: Pteronymia aletta agalla 英名: Aletta Clearwing 
 
3 Ceratinia tutia dorilla Tutia Clearwing トラジマスカシマダラ属

 トラジマスカシマダラ属、ラテン名: Ceratinia tutia dorilla 英名: Tutia Clearwing 

4 Ithomia heraldica heraldica Heraldica Clearwing トンボマダラ属

トンボマダラ属、ラテン名: Ithomia heraldica heraldica 英名: Heraldica Clearwing

5 Mechanitis polymnia isthmia Polymnia Tigerwing  トラフトンボマダラ属

トラフトンボマダラ属、ラテン名: Mechanitis polymnia isthmia 
英名: Polymnia Tigerwing 

これらの蝶は普段、薄暗い林床にいます。ですから、撮影が容易ではありません。アゲラタムや類似種のユーパトリウムで吸蜜している時が、撮影の大チャンスだと思います。

五種を撮影しましたが、ジックリ観察したら、別種がいたかもしれません。「あっ!今日は探鳥するはずだったのに・・・・」朝の貴重な時間を、「無駄」にしてしまいました。(^▽^;)

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

関連記事
    
2020/10/07

久しぶりに、バルコニーから探鳥してみたら・・・・(後編)

前回の続きです。

1_20201007132143546.jpg

コンゴウクイナ

バルコニーからの探鳥リストで、コンゴウクイナは「heard only」でした。丘の下には川が流れているので、声は何度も聞いていました。ここまで上がって来るとは、思いませんでした。自宅からクイナの観察って、贅沢かも(ヤマセミも観察できるし)?

2_20201007132144c73.jpg

サカツラハグロドリ

3_2020100713214589f.jpg

オオツリスドリ

距離があるので、鮮明には撮れませんでした。この木には様々な鳥が飛来します。首都圏では見る機会がない、ワライハヤブサも同じ木にて確認しています。


4_20201007132147139.jpg

シマクマゲラ

このシマクマゲラは、数年前にバルコニーから撮影しました。この日も撮影したのですが、背景が曇天で、ブログにアップできるレベルではありませんでした。

キャノン・パワーショットSX60HSで撮影

久しぶりのバルコニー探鳥&撮影でしたが、前回紹介したヒメキンヒワ、コンゴウクイナは予想外でした。コスタリカでは珍種のアメリカムシクイを二種観察したこともあり、自宅からの探鳥を侮るなかれ?

関連記事
    
2020/09/30

久しぶりに、バルコニーから探鳥してみたら・・・・(前編)

外出の制限が厳しかった頃、二階のバルコニーから探鳥しました。私が住むコミュニティは小高い丘にあり、周辺には緑地や川も存在します。

ですから首都圏とはいえ、多数の野鳥を観察できます。バルコニー探鳥での累計は、120種ほどになっています。まめに探鳥すれば、もっと増えるかもしれません。

1a_2020093000470224b.jpg

1b_2020093001042614b.jpg

ヒメキンヒワ♂

1c_20200930004704e3c.jpg

ヒメキンヒワ♀

図鑑ではvery uncommon表記になっていて、珍種の部類に入ります。理由は籠鳥としての需要が高く、個体数が著しく減少したからです。違法と知りつつ野生種を捕獲し、販売するのは許せませんね。\(*`∧´)/ ムッキー!!


予期せぬ嬉しい発見でしたが、綺麗には撮影できませんでした。その後、草地が刈られてしまったので、姿を見ていません・・・・。

2_202009300047061b3.jpg

ハチクイモドキ

首都圏で観察できる野鳥としては、もっとも熱帯種らしい外見?ラケット状の尾も含めると、四十センチ以上になります。モドキと付ける、ネーミングセンスが酷すぎます・・・・。

3_20200930010427f4f.jpg
ハイバラエメラルドハチドリ

国内で最も普通に観察できる、ハチドリです。

全てキャノン・パワーショットSX60HSで撮影

後編に続きます。

関連記事
    

コスタリカの野鳥ガイド

在住18年目。プライベートでは、主に野生蘭のデータ収集(保護活動の手伝い)、撮影をしています。

11歳の息子(デビューは5歳)が撮影した野鳥、虫なども掲載しています。

12年ほど続けてきたヤフーブログから、引っ越して来ました。

健康上の理由で、以前のように長時間パソコンできなくなりました。ですからコメント欄は、閉じてあります。

リコー社(当時はペンタックス社)のポータル・サイトで執筆したコラム、「PURA VIDA!」のアドレスです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/archives/tsuyuki/